2016年7月8日金曜日

カディスの木曜フラメンコ

カディスの木曜フラメンコが今年も開催。
充実のプログラムでございます。



◆第34回フエベス・フラメンコス
7/21(木)22時30分
[出]〈c〉アントニオ・レジェス、ホセ・カネラ、アントニオ・プエルト、〈b〉リディア・カベジョ、〈g〉ディエゴ・デル・モラオ、アントニオ・イゲロ、パスクアル・デ・ロルカ
7/28(木)22時30分
[出]〈c〉ルイス・エル・サンボ、マカレーナ・デ・ヘレス、フェリペ・スカパチーニ、〈b〉エドゥ・ゲレーロ、〈g〉ミゲル・サラド、アドリアーノ・ロサーノ
8/4(木)22時30分
[出]〈c〉ダビ・パロマール、サムエル・セラーノ、メルチョーラ・オルテガ、レヒナ・デ・ウエルバ、〈b〉マヌエラ・カルピオ、〈g〉ラファエル・ロドリゲス、パコ・コルテス、パコ・レオン、パスクアル・デ・ロルカ
8/11(木)22時30分
[出]〈c〉エル・カジ、マリア・ホセ・ペレス、マヌエラ・コルデーロ、マリア・メスクレ、〈b〉ロサリオ・トレド、〈g〉ニーニョ・セベ、パコ・レオン、アントニオ・ガメス
8/18(木)22時30分
[出]〈c〉へスース・メンデス、カンカニージャ・デ・マラガ、ペドロ・エル・グラナイーノ、〈b〉フアン・アンドレス・マジャ、〈g〉チャパッロ・デ・マラガ、マヌエル・バレンシア、ホセ・デ・プーラ
[場]カディス バルアルテ・デ・ラ・カンデラリア

2016年7月7日木曜日

アルカサルの夜

セビージャの夏は暑い。夕涼みをするならアルカサル庭園で。
今年で第17回を迎えるアルカサルの夜。
クラシック、古楽、ワールドミュージックなどのプログラムの中にフラメンコもいくつか。


なお、売り切れることも多いので早めに購入が吉。


◆第17回レアル・アルカサル庭園の夜※開演22時30分
7/14(木)、8/1(月)、9/4(日)「サクソレア」
[出]〈sax〉ガウタマ・デル・カンポ、〈g,c〉エセキエル・レイナ、〈ウッドベース〉フアンミ・グスマン、〈perc〉イシドロ・スアレス
7/16(土)、7/25(月)、8/88(土)、8/29(月)「バホ・ラ・ルナ」
[出]〈c〉マリア・ホセ・ペレス、〈g〉アントニオ・カリオン
7/17(日)「エントレ・マノス/エル・アルテ・プルサード」
[出]〈g〉フアン・カルロス・ロメロ、〈perc〉ロス・メジス
8/7(日)、8/20(土)、9/3(土)「クエルダ・フィナ/エル・アルテ・プルサード」
[出]〈g〉アルフレド・ラゴス、〈c〉ロサリア
[場]セビージャ アルカサル庭園
[問]http://www.actidea.es/nochesalcazar2016

2016年7月1日金曜日

フアン・アビチュエラ逝く

ギタリスト、フアン・アビチュエラが6月30日、マドリードで亡くなった。83歳。
数年前より病気のため、表舞台からは遠ざかっていた。

フアン・アビチュエラ、本名フアン・カルモナ・カルモナは1933年グラナダ生まれ。 ギターも弾き歌も歌ったというグラナダのフラメンコの伝説的存在、アビチュエラ・ビエホの孫。最初はグラナダの洞窟サンブラで踊り手としてそのキャリアをはじめたのだという。
その後、マドリードのドゥエンデ、トーレス・ベルメハスなどのタブラオで活躍。歌伴奏の名手として知られ、数多くの録音をしている。
個人的に最も思い出深いのは、マティルデ・コラル、チャノ・ロバートと共演した「イストリア・デ・アルテ」の舞台。ホセ・ルイス・オルティス・ヌエボの司会で古き良き時代を語りつつアルテも披露。あの音が少なく、しかも深いギターの音色が忘れられない。

ケタマのフアンとアントニオの父。そのアルテは子に孫にと受け継がれている。

遺骸は今日、グラナダに運ばれ、16時からイサベル・カトリカ劇場で市民に最後のお別れを告げ、20時に埋葬される予定。


2016年6月30日木曜日

スペイン国立バレエ団「オメナヘ・ア・アントニオ・ルイス・ソレール」

6月18日から7月3日までマドリード、サルスエラ劇場で予定されていた「オメナヘ・ア・アントニオ・ルイス・ソレール」。日本ではグラン・アントニオの名前で知られ、スペインではただアントニオ、といえばこの人、といわれたスペイン舞踊の歴史上、最高の活躍をみせた伝説的な踊り手。アントニオ・ガデスの次に、スペイン国立バレエ団の芸術監督をつとめた彼の振付け作品を復活させる公演。

だが、現在の1年ごとの契約更新というやり方は法律違反である、変更せよ、という主張するアーティストたちによるストライキで、週末の公演は、初日を含め中止となった。練習を重ねてきた踊り手たちは正面玄関で、ストの説明を行ったが、涙をうかべる者もあったようだ。

そんなこともあって公演数が少なかったこの公演。すばらしいものだった。
何が素晴らしいって、半世紀以上も前に振りつけられた作品が今もまったく古びていないこと。スペイン国立バレエ団ダンサーの高い技術をもってしても、今なお難しいほどのテクニックをそんな昔にすでに使って踊っていたというのも驚きだ。もちろん、今回の公演のために、照明や美術など、少し現代化されているところもあったが、振り付け自体は基本、オリジナルのままである。

劇場のロビーにはアントニオの昔のポスターが展示されていた。




幕開きはエリターニャ。エスクエラ・ボレーラの秀作である。アルベニスの組曲「イベリア」の中の一曲で、セビジャーナスにインスパイアされたといわれ、曲名もその昔セビージャにあった闘牛ファンが集まる店の名前に由来するらしい。アントニオによる振り付けで1960年、バルセロナで初演されたという。群舞で、デュオで、バレエシューズで踊ってみせるのだが、その衣装もロマンチックバレエ的。跳躍、回転。リズムもピアノソロで演奏されるような、思い入れたっぷりな感じではなく、セビジャーナス的リズムを強調しキープしていくので、セビジャーナス・ボレーラ的な感じか。とにかく美しい。

続く「タラント」は、1956年初演された作品の「ラ・タベルナ・デ・トロ」のもので、赤いバタ・デ・コーラで、バレエ団のプリンシパル、エステル・フラードがソロで踊る。今回の公演唯一のフラメンコだが、これはさすがに古風な感じ。この半世紀でフラメンコ舞踊がものすごい発展をとげたということかもしれない。

男性舞踊手のソロ、サラサーテの「サパテアード」 は1946年初演。パンプローナ出身のバイオリン奏者、作曲家で、ツィゴイネルワイゼンで知られる彼の曲を、靴音で表現するそのすばらしさ。スペイン国立バレエのレパートリーとしても、かつてアントニオ・マルケスらが何度も踊っていたので、長年のファンにはおなじみのナンバー。

サパテアードの衣装をつけたマリアノ・ベルナルがメインのポスター
一部のフィナーレは「ファンタシア・ガライカ」。これも日本公演で1度上演されたことがある。スペイン北部ガリシアをテーマにした作品で、この地方の民族舞踊やバレエ的なパドドゥなど、みどころはいっぱい。とくにガリシア観光の目玉、サンティアゴ巡礼のシンボル、ホタテ貝をならしながら踊るパドドゥの美しさと最後の群舞の迫力は群をぬいている。

ニ部はマヌエル・デ・ファリャの「三角帽子」.元々ディアギレフのバレエリュスの依頼でかかれたもので、レオニード・マシーンが振り付けた。アントニオはこれをスカラ座で踊ったこともあり、アントニオ版も非常によくにている。マシーンがフェリクス・エル・ロコに学んだ、ファルーカなどもそうなのだが、やはりフラメンコ性が高くなっているものの、バレエ的な技も多く取り入れられており、ひょっとすると、そのことがスペイン舞踊の変革に影響しているのではないかなどと思ったり。
ピカソによる美術(装置と衣装)も美しく、ここでもやはり群舞が美しい。

ストで公演回数が減ったのが本当に残念。スペイン舞踊を愛する人は必見の舞台である。



劇場外のポスター。左が三角帽子、右がファンタシア・ガライカ



2016年6月29日水曜日

プラシド・エン・エル・アルマ


レアル・マドリード本拠地サンティアゴ・ベルナベウ・スタジアムで行われた「プラシド・エン・エル・アルマ」
世界のテノール、プラシド・ドミンゴ75歳を記念して、スペイン及び中南米からラテンスターたちが、プラシドへのオマージュとして集まった巨大コンサート。
その収益はメキシコのレアル・マドリード財団を通じ、こどもたちの教育につかわれるという。
クラシックからテノール、アンドレア・ボチェッリ、 バイオリン奏者アラ・マリキアン、ギターのパブロ・サインス・ビジェガスら、
スペインの人気歌手、アレハンドロ・サンス、パブロ・アルボラン、ベルティン・オスボルネ、ダビ・ビスバル、ロス・セクレトス、カフェ・キハーノ、インディア・マルティネス、ディアナ・ナバロ、
フラメンコからもサラ・バラス、ホセ・メルセ、アントニオ・ガデス舞踊団が参加。
サラはドミンゴの歌う「オホス・ベルデス」を踊りながら登場。後、ブレリアで見事なサパテアードをきかせさかんな拍手をあびていた。 この人は天性のエンタテイナーであります。
ガデス舞踊団はオーケストラ演奏のファリャ「恋は魔術師」火祭りの踊りで登場。
こちらも見事なコンビネーションをみせていた。

夏の一夜ビールをのみながら楽しみ感じはまさに夏フェス、でございました。

2016年6月28日火曜日

タブラオ、コラル・デ・ラ・モレリア


スペイン一の老舗タブラオ、コラル・デ・ラ・モレリア。
現在60周年ということで、8日ごとに変わる一流アルティスタの公演が続いている。
料金は一人50ユーロ(飲み物1杯つき)と高いけれど、一流のアルティスタが全力でみせてくれる舞台をみると高いとは思わないのでは?

プログラムはこちらで確認
http://www.corraldelamoreria.com/jp/show.html

 写真撮影禁止なので舞台の写真はありませんが、私がみにいった日にはマルコ・フローレスが、ヘスース・フェルナンデスらと出演。ぜんり



2016年6月27日月曜日

マノレーテ夏のクルシージョ

マノレーテ国際フラメンコ学校の夏のクルシージョの申し込み受付がはじまった。
豪華メンバーに、サクロモンテの学校でならうフラメンコでございます。


◆マノレーテ国際フラメンコ学校夏のクルシージョ
7/4(月)〜8(金)
[教]〈b〉マノレーテ
7/4(月)〜15(金)
[教]〈b〉フデア・マジャ
7/11(月)〜15(金)
[教]〈b〉ファルキート
7/18(月)〜22(金)
[教]〈b〉ラ・ルピ
7/25(月)〜29(金)
[教]〈b〉パストーラ・ガルバン
8/1(月)〜5(金)
[教]〈b〉マノレーテ
8/1(月)~12(金)
[教]〈b〉フデア・マジャ
8/8(月)〜12(金)
[教]〈b〉エル・グイト
8/15(月)〜19(金)
[教]〈b〉マヌエラ・カラスコ
8/22(月)〜26(金)
[教]〈b〉アントニオ・カナーレス
[場]グラナダ マノレーテ国際フラメンコ学校
[問]manuelmayamanolete@hotmail.com 958223495