アルカサールでの公演はホセ・バレンシア。
「バシャベル」とは集まりという意味のヒターノ語だそうで、異なる文化の集まり、という意味を込めてつけたのだそう。世界のヒターノ詩人の詩を歌う、という企画らしい。
フアン・レケーナのギターとパコ・ゴンサレスのパーカッションとドラムにパルマ二人、バイレにカリメ・アマジャというフラメンコ組に加え、弦楽四重奏とアコーデオン+ジプシー風?バイオリンという布陣。
|
Bienal Óscar Romero |
ファルーカ、カンティーニャ、マラゲーニャ、ソレア・ポル・ブレリア…などに載せて歌っていくのだが、ジプシー風?バイオリンが下手くそ。四重奏楽団にはエバ・ジェルバブエナの『アイ』で弾いていた人がいるのだから下手なはずはないのだが、曲がまあ、メロドラマのバックミュージックのような陳腐さ。
|
Bienal Óscar Romero |
カーテンみたいな布地の衣装のカリメ・アマジャは勢いで突っ走り、花を飛ばすわ、髪は崩れるわ、コンパスは外すわ…
|
Bienal Óscar Romero |
ビエナルのような大規模フェスティバルでは、企画が重要視されてプログラムされることが多いので、いろいろ考えてこうなったんだろうけど、数年前のビエナルでの、一人舞台が見事だっただけに残念な限り。
なんか今年のビエナル、低調な滑り出しですなあ。残念。
セントラル劇場ではオルガ・ペリセ。2年前のヘレスのフェスティバルで見たから今回はパスしたけど、好評だったような。
|
Bienal Óscar Romero |
後記
新聞評が大絶賛でした。うーん。いや、ホセは悪くないんだけどね。作品としてはどうなんでしょう。でもその新聞評も弦楽などについては全く触れていないのが〜
0 件のコメント:
コメントを投稿