2018年10月1日月曜日

ドランテス「ラ・ロダ・デル・ティエンポ」

ビエナル最終日はセビージャ港でのコンサート。
セビージャ港?

はい、セビージャにも港があるのです。町はずれに税関もある港が。
なんでトリアーナ地区のはずれにある地下鉄駅から特別運行されるバスに入場券見せて乗って、10分ほど。
Bienal Óscar Romero
コンテナやクレーンが並ぶ殺風景なところで、川も見えない。
クレーン使って作った舞台は面白いけどね。フラメンコと言う感じじゃないけど。
こんなところでなぜ?と思って聞いてみたら、マゼランの世界一周の出発が1519年セビージャからだったことで、その500周年記念を兼ねて、とのことだった。ふーん。
当時の港ここじゃなかったろうけどね。

で、ドランテス。
Bienal Óscar Romero
そのコンサートもテーマになるのはマゼランの航海で、航海の準備、大西洋横断、反乱、太平洋横断とマゼランの死、帰着という5つのパートからなる大曲で、オーケストラにコーラス、ドラムとパーカッション、という大編成。
ソロに始まり、パーカッション奏者によるコンテナ叩いての演奏やコーラスが入ってのタンギージョ、オーケストラとの共演、アレグリアス、シギリージャ、ブレリア…

Bienal Óscar Romero


 叔父レブリハーノの、大陸発見500周年記念アルバム「ティエラ」を思い出させる、フラメンコ叙事詩。
でもコーラスによる歌詞は言葉として一向に聞こえてこないのでもやもや。

Bienal Óscar Romero
と言いつつ、これでビエナルはおしまい。疲れました。









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