2018年9月30日日曜日

イサベル・バジョン「ジョ・ソイ」

23時からセントラル劇場ではイサベル・バジョン。
祖母、母、自分と3世代の女の人生を描く。
Bienal Óscar Romero

爆弾が落ちる音がして幕が開く。
子守唄、バストンを鉄砲のように使い暗い時代を表現したビデオ。
ファンダンゴ、アバンドラオ。
黒いバタでのペテネーラ。

ラジオのコンクールに出演が決まった、という話の後、サンドラ・カラスコが歌う「ドス・ガルデニアス」。昔風の衣装と髪型、上から降りてくるマイク。
サンドラが素晴らしい! 昨年の国立バレエの時も

セビジャーナス。タンギージョ風ラップ、ラップ風タンギージョ?を歌い踊るイサベル。
ソレア。マイレーナ?の録音でのブレリア。

Bienal Óscar Romero
「ピラールの肘、頭は位置にきちんとして、カンティーニャのブラソ、ソレアのブラソ、腰、腰」と、マティルデも教えを繰り返してからのタンゴ。

黄色い帽子がいくつも飛んで出て、ガロティン。
帽子つながりでマイケル・ジャクソンからのマンサニータやパコが出てくるルンバ、タンゴ。

とにかくセンスよく、ユーモアたっぷりにフラメンコづけにしてくれた。
ユーモアもフラメンコの大切な要素。しかめっつらだけがフラメンコじゃないんだよね。
踊りはどれもそつなく、バタのあしらいでもなんでも楽々としているから、そお凄さ見えないかも。でもやっぱりタンゴの色気が一番かも。
体は細いがエネルギーいっぱい。

演出家の助けをえて、シンプルにフラメンコをうまく生かした舞台を作ってくれた。
最高!
エバといい、イサベルといい、昨日のアナといい、今年のビエナルは後半がよかった、と言えるような。


説Bienal Óscar Romero


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