2021年5月16日日曜日

ヘレスのフェスティバル10日目その2メルチョーラ・オルテガ『フラメンカス・デ・ペリクラ』

 メルチョーラのソロ作品。

往年のナイトクラブでショーをしているような、そんなイメージ。ユーモアを交えて、エンターテイナーとしてのメルチョーラの魅力を発散。

©Javier Fergo Festival de Jerez

彼女を伴奏するのが、ピアノの菊池舞を始め、ギターのアントニア・ヒメネス、クラリネットとアコーデオンとサンフォーニャを演奏するエレナ・ヒメネス、パルマ/コーラス/バイレのロシオ・ソト、レジェス・マルティンと全員女性なのがミソ。
赤いコルドベスを手に歌うタンギージョで始まり、アコーデオンでのファルーカ、ピアノ伴奏のサンブラ

©Javier Fergo Festival de Jerez

ゲストのピリ・オガージャが恋は魔術師風の踊りを踊ったり、

©Javier Fergo Festival de Jerez

メルチョーラがマントンまとってカンテス・デ・レバンテを歌ったり、マントン回して!カンティーニャ歌ったり。ソレア・アポラー?、トナー、シギリージャなど、盛りだくさんな内容。

©Javier Fergo Festival de Jerez

©Javier Fergo Festival de Jerez

最後は楽しくパソドブレなどもあり、楽しく幕を閉じました。

ヘレスのフェスティバルで、日本人がメインの公演以外に日本人が出演したのは菊池さんが初めてかも。素敵でした。


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後日談。今日、ラジオに出演したメルチョーラが、悲しいことは普通にいっぱいあるじゃない、だから私は楽しい舞台にしたいの、って言ってたのにすごく納得。彼女が舞台で楽しんでいるのを見てるみんなも楽しい。そんな舞台だったのでありました。


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