ヘレスはビジャマルタ劇場近くの店、タバンコ・エル・パサヘがスポンサーとなり、発売になったばかりのアルバムの発表を兼ねたもの。
マヌエル・デ・ラ・ニナ、ラファエル・エル・サンボ、エンリケ・レマチェの三人の歌い手とギタリスト、フェルナンド・デル・モラオに加え、アルバムにゲスト参加している、
若手四人は1990年代生まれ。
そこにエンリケ・ソトとエンリケ・エル・サンボ、マヌエル・パリージャも特別出演。
エンリケ、
Javier Fergo para Festival de Jerez |
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それぞれ、声が良い。
エンリケ・レマチェのタラントとシギリージャ、
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無伴奏でのエンリケ・ソトのソレア・ポル・ブレリアは深い響き。
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マヌエル・デ・ニナのマラゲーニャとブレリア・ポル・ソレア。子供のときから舞台に立っていた彼の悪戯っぽい幼い顔が今の貫禄からも時折顔を出す。
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ヘレスらしい、含みのある響きの、味わい深い声でエンリケ・エル・サンボがティエントをこれまた無伴奏で歌い、
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息子のラファエルはソレアを熱唱。
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カンティーニャは古風にサライ・ガルシアが踊り、
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また三人でファンダンゴを歌い継ぎ、最後はブレリア。
エル・ソリやフアナ・デ・ラ・クリータも踊り、ヘレスらしい一夜となりました。
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若いとは言っても声質は皆、ベテランのような、ムイ・フラメンコな響きがあり、ダビの導きで、古いカンテを学び、しっかり自分のものにしつつあるという感じ。
モライートの甥っ子、フェルナンドのギターも、伯父の響きを秘めていい感じ。
また、舞台の演出や進行まで手がけたダビのおかげで、作品としてのまとまりも見せ、サラ・コンパニア同様、ヘレスのアルティスタたちの懐の深さ、厚みを見せられたという感じ。
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