ビエナルも半分過ぎて、観ているこちらの疲れもあるのかな、うーん、なんだかよくわからん、彼らが伝えたいことがよくわからない、入ってこないのでありました。ただフアン・トマスの、まっすぐなフラメンコを楽しむ心だけが印象に残ったのでありました。
幕が上がる前から『アルハンブラの思い出』のトレモロが聞こえる。ん?
幕が上がると下手にアゲダ。『アルハンブラの思い出』やアンダハレオなどが登場しスペイン舞踊風に踊る。上手にフアン・トマス。ブレリア。スペイン舞踊とフラメンコの対比? でも、アゲダのスペイン舞踊はスペイン国立やアントニオ・ナハーロのキッレキレのスペイン舞踊を見慣れた目には物足りない。かなりフラメンコ寄りな気もする。そのせいか、対比がそれほど明確に見えてこない。見つめ合う二人を残し、ミュージシャンたちは客席に背中を見せて座る。
| Archivo Fotográfico de La Bienal de Flamenco / ©Laura León |
アゲダはカスタネットを使って踊り、フアン・トマスは寝っ転がったままファルーカを踊ったかと思うと、バンビーノのヒット『ラ・パレ』を歌い(つまり、二人の間には壁があるということなんですかね?)ベルディアーレスを二人で踊るのだけど、ここ、影だと思っていたホリゾントに移された姿が勝手に?一人で踊り出したり、の工夫は面白い。
映画で見るアメリカの囚人服のようでもあるオレンジ色のシャツ、ズボンで踊るフアン・トマスのソレア。
| Archivo Fotográfico de La Bienal de Flamenco / ©Laura León |
アゲダのブレリア・ロマンサーダに昨日のリニャンの公演が思い出される。はい、この公演もリニャンが演出でございました。
最後はカンティーニャ。アゲダのバタ・デ・コーラとフアン・トマスの白いスーツを舞台上d絵とっかえっこするというのはリニャンぽい。
| Archivo Fotográfico de La Bienal de Flamenco / ©Laura León |
| Archivo Fotográfico de La Bienal de Flamenco / ©Laura León |
面白い? いや、でも意味がわかんない。このバタの上に乗るの、最初、アゲダがバタの時もやってフアントマスでもやって。意味なんかなくて面白そうだから、ってことだけなのかもだけど、うーん。私には面白くは見えなかった。
| Archivo Fotográfico de La Bienal de Flamenco / ©Laura León |
ただ、フアン・トマスの、フラメンコを心から楽しそうに踊る姿はこちらの心まで暖かくしてくれる。そのまっすぐさがあまりにも魅力的で、アゲダが何をやってもいいと思えなかったのかも。なんというか、秀才と天才の違いというか。ちょっと考えてしまいました。他の人がどう見てたのか、色々聞いてみたい気がします。
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