2026年4月11日土曜日

アンダルシア・フラメンコ


今年のアンダルシア州主催のフラメンコ公演のプログラムが発表になりました。
今日から入場券発売中。
価格も20ユーロと手頃ですぐに売り切れになってしまうことも多いので急ぐのが吉!


  • アンダルシア・フラメンコ26

セビージャ セントラル劇場

5/20(水)第3回SGAEパコ・デ・ルシア フラメンコ賞ガラ※サラ・マヌエル・ジャネス

5/22(金)『ジェルバブエナ オスクーロ・イ・ブリジャンテ』

[出]〈b〉エバ・ジェルバブエナ

5/23(土)『バイランド・アル・カンテ』

[出]〈b〉ルシア・アルバレス“ラ・ピニョーナ”、ペペ・トーレス、アデラ・カンパージョ、ラファエル・カンパージョ

5/27(水)コルドバのコンクール優勝者ガラ※サラ・マヌエル・ジャネス

[出]〈c〉サラ・デネス、〈エレキベース〉フアンフラ・ペレス

5/28(木)『サビア・プロジェクト』※サラ・マヌエル・ジャネス

[出]〈perc〉ハビ・ルイバル

5/29(金)『イムノ・ベルティカル』

[出]〈c〉ロシオ・マルケス

5/30(土)『ベンゴ・ホンド』

[出]〈b〉マルコ・フローレス

6/1(日)映画『トリプティコ・エレメンタル・デ・エスパーニャ』

6/2(月)コルドバのコンクール優勝者ガラ※サラ・マヌエル・ジャネス

[出]〈b〉クリスティーナ・ソレール、〈g〉アンヘル・フローレス

6/5(金)クリスティーナ・ヘーレン財団30周年記念『エル・フラメンコ・エス・ビダ』

[出]〈b〉エル・チョロ、ダビ・バルガス、、ルイサ・パリシオ、ルシア・ラ・ブロンセ、カルメン・ヤング、アラセリ・ムニョス、〈c〉マヌエル・デ・ヒネス、ヘスス・コルバチョ、ビセンテ・ヘロ、マヌエル・ロメロ、エドゥアルド・イダルゴ、〈g〉ラウル・カンティサノ、ヘスス・ロドリゲス、ホセ・ルイス・メディナ

6/6(土)『ペルセクシオン/半世紀』

[出]〈c〉ホセ・バレンシア、〈g〉ペドロ・マリア・ペーニャ

[場]セビージャ セントラル劇場

[問]https://www.juntadeandalucia.es/cultura/teatros/teatro-central/ 

グラナダ アランブラ劇場

5/21(木)『アルケロヒア・デ・ロ・プーロ』

[出]〈c〉マイテ・マルティン

5/22(金)『サラオ』

[出]〈piano〉チコ・ペレス

5/23(土)『スエニョス・デ・アランブラ』

[出]〈g〉フアン・アビチュエラ・ニエト

5/29(金)『マタリフェ/パライソ』

[出]〈b〉アンドレス・マリン、アナ・モラーレス

5/30(土)『プルソ・デ・アウトール』

[出]〈g〉ホセ・フェルミン・フェルナンデス、ゲスト〈b〉マヌエル・リニャン

6/4(木)、5(金)『カレンタミエント)

[出]〈b〉ロシオ・モリーナ

[場]グラナダ アランブラ劇場

[問] https://www.juntadeandalucia.es/cultura/teatros/teatro-alhambra/



 

2026年4月10日金曜日

ロシオ・モリーナ『カレンタミエント』記者会見とお話し会


 明日、4月10日から3日間、セビージャのセントラル劇場で上演されるロシオの新作『カレンタミエント』。初演のマドリードで9日間、先日までバルセロナでやはり9日間、全公演満席だったというこの公演、セビージャ公演も発売1時間で全席売り切れだったそう。マドリードではマドリードではアルモドバル監督もひざまづいたとか。

カレンタミエントとは時ウォーミングアップのことで、この作品は彼女の日課である、35分のタブラ・デ・ピエ、足技練習のパターンから始まって展開していくそう。詳細は明日、観てからお話ししますが、7歳の時から普段やっている足のパターン(本人曰くシンプルなもの、だそう)をはじめ、今回の作品は物語を語るわけではなく、演出家と話し、時間を過ごすうちにできた台詞も含め、彼女自身が体験してきたことなどが反映しているそう。そのウォーミングアップをすることによって、自分を取り戻して作品の稽古に入れる、という感じらしい。フラメンコにおいては性別や、ヒターノかどうかなどは関係ないところがある、とか、エネルギー話とかひたすら頷く。

フラメンコの囲いや壁を越えて、より多くの人に、結局はフラメンコの底力をアピールし続けているように思うロシオの新作、楽しみです。


2026年4月9日木曜日

サンドラ・カラスコ&ダビ・デ・アラアル『ヌンカ・メ・オルビデス』


サンドラ・カラスコの新譜、セビジャーナスのアルバム、『ヌンカ・メ・オルビデス』発表記者会見が4月8日、セビージャのインスティトゥート・アンダルース・デ・フラメンコで行われました。

物心ついてからずっとファンダンゴとセビジャーナスを歌ってきたという彼女。ダビの大胆かつ繊細でムイ・フラメンコな演奏と相まって、踊るための、ではなく、聴くためのセビジャーナスのアルバムとなっています。 12日に発売だそう。またリンク載せますね。



 

2026年4月2日木曜日

モン・ド・マルサン フラメンコ芸術祭


 スペイン国境に近い山あいの街、フランス、モン・ド・マルサンのフェスティバルが今年も開催されます。1989年以来、毎年7月の初めに開催されているこのフェスティバル、南フランス、ニームのと並ぶ、フランス屈指のフラメンコ祭で、下記の公演のほか、マヌエル・リニャン、メルセデス・ルイスのマスタークラスの他、ヘーレン財団による舞踊、カンテ、ギター、タブラオのクラスも行われるそう。

夏しか休みが取れない欧州のアフィシオナードが来ることも多いようです。
 

◇モン・ド・マルサン フラメンコ芸術祭

6/30~7/4

6/30(火)19時『ジャマメ・ロルカ』

[出]〈b〉マヌエル・リニャン、ゲスト〈b〉ラケル・エレディア“ラ・レポンパ”、ホセ・マルドナード、特別協力クーロ・アルバイシン、〈b〉イレネ・モラレス、イレネ・ルエダ、スサナ・サンチェス、ロシオ・モントジャ、クリスティナ・ソレル、クリスティナ・アギレラ、ノエリア・カルボ、アナベル・モレノ、〈g〉ホセ・フェルミン、〈c〉アントニオ・カンポス、マリアン・フェルナンデス、フィタ・エレディア、

[場]モン・ド・マルサン ポール

6/30(火)21時30分『デ・タブラオ』

[出]〈b〉サロメ・ラミレス、アンヘル・レジェス、アイタナ・ロウセアウ、ゲスト〈c〉イスマエル・デ・ラ・ロサ“エル・ボラ”、〈g〉エル・ペリ、〈c〉フアン・デ・ラ・マリア、ペチュギータ

[場]モン・ド・マルサン モリエール劇場

7/1(水)19時『アルテル・エゴ』

[出]〈b〉アルフォンソ・ロサ、パウラ・コミトレ、〈c〉イスマエル・デ・ラ・ロサ“エル・ボラ”、ロシオ・ルナ、〈g〉フランシスコ・ビヌエサ

[場]モン・ド・マルサン ポール

7/1(水)21時30分『グラナ・ポル・バンデーラ』

[出]〈g〉ホセ・フェルミン、〈c〉アントニオ・カンポス、フアン・アンヘル・ティラド、〈b〉ラケル・ラ・レポンパ、〈perc〉ミゲル・チェジェンネ

[場]モン・ド・マルサン モリエール劇場

7/2(木)19時『バベル、トーレ・ビーバ』

[出]〈b〉ダビ・コリア

[場]モン・ド・マルサン ポール

7/2(木)21時30分『デベニル』

[出]〈g〉アレハンドロ・ウルタド、〈b〉パトリシア・ゲレロ

[場]モン・ド・マルサン モリエール劇場

7/3(木)19時『マグニフィカ』

[出]〈b〉マリア・モレーノ、〈c〉ミゲル・ラビ、〈g〉ラウル・カンティサノ、〈perc〉ロベルト・ハエン

[場]モン・ド・マルサン ポール

7/3(木)21時30分『ウエジャス・デ・アルベロ』

[出]〈c〉セグンド・ファルコン、〈g〉パコ・ハラナ、マノロ・フランコ

[場]モン・ド・マルサン モリエール劇場

7/4(金)19時『ロマンセロ・デル・バイレ・フラメンコ』

[出]〈b〉メルセデス・ルイス。ホセ・マルドナード、〈c〉ダビ・ラゴス、マヌエル・ガゴ、〈g〉サンティアゴ・ララ、〈palmas〉ハビエル・ペーニャ

[場]モン・ド・マルサン ポール

[問]https://festivalarteflamenco.fr

2026年3月24日火曜日

第3回マドリード共同体ギター祭

第3回マドリード共同体ギター祭のプログラムが発表されました。

スペイン各地で様々なギター祭が開催されていますが、フラメンコギターに絞ったギター祭は少ないのです。今年はセビージャ出身のギタリスト、ニーニョ・リカルドへのオマージュとして、彼をテーマにしたメサ・レドンダ(座談会)や講演にギター・リサイタルの組み合わせがみっつとギタリストをメインに、歌や踊りゲストも迎えた4つのガラ公演が行われます。お楽しみに。



◇第3回マドリード共同体ギター祭

4/21(火)

18時30分〈メサレドンダ〉ペドロ・カルボ、ホセ・マヌエル・ガンボア、アレハンドロ・ウルタード、ノルベルト・トーレス、

19時30分 〈g〉ホセ・アセド、ホセリート・アセド、ウンベルト・ウィルケス

4/22(水)

18時30分〈講演〉ノルベルト・トーレス

19時15分〈g〉アレハンドロ・ウルタード

4/23(木)

18時30分〈講演〉ホセ・マヌエル・ガンボア

19時15分〈g〉ラファエル・ロドリゲス

[場]マドリード カナル劇場 サラ・ネグラ

4/23(木)21時

[出]〈g〉フランシスコ・ビヌエサ、ゲスト〈c〉イスマエル・デ・ラ・ロサ、ゲスト〈b〉アルフォンソ・ロサ

4/24(金)21時

[出]〈g〉マノロ・フランコ、ゲスト〈c〉アンヘレス・トレダーノ、ゲスト〈b〉ハビエル・バロン、〈c〉エル・ガジ

4/25(土)21時

[出]〈g〉チクエロ、ゲスト〈c〉マイテ・マルティン、ゲスト〈b〉フアン・トマス・デ・ラ・モリア

4/26(日)19時30分

[出]〈g〉ホセ・アントニオ・ロドリゲス、ゲスト〈c〉カルメン・リナーレス、ゲスト〈b〉マルコ・フローレス

[場]マドリード カナル劇場 サラ・ベルデ

[問]https://www.madrid.org/sumaflamenca/2026/guitarra/



 

2026年3月21日土曜日

アルベルト・セジェスen トーレス・マカレーナ

いやあもうなんといったらいいかわかんないほど楽しくて最高でありました。

水曜日の水曜日のフロレンシア・オスでのフラストレーション一気に解消。そうそう、私が好きなのはこういうフラメンコなのですよ。心を動かして幸せにしてくれるやつ。

一部のギターソロからのタラントでは泣きそうになり、レトラの時に足入れるの大嫌いなのに、君なら何やってもいいの、ってなってしまう自分に困惑するほど。とにかく全身でずっと語りかけてくるのであります。伝わってくるものがすごい!それはタラントらしいコラへだった、重苦しい気持ちだったり、僕は踊るのが好きだ!フラメンコだぞ!だったり、いや、そんなふうに言葉にならない言葉がずーっとこっちの心に流れ込んでくる感じ。



超テクニックで、でも、そのテクニックが彼の中にあるものを見ている人に伝えるために使われている。曲の持つキャラクター、カンテのインテンシオンを汲んで動くので全てに意味があるのだ。タンゴの間合いの取り方も秀逸で、いかに彼が愛しているかが伝わってくる。


二部は昨年ヘレスでアルベルトとの共演作を発表したミゲル・アンヘル・エレディアのカンテソロでのソレア・ポル・ブレリアに始まり(ヘレスの粋!)


アレグリアスは歌いながら登場し、踊り歌い踊るというもの。


エスコビージャとかもして、ここからブレリア・デ・カディスか?と思いきや、バンビーノのルンバで知られるVoy a perder la cabeza por tu amorを歌い始めそこからは歌謡曲?というか、コプラ、ボレロ(ラテン・バラード)をミゲル・アンヘルと歌って踊って。


いやもうこれはカラオケ大会的でもあるのだけど、歌う二人がめちゃフラメンコでどどっと足踏んだり、一振りしたりするからめちゃフラメンコで、歌い踊る彼らが楽しんでいるだろうことも伝わるから、もうこれはうちわのフィエスタ気分。もう観てるみんなもニコニコで。楽しい一夜は明けたのでありました。

フィン・デ・フィエスタはマリ・ペーニャの娘マヌエラが口火を切って若手たちが次々と。



客席にはチョロやマリア・モリーナもいたという。いやあ、トーレス・マカレーナほど第一線で活躍するアーティストたちが舞台の上にも下にもいるペーニャってないんじゃないかな。そしてバイレをわかっている会員が多いペーニャも。



ヘレスのフェスティバル/各賞


地元紙ディアリオ・デ・ヘレスの観客賞はマリア・モレーノ 


© Festival de Jerez/Esteban Abión


 批評家/ジャーナリストらの投票による ギター賞/マルコ・デ・シルビア(ホセ・マジャ『コロール・シン・ノンブレ』) 
© Festival de Jerez/Rina Srabonian

作品音楽賞/アレハンドロ・ウルタード
© Festival de Jerez/Rina Srabonian



 ゴメス・デ・ヘレスとアナ・マリア・ロペスの協力でおくるヘレスのペーニャ協会による
伴唱賞はマヌエル・デ・ヒネス(アンダルシア舞踊団『ティエラ・ベンディタ』

特別賞にフニャリト(ベレン・ロペス『ラティード』)
© Festival de Jerez/Rina Srabonian



新人賞はマヌエル・デ・ラ・ニナ(ペーニャ、フェルナンド・テレモートのリサイタル、伴唱ヘスス・ロドリゲス)


そして批評からの投票による批評家賞はエステベス/パーニョス・イ・コンパニアの『ドンセジャス(フエルガ・ペルマネンテ)』に決定したと20日発表がありました。

© Festival de Jerez/Rina Srabonian

これで全部の賞が発表されました。受賞者の皆さんおめでとうございます。