2022年5月23日月曜日

第3回全日本フラメンココンクール大阪予選/カンテ部門、バイレ部門

今週末、土曜日にスペイン大使館で開催される決勝を前に、5月22日土曜日には、全日本フラメンココンクール大阪予選が行われました。

こちらは来年、開店20周年となるというタブラオ、Mi Vidaで観客を迎えての開催でした。感染防止のため、観客席からのハレオ、掛け声は禁止されていましたが、東京では審査員からのみだった拍手に、観客席からの熱い拍手が加わり、ライブ感が出たように思います。来年は、東京でも、参加者の方々の渾身のパフォーマンス、皆さんに見ていただけるようになりますように。

さて、今回、大阪ではカンテとバイレの予選が同じ日の午前と午後に開催されました。

大阪生まれの東京育ちとしても、大阪は、東京は、と大雑把にまとめるのは良くないとは思うのですが、全体的に、大阪の参加者は自分をアピールする力が東京の方たちよりも長けているように思いました。また、踊りの参加者全員がパルマを入れていたのも印象的です。

結果はすでにこちらに発表されていますが、個々の参加者の方々のパフォーマンスに対する志風個人の感想を記していきます。東京予選のもの同様、この意見、感想はあくまでも志風個人のものであって、他の審査員や主催者とは関係ありません。

カンテ部門

1。佐藤真寿美 アレグリアス 決勝進出/声が前に出ている。ボカリサシオン、口をしっかり開け動かしての発音が必要? 発音(RとL  など)、リズム、音程、より完璧を目指したい。

2。松林由美 タランタ/非常に声量がある。メロディはちゃんと追えている。が、発声法ゆえなのか、ミュージカルかなにかのように聞こえてしまう。

3。浜地妙子 ファンダンゴス・デ・ウエルバ/叩きつけるような怒鳴るような。無理矢理感あり。歌詞の内容と表情表現もリンクしていない。

4。西浦知実 マラゲーニャ/メロディを追おうとしているがカクカクしている。リガール、繋げることを心がけては?またリブレの曲でもコンパスはあるので自由勝手にしていいということではない。

5。田村めぐみ ソレア 決勝進出/声は前に出ている。発音、コンパス、ともによりよくできるはず。

6。岡村佳代子 ティエントス・イ・タンゴス 決勝進出/声がよく出ている。熱唱型。熱く歌いすぎて、ティエント独特の粘りや下降感はあまり感じられない。

バイレ部門

1。幸田愛子 ソレア・ポル・ブレリア 決勝進出/かなり若い人だと思うが上手。野生的なフラメンコを志しているよう。上目遣いがちょっと気になる。いろんなスタイルのフラメンコをも学んで欲しい気もする。

2。田中幸真 ソレア/これも若い人だが彼も上手。真正面向きすぎだとか(正面に対してちょっと斜めに構えると奥行きが出て立体的に見える)、緊張しているのか表情がずっと堅いままだったりはしたものの、これからどんどんもっともっと上手になる人だと思う。将来に期待大。

3。岸田瑠璃 ソレア・ポル・ブレリア 決勝進出/攻撃的な感じ。靴音にムラがある。衣装の趣味がいい。

4。島村志野 タラント/タラントらしい装いで、タラントの世界を表現しようという意欲はある。

5。鬼頭雪穂 シギリージャ 決勝進出/黒いツーピースで、自分のシギリージャを探してる感じ。表現にいいところがある。ちょっとアグレッシブ?

6。北村亜紀子 アレグリアス/シレンシオも入れて真面目に取り組んだよう。

7。岡村怜美 アレグリアス/全体は笑顔、シレンシオではシリアスな表情と、平版にならないよう工夫している。

8。宇根由佳 ソレア・ポル・ブレリア 決勝進出/靴音がきちんと全部ちゃんと、音ムラなく聞こえる。全体的に安定している。

9。関口知世 アレグリアス/バタとマントン。非常に忙しい振り付けで、体操のように順番を必死に追っていて全体的に雑な感じで、アルテの領域までまだいってない。もう少し、シンプルな振りにして余裕を持って動けるようにするといいのかも。

10。浅倉和子 アレグリアス/ポーズの形はきれい。だが、バタにはまだ慣れていないようで、うまくさばけてないし、足も安定していない。

11。橋爪潤子 ソレア/衣装のあしらいがいい。後半、ロクーラ、狂気を思わせるような爆発。

12。大久保知穂 ソレア/一生懸命な感じだが、足もパルマもまだまだ。

13。石田久乃 アレグリアス 決勝進出/板付から始まる、赤いツーピースでのアレグリアス。表情も、体の使い方もよい。アレグリアスらしいパセオ、舞台上での歩くなどの動きもよく、こちらのオレを引き出す。



2022年5月19日木曜日

第3回全日本フラメンココンクール東京予選/カンテ部門

 5月18日、全日本フラメンココンクールのカンテ部門の東京での予選が行われました。

これが日本で初めてのカンテコンクールです。

フラメンコ舞踊やギターのコンクールはこれまでにも様々な形で開催されてきました。現在も開催されているものにはマルワ財団のコンクールがありますね。が、カンテのコンクールはこれが最初です。(フラメンコ協会の新人公演は賞は出ますが、コンクールではない、とうたっています)

舞踊コンクールとしてはじまった全日本フラメンココンクールの主催者にカンテのコンクールを、と熱望する声が届き、それに応えたということですが、東京予選の参加者は舞踊部門と同じく21人。それだけまたれたコンクールなのでしょう。

舞踊予選の時も書きましたが、コンクールはフラメンコの道程における一つの通過点にすぎません。結果はあくまでもその時のその人のパフォーマンスをその時の審査員がどう評価したか、ということであって絶対的なものではありません。でも、コンクールに向けて努力したことや、コンクールで、今回は観客はいなかったものの、審査員の前で緊張の中、歌う、ということは、これからのその人のフラメンコ人生にとってきっとプラスになることと思います。

こういう風に言うと、失礼に聞こえるかもしれませんが、想像以上にレベルの高いものでした。とりあえずの形が整っている人が多く、細かい音程やコンパスは外す方もいらっしゃいましたが、それはスペインのペーニャなどでのコンクールでも往々起こりうることです。反対に、発音や歌の内容を把握しているかに疑問が残る方が多かったように思います。耳がいい方ならスペイン語が分からなくてもフラメンコが歌えるということはありうるとは思いますが、歌うためにはスペイン語を勉強するべきではないかと思います。

今回の予選参加者について思ったことなど、以下に記します。あくまでも志風個人の意見感想であり、他の審査員や主催者とはまったく関係がありません。   

1。近藤裕美子 シギリージャ/4分という時間制限のせいか、サリーダなしのシギリージャ。が十分に準備できてはなかったようだ。発声、イントネーションに難あり。鼻の前あたりに歌っているような感じ。モノマネしているような嘘っぽい感じがするのはなぜだろう。

2。松岡恭子 ティエント/緊張しているのか声が前に出てこない。スペイン語がカタカナぽく、r、p、二重子音、アンダルシア訛りのdの欠落なども、dは意識上にないと不自然に聞こえるのではないだろうか。

3。川島桂子 ソレア 決勝進出/歌の理解が深く、今自分が何を歌っているのか、どういう風に歌うべきか、などすべてわかった上での歌。真似ではなく自分の表現になっている。強弱をうまく使い、ダイナミックさも出している。

4。土井康子 ファンダンゴ 決勝進出/椅子に手をかけたって歌うパケーラ風。最初の歌い出しのメロディがはっきりせずご詠歌みたいになってしまったのは曲選びの問題か。時に音程外すところがあるものの声は前によく出ている。二つ目の歌から余裕、調子が出てきたようだ。最後、歌詞忘れて歌い直したのは残念。

5。中山えみ子 カンティーニャス/声量がない。音楽的な意味での音程、リズムはいいのかもだが、フラメンコのコンパスの躍動感がない。発音、特に rの巻き舌、発声に努力の余地あり。

6。磯部博子 ソレア/音程、発音ともに難あり。何を歌っているのか理解していないような感じ。両手を胸のあたりで忙しく動かしているのは自信のなさからだろうか。全体的に無理しているような感じ。

7。園田礼子 ソレア/カタカナで歌うフラメンコ。この人が考えるフラメンコを演じているのだろうが、カリカチュアにしか見えない。音程も発音もだが、古い録音をたくさん聴いて真似するなどするといいかもしれない。

8。斉藤江美 カディスのタンギージョ/低い声でゆっくり目に歌う。声が前に出ているのがいい。お祭りの曲だし、もう少し楽しそうでもいいように思う。声質から、ティエントなどの方が合うかも?などとも思わされた。

9。松橋早苗 カーニャ 決勝進出/カンテソロでのカーニャとは思えないスピード。よく分からない音を挟んだり、ラメントが階段みたいな感じだったり、カーニャの持つしっとりした感じとかが感じられなかった。歌い上げるのでなく、叫ぶみたいな感じにも抵抗がある。

10。熊谷善博 ソレア 決勝進出/サリーダからアフィシオンを感じさせる。声の調節でのニュアンスづけも良い。

11。井上泉 ミラブラー 決勝進出/声が前に出ているし、うまい方なのだが、いかんせん、平版。もっとマティサール、ニュアンスをつけて、ダイナミックに聞かせてほしい。

12。三枝雄輔 アレグリアス 決勝進出/サリーダなしで目一杯歌を詰め込んだのも時間制限のせいだろうか。リズムもいいし、曲も歌詞もよく理解して歌っているので、もう少し余白があったほうが、より聴かせる歌になったのではないだろうか。

13。許有廷 マラゲーニャ 決勝進出/声も出ているし、うまいのだが、こなしているという感じで、どこか表面的というか、これが好きでこう歌いたいと思っているみたいなものが見えてこない。

14。遠藤郷子 ソレア 決勝進出/声に力、説得力があり、曲全体も見えているという感じ。ダイナミックに歌っている。

15。中里眞央 シギリージャ 決勝進出/声が前に出ているのはいいのだが、ちょっと無理しているというか、吐くような発声と投げつけるような歌い方がちょっときになる。

16。川村麻利子 アレグリアス/パルマで始まる。カタカナぽくちょっとカクカクしている。1番目と2番目のレトラで声が違うのはなぜ?無理な発声なのかな?

17。金田多津子 シギリージャ/声がこもっている。それもあるのか、無理に力を入れて音程をはずす。力入れすぎているのでは?

18。上田真由美 アレグリアス/誰かの真似をしているのか、芝居掛かった感じ。音程はそれほど悪くないのだが、ベタベタしたパルマがちょっときになる。パルマが苦手なら、自分の太ももを叩句などして拍子をとったほうがいいかと。

19斉藤克己 タンギージョ 決勝進出/曲をよく理解しており、歌詞の意味も方向性もちゃんとわかって歌っているからよく伝わる。グラシアでみせた。

20。永積祐二郎 マラゲーニャ/丹念にメロディを追っていこうとしているのだが、発声に問題あり、またカタカナぽく聞こえる。どんな歌をどんな風に歌いたいのか、ということと同じように自分の声や歌い方はどんな曲に向いているのかを知ることも重要なのでは?と思わされた。

21。彦坂百合 アレグリアス/多分ギター伴奏をよく聞きすぎるのだろう、音が遅れる。声は出ているし、こう歌いたいという気持ちがあってその意図自体は悪くないので上達する可能性大。







2022年5月16日月曜日

AMI &渡部純子「Reencuentro再会」

 ホセとパストーラ親娘が出演中のガルロチで、ガルバン親娘のバックを務めているミュージシャンたち、ガジ、ミゲル・ラビ、パコ・イグレシアスと日本人ダンサーが共演する公演も3回行われ、その3回目が5月15日に開催された。

AMI蒲田厚子と渡部純子。80年代後半にスペインにわたり、セビージャでは同じ先生に習ったこともあるベテラン二人。90年代にはコルドバのコンクールで優勝したAMIとバルセロナのタブラオのレギュラーだった渡部。長いスペイン生活で、フラメンコの表現に欠かせない、スペイン人の感情の機微もつかんでいる彼女たちが二人でつとめた舞台は、ラビのカラコール風サンブラ、ガジのマルティネーテからの二人で踊るシギリージャによるプレセンタシオン、ガジのカンテソロ(タラント/タンゴ)、バルセロナが長かったせいか、カルメン・アマジャぽいブラソが所々に出てくる渡部のソロ、タラントと続いてからのAMIのグアヒーラ。これが超絶品。涙が出るほど素晴らしいものだった。

ガジが歌うカンシオン(後で聞いたら、スペインが誇るシンガーソングライター、ジョアン・マヌエル・セラットの曲だそうだ)で始まり、その間、舞台に足をかけ、扇子を開いたり閉じたり。グアヒーラの歌が始まると水を得た魚のように踊るAMI  。振り付けを踊っているのでなく、歌を、グアヒーラという曲そのものを踊っている。扇子を使って遊ぶような振りがあったり、表情や仕草も優雅さ、それもグアヒーラの世界ならではのコロニアルな、どこかのんびりして自由な雰囲気の中の優雅さやユーモアも見せながらの自由自在。芯がちゃんとしているからの自由さ。コルドバで賞を取ったのもこの曲だったけど、あの頃のグアヒーラも思い出させてくれながらもより自由で、余裕があって、品格がある。スペインでこの曲を得意とする踊り手たちにも見てもらいたい、そんな風に思うくらいすばらしかった。素晴らしすぎて涙が出てきた。

第2部はラビのカンテソロでマラゲーニャ、渡部の中折れ帽を使ったアレグリアス、AMIのソレアでフィナーレのブレリアへという構成。



渡部はタブラオにレギュラー出演していただけあって、観客とのコミニュケーションがすごい。ちょっとした仕草で観客をつかんでしまう。実は、35年前一緒にスペインに渡った彼女が、マノロ・マリンやホセ・ガルバンのクラスに通っていた時代を知っているせいか、80年代後半のホセっぽい感じがすごく感じられて感慨深かった。またAMIのシギリージャに彼女が習っていたアンドレス・マリンのブラソのくせみたいなのを感じたり、と、勝手にノスタルジーに浸っていた私だったのでありました。





2022年5月15日日曜日

第3回全日本フラメンココンクール東京予選/バイレ部門

 5月14日、東京、高円寺の小松原庸子スペイン舞踊団スタジオで、第3回全日本フラメンココンクール、バイレ部門の東京予選が行われました。

今回は無観客で行われましたが、2018年の第1回、2019年の第2回に引き続き、審査員を務めさせていただき、日本のフラメンコ熱を改めて感じさせていただきました。

年齢等一切の制限のない、このコンクール、若手からベテランまで21名の踊り手たちの全力投球での熱演、見てるこちらも力が入ります。

審査員全員での審査、話し合いの結果、約半数の方が5月28日土曜日にスペイン大使館のアウディトリオで開催される決勝に進まれる事になりました。進出者の方々、おめでとうございます。

スペインでもコルドバやラ・ウニオンを始め、多くのコンクールを見てきましたが、いつも思うことは一緒です。コンクールは最終結果ではなく、過程の一つでしかないこと。結果は、その日その時のパフォーマンスをその時の審査員がどう評価したか、ということでしかなく、絶対的な評価ではありません。

昨日の予選でも、緊張や体調などにより実力が発揮できなず、決勝に進めなかったいう人もいるかもしれません。でも、コンクール出場のために稽古を積んで努力してきたことがすべて無駄になるわけではありません。それまでの努力や緊張の中、慣れない場所で踊ったことはその人のこれからのフラメンコに必ずプラスになるはずです。

今回の出場者のパフォーマンスについての私個人の簡単な感想を記します。これはあくまでも個人的な印象で、他の審査員の方及び主催者とは全く関係がありませんん。

1。青木千鶴子 カーニャ/5分の時間制限ゆえなのだろうか、カーニャとは思えないスピードでまるでソレア・ポル・ブレリアのよう。カーニャらしい、しっとりした趣や優雅さの表現が欲しい。曲選びは難しい。

2。伊藤千紘 ソレア・ポル・ブレリア 決勝進出/ちゃんとした感じ。真正面向きがちの体を斜めにするなどでよりダイナミックさを作れそう。

3。松木晶乃 アレグリアス/楽しそうに踊ろうとしている気持ちは伝わる。基本をきちんと積み重ねていくことが大切。後半の方が良かった感じ。

4。後藤春美 ソレア/ソレアの“タメ”を上手に表現していたと思う。ただ、同じような仕草が続いたりするのは逆効果では?

5。本多清見 シギリージャ 決勝進出/強力なパルマに支えられているがシギリージャの何を表現したかったのか、曲への理解と表現はより深められるのではないか。

6。畑中美里 アレグリアス/緊張のせいか、気持ちが急いている感じ。花を落とすのはアクシデントだけど、昔セビージャのタブラオでは罰金だったともいうし、飛ばさない努力は必要。スカートももっと広がる方が踊りやすく魅力的では?

7。橋爪靖恵 ソロンゴ/オレンジ色のマントンが美しい。クラシックな振り付けはいいのだから、踊り手がもっと一つ一つの振りの意味を理解しひとつひとつ大切に踊っていけばもっと良くなるはず。

8。篠崎穂香 バンベーラ/真正面向きすぎな感じ。少し斜めに構えた方が奥行きが出てより美しく見えるはず。

9。鈴木旗江 シギリージャ 決勝進出/カホンで始まるシギリージャ。シギリージャという曲を理解し、自分のシギリージャを作り上げているという感じ。装いも表情も全て自分のシギリージャを表現するためにうまく使っている。

10。山下美希 アレグリアス 決勝進出/ちょっと忙しい? 演技するような感じもあるが、もう少し口角上げて笑顔でアレグリアスらしさを演出するともっと良くなるのでは。

11。平林夏々子 アレグリアス/赤いバタ・デ・コーラにマントン。フラメンコは力仕事ではなくアルテ。かと思うとくにゃくにゃしたりもして自分の表現が定まっていない感じがする。

12。手下倭里亜 アレグリアス 決勝進出/バタ・デ・コーラにマントン。基本に忠実で、しっかりアレグリアスらしさを表現しているのはさすが。

13。岩楯颯来 アレグリアス 決勝進出/レトラの時に足を入れないのがいい。顎を引いて踊っている時間が長いのが少し気になる。衣装はスーツの中のシャツを白にするだけでも多少、アレグリアスらしくなるのでは。将来有望。

14。角谷のどか アレグリアス 決勝進出/ブラセオが上手なのがいい。足ももう少し頑張ればすごくいいはず。

15。山本秀子 アレグリアス 決勝進出/表情をよく考えてパフォーマンスをしている感じ。振り付けの細かいところまでもっと丁寧にひとつずつ終えていけばもっといい。

16。木村麻樹 アレグリアス/サパテアード、回転、ブラセオ。基本をしっかり学び、曲についての知見を高めていく必要があるのではないかと思う。

17。藤川淳美 アレグリアス /バタ・デ・コーラにマントンの王道アレグリアス。表情もいいのだが、惜しむらくはマントン。もう少し厚手の、持ち重りする白いマントンの方が良いのではないか。薄手の軽いマントンだと軌跡も美しくない。

18。渡辺なおみ アレグリアス 決勝進出/自分のフラメンコはこれ、という自信があるような感じ。

19。吉田芽生 アレグリアス 決勝進出/板付、首の位置、もっと考えてもいいのではないか。バタ。自然な表現を

20。清水真由美 ティエント/サパテアードに強弱をつけてニュアンスが出ているのがいい。ただ、ティエントという曲で何が表現したかったのかがわかりにくい。

21。関 真知子 ソレア 決勝進出/緑色の美しいバタ。優雅なソレア。 






2022年5月12日木曜日

マドリード・フラメンコ、フェルナン・ゴメス劇場以外での公演

マドリード、フラメンコでは、フェルナン・ゴメス劇場以外でも公演があります。トロンボのは子供とその付き添いの大人向けのコンパスのクラス的なもの、フアン・パレデスのは素人もみんな一緒に踊ろう、というもののようです。

劇場だけではないフラメンコの楽しみを見つけてくださいね。


 ○ロス・モリーノス

514(土)13時と18時『エル・コンパス・フラメンコ、エル・コンパス・デ・コラソン』

[出]〈b〉トロンボ

[場]エスパシオ・アビエルト・キンタ・デ・ロス・モリーノス アウディトリオ            

○コンデドゥーケ

527(金)2030分『ソナ・アコルドナダ』

[出]〈g〉ラウル・カンティサノ、〈ビデオジョッキー〉ロス・ボルブレ

[場]マドリード コンデドゥーケ アウディトリオ

○カハ・デ・ムシカ

528(土)13

[出]〈c〉ホセ・バレンシア

529(日)13

[出]〈c〉サンドラ・カラスコ、〈g〉ダビ・デ・アラアル

[場]マドリード アウディトリオ・カハ・デ・ムシカ

○その他

515(日)12時『マスカラーダ』

[出]〈b〉サラ・カレーロ、〈c〉ヘマ・カバジェーロ

[場]マドリード・リオ プリンシパド・デ・アンドーラ橋

515(日)13

[出]〈c〉フアン・ホセ・アマドール、ガブリエル・デ・ラ・トマサ、ホセ・デル・カジ、サウル・キロス、フアニャリート、エル・ポラ

[場]マドリード・リオ パサレラ・デ・ラス・ボラス、パサレラ・デ・ラス・アグアス・デル・カナル・イサベルII

515(日)12時『エル・ルンボドロム』

[出]〈b〉ホセ・マヌエル・アルバレス

515(日)13時『フラメンコ、パラ・トドス』

[出]〈b〉フアン・パレデス

[場]マドリード エセナリオ・サン・イシドロ

515(日)1930

[出]〈b〉ルシア・アルバレス“ラ・ピニョーナ”

[場]マドリード パラシオ・デ・クリスタル・デ・ラ・アルガンスエラ

○タブラオ、カフェなど

514(土)13

[出]〈c〉ナイケ・ポンセ

[場]マドリード カフェ・シルヤブ

521(土)13

[出]〈c〉イスマエル・デ・ラ・ロサ

[場]マドリード コラル・デ・ラ・モレリア

529(日)13

[出]〈c〉マリア・メスクレ

[場]マドリード タブラオ・デ・ラ・ビジャ

[問]www.festivalflamencomadrid.com

2022年4月29日金曜日

マドリード・フラメンコ2022

マドリードのフラメンコ祭のプログラムが発表された。

2年ぶり?にこのフェスティバルを立ち上げたアンヘル・ロハスが監督に返り咲き、意欲的な舞踊作品を中心に、カンテやギター、インストゥルメンタルとフラメンコの様々な顔を堪能できることだろう。






フラメンコ・マドリード

5/11(水)〜13(金)第31回スペイン舞踊とフラメンコ振付コンクール

[場]マドリード フェルナン・ゴメス劇場サラ・ギラウ

514(土)20時『センサシオナル・マノ・ア・マノ』

[出]〈c〉アントニオ・レジェス、ペドロ・エル・グラナイーノ

[場]マドリード フェルナン・ゴメス劇場サラ・ギラウ

515(日)20

出]〈c〉マイテ・マルティン[場]マドリード フェルナン・ゴメス劇場サラ・ギラウ

518(水)20

[出]〈c〉ロサリオ・ラ・トレメンディータ、ヘマ・カバジェーロ、クリスティアン・デ・モレ、〈b〉エル・ジージョ

[場]マドリード フェルナン・ゴメス劇場サラ・ギラ

520(金)20時『エル・ソンブレーロ』

[出]〈b〉エステベス・パーニョス・イ・コンパニア

[場]マドリード フェルナン・ゴメス劇場サラ・ギラウ

521(土)19時『ファリャ3.0』

[出]カメラータ・フラメンコ・プロジェクト

[場]マドリード フェルナン・ゴメス劇場サラIII

521(土)1930

[出]〈b〉ホセ・カルロス・アベシージャ

[場]マドリード フェルナン・ゴメス劇場エスパシオ・ラ・セタ

521(土)20時『アンティポダス』

[出]〈b〉フロレンシア・オス

[場]マドリード フェルナン・ゴメス劇場サラ・ギラウ

522(日)20時『クルセス』

[出]〈b〉ホセ・マヌエル・アルバレス

[場]マドリード フェルナン・ゴメス劇場サラ・ギラウ

5/25(水)20時『トリアーナDF.』

[出]〈g〉ホセリート・アセド、ゲスト〈g〉ラファエル・リケーニ、〈c〉アルカンヘル、〈b〉パストーラ・ガルバン、ラファエル・エステベス

[場]マドリード フェルナン・ゴメス劇場サラ・ギラウ

526(木)2030分『コンテネドール・デ・スエニョス』

[出]〈b〉アンダンサス舞踊団

[場]マドリード フェルナン・ゴメス劇場サラ・ハルディエル・ポンセラ

527(金)20時『セール、ニ・コンミーゴ、ニ・シン・ミ』

[出]〈b〉メルセデス・デ・コルドバ

[場]マドリード フェルナン・ゴメス劇場サラ・ギラウ

527(金)2030分『ソニケテ』

[出]〈piano〉アントン・コルテス

[場]マドリード フェルナン・ゴメス劇場サラ・ハルディエル・ポンセラ

27(金)22時『コン・ペルミソ』

[出]〈perc〉ダニ・ボニージャ、〈c〉クリスティーナ・トバル

528(土)19時『クエルポ・ノンブラード』

[出]〈b〉パウラ・コミトレ

[場]マドリード フェルナン・ゴメス劇場サラIII

528(土)20時『バイレス・エクストラーニョス』

[出]〈b〉ホセ・マルドナード、リタ・ノウテル

[場]マドリード フェルナン・ゴメス劇場サラ・ギラウ

529(日)20時『30アニョス。ラス・ムヘーレス・カンタン・アル・ミト』

[出]〈c〉レメディオス・アマジャ、モンセ・コルテス、ラ・カイータ、ラ・ファビ

[場]マドリード フェルナン・ゴメス劇場サラ・ギラウ

[問]https://www.teatrofernangomez.es/programacion/vi-flamenco-madrid

2022年4月1日金曜日

セビージャ野外での無料公演ソナ・フラメンカ

 4月から5月にかけて、20世紀半ばに活躍したフラメンコ・アーティストにちなんだ無料公演がセビージャ市内で開催されます。



記者会見、市長を囲んで


◇ソナ・フラメンカ

4/1(金)21時『チョコラーテの思い出に』

[出]〈c〉ルイス・エル・サンボ、フェリパ・デル・モレーノ、アグヘータ・チーコ、イバン・カルピオ、〈g〉ホセ・ガルベス、〈palmas〉チチャリート、マヌエル・タローテ

[場]セビージャ ポリゴノ・ノルテ リオ・デ・ハネイロ広場

47(木)21時『ペパ・ラ・カルソナの思い出に』

[出]〈c〉ローレ・モントージャ、エセキエル・モントージャ、トリアーナ・プーラ(エル・パティ、エル・ココ)、〈g〉マヌエル・ベガ“パティ”、エウヘニオ・イグレシアス、〈piano〉ディエゴ・アマドール

[場]セビージャ ポリゴノ・スール

422(金)21時「カルメン・ラ・デル・ティティの思い出に」

[出]〈b〉パストーラ・ガルバン、カルメン・レデスマ

[場]セビージャ マドレ・デ・ディオス

520(金)21時『ビスコ・アマテの思い出に』

[出]〈c〉マヌエル・ヘレーナ、〈VJ〉ロス・ボルブレ 

[場]セビージャ パルメーテ

521(土)21時『トラガパネスの思い出に』

[出]〈c〉ロメリート・デ・ヘレス、ヘスース・エレディア、〈b〉カレーテ・デ・マラガ

[場]セビージャ トーレブランカ

[問]icas.sevilla.org