初日はマヌエラ・カラスコ。
フアン・ビジャールの歌うマルティネーテからシギリージャはアンティゴーナのイメージで。黒い衣装。いつもの神ぶりがみられないのは舞台上の音響の悪さか。
コロスに引き続きエストレメーニョのマラゲーニャ。コロスのファンダンゴ・デ・ウエルバからタラントは真紅の衣装。
続くペレはソレアとブレリア・ポル・ソレアをミックスで。純白の衣装のマヌエラがコロスとともにあらわれてのアレグリアス。
パンセキートもセルネータのソレアから。コロスはロマンセ。音響か発声か、はたまた歌詞と曲のバランスがわるいのか、歌詞が聞き取れないので、狂言回しであるべきコロスの役割を果たしていない。
紫のバタ・デ・コーラ。コーラ取り去り捨てたのはメデアの子殺し?パンセコの歌は朗々と。だが、あの鬼のような瞬間は舞い降りなかった。風格と存在感。それだけでよしとするべき?
マヌエラには余計な物語や凝った衣裳は不要。いろんな試みよりもいかに彼女を引き立てるかを考えた作品作りが必要だろう。
0 件のコメント:
コメントを投稿