2023年3月8日水曜日

へレスのフェスティバル12日目アルベルト・セジェス『アナイレイン』

© Festival de Jerez/Tamara Pastora

アルベルト・セジェス。名字に ん?っと思った方もいるかしらん。

そうです、カディスのカンテの巨匠アウレリオ・セジェスの甥の息子にあたります。サン・フェルナンド出身。

で、踊り手なのですが、歌もうまい。今回もオープニングは一人でブレリアを歌い踊る。

踊るのが大好きな少年という感じで喜びにあふれている。

状態の動きや形がきれいだし、細部がいい。サパテアードもすごい。

© Festival de Jerez/Tamara Pastora

© Festival de Jerez/Tamara Pastora

黒い衣装に着替えてのソレアは一転して、シリアス、悲劇的。人生の問題に対峙している感。
© Festival de Jerez/Tamara Pastora

© Festival de Jerez/Tamara Pastora


そこからロクーラ、狂気の淵に沈んでいく感じ。

エステベス&パーニョス版で、フェリクスを踊ったことを思い出せる。

© Festival de Jerez/Tamara Pastora

© Festival de Jerez/Tamara Pastora

ゲストのディエゴ・ビジェーガスのハーモニカで踊り、また喜びの世界へ、とかえっていく」感じ。
© Festival de Jerez/Tamara Pastora

© Festival de Jerez/Tamara Pastora


とにかくすごい踊り手でいいアーティストだと思うし、作品としてもよく整理されているし、音楽も悪くない。なのに、なぜかオレ!が出てこないのだ。何が足りないんだろう? 私にもよくわからない。初演ということもあるのかな。でも本当にいい踊り手だと思うし、これからにも期待したい。


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