今年はビエナル期間中だったこともあって、全部見るのに数日かかり、感想アップするのにもう一度見ようと思ったらもう期間外で、見直しができていません。なので気になって何度か見返したものはあるものの、今回の感想はほぼファーストインプレッション、初見での感想。なんで勘違いしているところもあるかもしれません。そういう時はご指摘くださいね。
カンテは発音、音程、コンパスが基本のき、スペイン語も学んだ方が絶対いいです。その後は、どんなレトラをどんな順番で歌うか、というのも 考えてみてもいいかも。あと衣装、歌は聴くものだけど、舞台で歌うなら、やはりビジュアルも大切。フラメンコ衣装は必須じゃないけど、フラメンコ衣装着るならきちんと着て欲しいと思います。
舞踊はとにかく姿勢が気になる人が多かった。上手な人でもずっと下向いていたり、首が埋もれてしまったり。また足と腕だけで踊っているように見える人も多い、足と腕は胴体と繋がっている、胴体も使って踊るということを理解していないのか、胴体が使えていない人も多い。基本は大切。美しい立ち姿はそれだけでオレなんです。衣装が黒で、バックが黒だと見づらいので、これはちょっと考えた方がいいかもですね。照明を明るめにするとか。バックは黒にしないとか、なんか考えるべきかも。これは主催者側の問題なのかな?それとも照明も出演者が指定しているの?コンクールじゃなくて公演だから曲ごとに照明の工夫とかもある程度聞いてくれるのかな。
と色々と厳しいことも言いますが、スペインから遠い日本でこんなにもフラメンコを愛し、一生懸命フラメンコを表現しようとしている人がたくさんいることにはいつもながら感動です。あなたのそのフラメンコ愛が日本だけでなく、スペインも含めた、フラメンコそのものを支えているのです。
1日目
カンテを本気で歌うならスペイン語の勉強は必須。
発音、いつもいう日本人が不得意なrとlは特に気をつけるべきなことは言うまでもないけれど、アンダルシア弁もカタカナで覚えずスペイン語で覚えるべき。発音していなくてもそのdやsはそこにあるのだ。その意識も大切かと。
あと今回初めて思ったのは姿勢。マイクを意識してか前のめりに歌っている人もいたのだけど、肩を下ろし胸を開いてこそちゃんと声が出るのでは。また衣装。フラメンコ衣装じゃなくてもいいのだけど、それを着るならちゃんと着て欲しい。マントンの付け方も今はネットでもたくさん見られると思う。
C-01 グラナイーナ メディア・グラナイーナ
スタンダードをちゃんと学んで丁寧に歌っている感じはいい。スペイン語がこなれていないのと時々微妙に音程外すのは多分自覚もあるだろうから歌い込むことで直ってくるかも。
C-02 ルンバ アフィシオン賞
パワフルにドラマチックにしっかり役になりきって歌っている。存在感もある。
C-03 ソレア
気持ちが先行してしまってている感。コンパスにあてはめようという気持ちからかかえってガクガク、不自然な感じになっているような。ギターに合わせるのでなく、ギターは合わせてくれるので自分で引っ張って歌っていけばいい。音程、発音ももっと気をつけるべき。
C-04 グラナイーナ アフィシオン賞
アフィシオンは伝わる。スペイン語はこなれているとは言えないが、伸ばした音のところなど雰囲気がある。
C-05 マラゲーニャ
なめらかでなくどこかカクカクした感じ。
C-06 グアヒーラ
上手。英語の歌かミュージカルかなんかを歌っていたのかな、っていうちょっとした癖はあるけど、強弱つけてメロディもちゃんと歌っている。カンシオン的なものじゃないフラメンコフラメンコな曲も聴いてみたい。
C-07 アレグリアス
スペイン語ができて歌詞の意味や歌の方向性も理解して歌っているのがわかるけど、時々音程がズレるのは残念。
C-08 ブレリア 準奨励賞
コンパスやセンティードをこの年齢でこれだけ掴んでいるというのはすごい。ただ歌い出しは良かったけどその後、音程がかなり不安定なのは残念。これだけ歌えるなら、レトラの組み合わせ方ももう少し考えてもいいかも。スタンダードなブレリアを中心にしてカンシオンは後半に入れて変化つけるとか。
C-09 カンティーニャス
歌詞の発音、言葉の切り方、音程など難は色々あるのだけど、こういうふうに歌いたいという気持ちは出ている。rosa Navarraなどrの巻き舌の登場するレトラ選んだなら徹底的に巻き舌特訓すべき。
C-10 シギリージャ
音程が不安定なところなど課題はいっぱいあるが、とにかく声をまっすぐ前に出していてシギリージャの中に入って行っている感じ、感情の込め方などがいい。
C-11 シギリージャ
発声が日本民謡風なとこあり。カタカナで歌っているような感じ。スペイン語の勉強をお勧めします。
C-12 ファンダンゴ・ナトゥラレス
不自然。発音がはっきりしないのでレトラがこちらの耳に入ってこない。マントンの付け方もおかしい。
C-13 ブレリア・ポル・ソレア
はっきり発音していてリズム感もあり、プロの歌という感じ。が音程の揺れがちょっと気になる。
C-14 ハレオ・エストレメーニョス
こういうのが好きで歌いたいという気持ちからかちょっと前のめりな感じ。ちょっと引いて落ち着いた感じで軽く歌うところと歌い上げるところなどメリハリつけると良いかも。Robasteやtorreのrの巻き舌、頑張りましょう。
C-15 ブレリア・ポル・ソレア
声はフラメンカぽいといえないこともないけれど。出だしから音程外し、ずっとそのまま。気持ちはあると感じさせるのだけど、音程はとても大切。また歌詞を途中で止めるのはなぜだろう。ちゃんと最後まで歌ってほしい。
ギター
ギターは思うような音を出すだけでも簡単にはいかないし、プロを名乗るにはフラメンコのあらゆる曲を熟知し、歌伴奏舞踊伴奏もできないと、ソロでは基本自作の曲と、すごくハードルが高いジャンルなので大変なのは理解していますが、ギターも歌も踊りもコンパス大切。ソロだからと言ってなんでも自由にしたらフラメンコじゃなくなっちゃいます。フラメンコ協会のギター部門ならやっぱりコンパス、何より大切にしてほしいかと。
G-1 タランタ
たどたどしくもタランタの雰囲気を表現しようとしているのには好感。ただリブレの曲でもコンパスはあります。その流れをしっかり意識して、全体を見渡すといいのでは。また今できないことは無理してやらず回避してできることだけで曲構成してもいいのではないかと思います。
G-2 ソレア 奨励賞
つまびきの音は綺麗に聞こえるかもだけれど、一つのパートを終わるたびにたち止まってしまい、全体のコンパスの流れに穴があいてしまい、凸凹道みたいになってしまっている。止まるというか、間を空けてもいいけどその時にもコンパスがちゃんと回っているようにするべきかと。
舞踊
日本のフラメンコ舞踊に欠けているのはコロカシオン、正しい姿勢、姿勢を意識することではないかと思います。サパテアードはできてるように見えても、姿勢がちゃんとしていないとフラメンコにみえません。日本の教室では基本の姿勢を教えるところがあまりないのかな。胸を開く。顎をあげる。首のラインを意識する。それだけでもずっと美しく、フラメンコに見えるんじゃないかなという人が多くいました。また身体全体のコーディネート、体幹の意識なども必要です。個人的には複雑なサパテアードよりも、正しい姿勢、上体の美しい動きの方に感動することが多いです。回転やぶらその基礎練も大切ですね。あと歌を踊る、歌を聴いて反応する、対話するように踊るというのも大切。最初は教わった振りを再現するので精一杯というのもの理解できるけど、意味はわからなくてもどういう方向性で歌っているというのは伝わるはずなのでそれを聴いてほしいと思います。あとたくさん見る。そうすることで自分の中にイメージができる。引き出しが増える。今はできなくてもイメージすることで近づくことができるのではないかと思います。
群-01 ロマンセ 準奨励賞
フォーメーションなど非常に工夫しているのはすごくいいのですが、曲のアクセントが踊りと音楽で乖離してるように思うのですが? 気のせい?かと思って数回見返したのですが、なんか納得できず。ミュージシャンたちと踊る人たちの間に共通理解がなかったのかなあ。私が知らない、タイプのロマンセだったのかもしれませんが、よくわかりません。もう一度見て確認したいところです。
B-53 タラント
板付きで始まる最初の姿勢、真正面じゃなく斜めに構えた方が奥行きが出るのでは? シンプルな振りを丁寧に踊ろうとしているけれど、手を伸ばしたらその先までに意識がゆくようにしてもいいかと。
B-54 ソレア
緊張のあまりかもしれないけど、足は足、ブラソはブラソでバラバラになっているような。体全体で踊る、身体全体の動き、特に胴体をどう使うかを見直してみるといいのでは。長い腕は武器になると思う。
B-55 アレグリアス
体操のように振りをなぞるのではなく歌を聴いてフラメンコを踊ることを目指したい。一人で突っ走るのではなく、歌やギターはあなたを支えてくれる仲間だということを忘れずに。一つ一つの動きの意味や方向性を考えよう。
2日目
B-1 シギリージャ
プロの方かな。曲のシリアス性も理解しての黒い衣装、振り付け、表現と思うし、及第点はクリアしてると思う。回転はもっと上達できるかもですが好感を持ちました。
B-2 グアヒーラ アフィシオン賞
曲に合わせた白に赤をあしらった南国風の衣装にアバニコで軽やかに。技術もあるし表情つけたりもしていて良い。あとは音楽との関係がもっと密になるといいかも。
B-3 シギリージャ
黒い衣装に白いフレコのマントンといういでたち。大曲に真摯に向き合っているという感じ。首が落ちてしまう時があるのは惜しい。マントンもあるので、首埋まってしまう。
B-4 ソレア
自分のソレアを踊ろうという気概はいいし、気持ちも入っていると思うが、靴音も揃わないし回転で姿勢が崩れる。踊るための基本をきっちりやってからでも遅くない。
B-5 カーニャ
大ぶりのマントンを使って黒い衣装で。カーニャをソレア・ポル・ブレリアのスピードで踊るの流行りなのかもだけど、カーニャらしいしっとりした感じが欲しいし、カーニャにマントンは伝統でもあるけれど、新体操のようにマントンを使うとその意味があまり見えない気がする。
B-6 ソレア
黒い衣装で丁寧に踊っている。全体的に硬い印象は緊張からかも? ブラソとマノがちょっとバラバラに見えたりするのは衣装が黒いせいで白い手が目立つというのもあるけど、手がブラソの延長線上にあるという意識があまりないのかもとちょっと思った。
B-7 ソレア アフィシオン賞
黒い衣装に白い刺繍のマントン柄のジャケット。自分の表現をしようという気持ちは見えるけど、歌を踊ることよりも自分のサパテアードを優先している感じ。またスカート、太ももがみえるほどあげるならエナグアつけましょう。
B-8 シギリージャ
黒い衣装に白いフレコのシージョというシンプルな衣装。動きが見えにくい。ってこれはビデオや照明の問題か。舞台が大きいのに踊りが小さいというか、もっと舞台いっぱいに使って動いてもいいのではないかと思います。あと、首がちょっと前傾しがちかな。暗い曲だからずっと下見るとかなくていいです。
B-9 カーニャ
黒い衣装にベージュに多色花柄のマントン。カーニャらしさを意識はしてるけど、姿勢、特に首の位置、マントンの扱いともにまだ勉強の余地あり。
B-10 ファルーカ
ベージュのジャケットにタイトなスカート。歌の代わりにバイオリン、というのはありだけど、踊りの始まりがタンゴというのはなぜ? またタイトなスカートで動きづらそう。もう少し短くするか、巻きスカート、スリット深く入れるなどすればいいかも。ベルトというか、スカーフをウエストに巻くとかもいいかも。回転多用しているけど研究必要。
B-11 アレグリアス
踊るのが楽しいという感じはいいし、曲にもあっている。フラメンコは楽しんだものがちですね。
B-12 シギリージャ
赤いフレコがついた黒っぽい衣装に赤いエナグア。気持ちはありそうだけど姿勢も前屈みになったり、コンパスも不安定になったり。その気持ちを表現するためにも基礎練大切。
B-13 ソレア
真紅の衣装。立ち姿が綺麗。特に最初の方の横向きでの美しい形が印象的だが、その姿勢がキープできればもっと良かっただろうし、回転や足など技術的にはまだ成長の余地ありかと。
B-14 ソレア
黒い衣装にジャケット。この丈の短い上着、かっこいいんだけど、腕を短く見せ、また動きも綺麗に見えなくするような気がします。気持ちに技が追いついていないところあり。姿勢、足、ブラソ、全体の形のチェックなど基本強化で、より自分の理想に近づけるかと。
B-15 ソレア
黒い衣装に紺のシージョ。歌を聴いてゆっくりとマルカールまでは良かったのですが、靴音ずれます。コンパスしっかりしないと気持ちがあってもフラメンコとして成立しません。最後が合えば途中はどうでもいいとならないように、丁寧さを心がけるといいのでは?サパテアード練習にメトロノーム使うとか、歌を聴き込むとかコンパス強化の方法、色々試してください。
B-16 ソレア
黒い衣装に赤紫?のシージョ。こういうふうに踊りたいというのはあると思うのだけど、技が気持ちに追いついていない。マルカールは歌を踊るもの。てか、フラメンコ舞踊は歌を踊ってなんぼだと思うので、しっかり聴きましょう。あとサパテアードがカクカクしてる。なめらかに聞こえるようにしていきたい。また顎引かない方が形が綺麗に見えると思います。全体の形も意識しましょう。
B-17 アレグリアス
ビセンテ・アミーゴのポエタのアレグリアスのメロディで舞台に登場。踊っている人は気持ちよさそうだけど、姿勢からして棒立ちというか、表現のための技術が不足。身体の使い方、回転、足…全ては基本をしっかりやってこそ。
B-18 ソレア
ボディがマントン、袖が水玉柄の衣装に赤い花と靴でアクセントが効いている。体を真っ正面に向けがちだが、斜めに構えた方が奥行きが出て立体的に見えると思う。これは彼女だけに限らないが、せっかくの大きな舞台、大きく使う工夫もほしい。コンパネ2、3枚の中でほぼ完結は勿体無い。
B-19 シギリージャ
黒い衣装に白刺繍のマントンシージョ。黒に黒で踊りがよく見えない。腕は肘の上ではなく肩の付け根から意識した方が長く綺麗に見えるのでは。シージョに埋もれてしまってルかんじ。肩から首の線の美しさも大事かと。普通の白いシージョとかの方がスッキリ見えたかも。
B-20 シギリージャ
黒いブラウス、黒地に花柄のスカート。ブラソ、マノの使い方が個性的。特にギターのコンパスに合わせたマノが印象的。ただ、ふとした時に気が抜けて無防備になっている感じのことがあるので、振りとして考えたことで、自然に出てくるものではないように思う。ならとことん作り込むべきかも。身体の使い方、回転、舞台の歩き方などはまだもっとよくなると思う。
B-21 シギリージャ
黒い衣装に白刺繍のマントン。肩上がるのは癖かな、肩上げて首下げるのは美しくないです。回転、漫然と回るのではなく方向性/根拠、どこに向かうのかなぜそうするのかを考えるなど、強化できると思います。スカート上げすぎないように。太もも見えるのはアウトです。
B-22 ソレア
紫か紺?の衣装に黒いj縁取り。頭に赤い花。自分でイメージを持って踊っているだろう感じ。真面目にちゃんとやっている感じもある。反対に言えばこなれていない。セビジャーナスの最初の腕の動きのような基本の動きでもいろんな色彩がつけられると思う。工夫するのも面白い。
B-23 タラント
バーガンジーの衣装にベージュのシージョ。タメや静止が多かったり、肘が直角みたいになったり、とちょっと個性的。個性的であることは悪いことではないけど、あえてフラメンコらしさを消そうとしているということでもなさそうだし、よくわからない。
B-24 ソレア 奨励賞
黒い衣装に、白刺繍のシージョ。歌を踊ることを大切にしていることが伝わる。歌を聴いてその”タメ”にしっかり合わせて、足は入れるけど最小限。で、その後のところも歌の余韻を残すような感じでいい。スカートを上げた時のバランスが良くないように思えるのはエナグアがボリュームすぎるからかな。後半、気持ちが先走って前のめりになっている感じもなかったではないように思うが、フラメンコ性も実力も十分。受賞も納得。
B-25 ソレア 準奨励賞
黒の白いラインの入ったワンピース、肩章の付いた、闘牛士インスパイア?デザインのチャケティージャ。自分でイメージあって踊っているのかな、と思うところと、学んだ振りをそのままなぞっているのかなと思うところ両方あるような。メリハリつけるのはいいけど、雑に見えてしまうと損かも。あと胴体の使い方も考えてみてもいいかと。
B-26 シギリージャ
黒い衣装に青のシージョ。力入っている感じだけど、なんかふんわりゆるくやってるように見えるところもある気がする。サパテアードのリズムと音色を安定させ、歌をもっと聴いて、歌を踊るを意識していくといいかも。
三日目
B-27 アレグリアス
赤いバタに黒の豪華なマントン。アレグリアスにはマントン、黒じゃない方がおすすめ。一つ一つの振りを丁寧に再現しようとしているのですがまだ自分のものにはなっていない感。姿勢が悪いとまでは言いにくいのですが、首や肩が前に落ちがちで自信なさそうに見えてしまうからかも。もっと胸を開いて張って堂々とするべきなように思います。詰め込み過ぎない振り付けなのはいいのですが、後半、マントン取りに行く直前の体操のようなブラソはいただけません。ここでも前かがみになっているから綺麗に見えないと思います。たくさん色んな人のをみて練習してください。
B-28 シギリージャ
黒い衣装。カンテのサリーダをマノだけでマルカールしてはじめ、足へ。どこかおっかなびっくり踊っているように見えてしまうのはやっぱ姿勢のせいかも。顔落とさないように、胸を開いて、そっくり返るくらいの気持ちで。あとただ歩く時も踊っているということを意識すべきかと。
B-29 ソレア 準奨励賞
紺の別珍のシージョ。ハレオみたいなメロディで登場し、足。激しく、重く、強く、みたいな、自分のイメージがあってそれで踊りを作ってきた感じ。舞台を大きく使おうという試みも感じるし。自分の世界がある人は強いと思う。前屈みと同じように、そっtたりもするとよりダイナミックになるかも。
B-30 カーニャ
緑に黒の細かい模様の衣装。歌が違うだけで、カーニャらしさが全くないのは最近の傾向だけど、曲選ぶ時に昔の振り付けなどもみてイメージしたりとかはないのでしょうね。上体、背中に鉄板入っているかのように硬い。そったり捻ったり、色々工夫次第で踊りに深みが出ると思う。
B-31 ソレア
黒地に白刺繍のマントンに生成り?のバタ・デ・コーラ。気分はマヌエラ・カラスコなのはいい。でももっと芝居が勝ってもいいから、一つ一つの動きに意味を込めて意味をつけてほしい。あとマヌエラのポーズだけでなく姿勢、体の使い方を真似してみてはどうだろう。強さは重みはどう表現すればいいか、など色々考えてみるのもいいのではないかと。思いを込める。素にかえらない。
B-32 ティエント
赤地に黒の花柄の衣装。シージョがボリューミーなのか首周りがすっきりしない。首元をすっきりさせ、顎引かないようにして肩を引くとかするとより綺麗に見えるかと。姿勢大切。気持ちはありそうだけど、せっかくの歌との会話を楽しめる余裕がほしい。
B-33 ソレア
上が黒で、下に青をあしらった衣装。緊張のせいか顔も体も表情が硬い。リラックスして音楽を全身に吸い込むような気持ち、ソレアの中に入っていく、という自己暗示が必要かも。最初体勢の崩れ持ち堪えたせいもあってか後半はだいぶいい感じ。でも必死になってか特に上体の姿勢が崩れたりもしているところあるので気をつけよう。
B-34 なし
B-35 シギリージャ 奨励賞
黒い衣装。激しいサパテアードで始まる。下向いているのと、スカートの持ち方にちょっと違和感。スカートがボリューミーだからかな。歌のマルカールの目力とかいいのだけど最初から最後までずっと下向き。暗い曲調だからってずっと下向く必要はない。顎あげて首のラインの美しさとか見せてほしい。私的にはこの首の扱いだけで気になって踊りが入ってこないし大減点。姿勢大切。
B-36 ソレア
黒衣装に赤いシージョ、頭に赤い花。歌と稽古してこなかったのかな、歌関係なく長い足。歌い手さんが振り付けを知らなかったという可能性もあるけど。歌を踊る、音楽と会話するように踊る、ということを頭におくだけでも変わってくるのではないかと思う。次はこの動き、とかは忘れてもいいくらい、ってのは理想論かもだけど。
B-37 タラント
ブルーグレー?の衣装に赤シージョ。シージョのせいか、顎引き過ぎか、肩が上がっているのか、首が埋もれがち。首のライン大事。上半身も安定感がない。怒ったような足とか、オーバーめな動きとかちょっと個性的。個性があるのはいいことだけど、基本も大切。気持ちがあるならそれに追いつく技術も必要。
B-38 タラント
ワインレッドに腰下でクロスする飾りの衣装、チャケティージャ。足から始まる。タラントらしさ、抑制された中にあるドラマチックさ、みたいなものが全くな異様に思える。この人の中でタラントという曲はどう理解されているのだろう、と不思議。綺麗な人だけど起承転結がない、体操のようなのっぺりした踊りになっているような。動ける人だと思うのであとは気持ちをどうつけるかなのかも。
B-39 ソレア アフィシオン賞
黒地にしろ水玉のバタ・デ・コーラ。生地のせいか仕立てのせいか、バタがぺちゃんとしているのは残念。座って歌を聴き、立ち上がってゆっくりと踊り始める。胸を開いているのがいいし、全体の形、姿勢を意識しているのもいい。多分、この人の中にこの振りはこういうふうに、というイメージがちゃんとあるのだと思う。
B-40 シギリージャ
黒い衣装、エナグアの紫が効いている。、サリーダから不思議な手の動きで踊りはじめる。カンテをゆっくりマルカールするのはいい。背中に緊張感欲しいというか、背中や胴体も踊るはずだけど、体の前だけで踊ってる感じがあるのは何故だろう。意識の問題かなあ。表情ももっとお芝居してるくらいにつけてもいいかと。
B-41 ファルーカ
白Tシャツ赤いショール。ずっと下見てるし、歩き方からして舞台での歩き方になっていない。姿勢からしておかしい。舞台に立つのは基本をしっかり勉強してからでもいいんじゃないでしょうか。
B-42 アレグリアス
白に水色。裾に段々のフリル。まだつたない感じはあるけど、アレグリアスの上昇感、幸福感とかをよく掴んで表現しているように思う。このまま勉強続けてください。技術学んで経験積めばいい踊り手になれるかと。
B-43 タラント
黒地に花柄?のスカート、赤いシージョ。足から始める。ブラソの動きがこなれていない、体操風なのは歌に引きずられているのかもだけど、全身の動き、繋がりも意識するといいのではないだろうか。イメージあって踊ってるなと思えるところと、漫然とふりをなぞってるだけか、と思うところとあり、ガタガタしてる。
B-44 ソレア・ポル・ブレリア 準奨励賞
スーツに赤いネクタイ。振り自体は小さいのだけど、舞台空間をちゃんと使おうとしているのはいい。下を見るのはくせなのかな? 下見なくても踊れるはず。回転は精度上げられるはず。あと足やってる時の腕や上体がぼんやりすることがあるのも意識すれば治るでしょう。未来に期待。
B-45 カーニャ アフィシオン賞
黒いボディに赤地に黒い大きな水玉のついたフリルの衣装。フレコのシーじょもフリルと同じ。なぜカーニャなんだろう。カーニャらしさはなく、カーニャでもソレア・ポル・ブレリアでも、アレグリアス同じように踊るんだろうな、という感じ。歌が違うだけではないはずなのだけど。
B-46 カンティーニャス 準奨励賞
生成り?のスーツ、白いシャツ。下向いたり、あご引きすぎだったり、姿勢が悪い。フラメンコなデテールはあるんだけど、姿勢が悪いから魅力が半減。バレエやるとか、とにかく、コロカシオンちゃんとしないとおっちゃんのフィエスタのグラシオソな一振りにはなっても、お金を出して劇場に足を運ぶお客様に見てもらう踊りにはなりません。
B-47 シギリージャ
黒い衣装に白のエナグア。白い長いフレコのシージョ。マルティネーテで始まり、足。せっかくの歌なのに、歌と踊る、歌を踊ることよりも足優先は勿体無い。あと歩く時の背中の緊張感のなさも気になる。踊りは足だけじゃなく、体全体で、あと意識も大切。舞台の歩き方も研究の余地あり。
B-48 ソレア アフィシオン賞
袖がレース地の黒い衣装、サリーダ聞いて足。歌を聴いてゆっくりマルカール。そったり捻ったりかがんだり、と体全体を使っているのはいい。屈む時など時々全体のバランスが崩れるところがあるけどそれはきっと本人がビデオ見て直せる範囲かと。下向くのもなるべくやめると首からのラインがより綺麗に見えるはず。最後引っ込むとこはもう少しゆっくりでも良かったかと。
B-49 グアヒーラ
グレー?に白い水玉のバタ・デ・コーラは裾裏の赤がかわいい。でも振り付けから言ってもう少し短くても良かったかも。青い扇だけどこれは赤か白の方が良かったかも? 頭の赤い花回転で取れる。昔のタブラオや舞踊団なら罰金ものですよ。ゆったりとした雰囲気で踊っているのは曲調にあっていていいし、表情もいい。
B-50 ソレア アフィシオン賞
裾に段々フリルのついた青い衣装に白いフレコのシージョ、頭にも白い花。ペソのある、重みを持った踊り。気持ちをちゃんと作っている感じで歌を聴いて踊っているのもいいしムイ・フラメンカ。ただ、ところどころに穴というか、集中力がちょっと途切れてる?って思うようなところがある気もする。
B-51 ソレアポルブレリア
黒地にしろ水玉の衣装、白いシージョ。スカートが持ち上げると案外にボリューミーなのでちょっとバランス崩れて見えるのは勿体無い。イメージあって踊っている感じ、気持ちに流されずより丁寧に踊るといいかと。
B-52 ファルーカ
男装、白いブラウスにベスト。バイオリンのイントロ。足が長いせいかな?体の重心がぼやけてるというか芯がしっかりしていない感じ。バレエ出身とかなのかもしれませんが、フラメンコは地に足がついた踊りなので、重心を下にと意識する方がいいかもしれないと思います。


