2026年6月18日木曜日

スサナ・カサス、中原潤、ハイロ・ベガen トーレス・マカレーナ

 クリスティーナ・オヨス舞踊団などで活躍したスサナ・カサス。彼女が今年、2ヶ月ほど、クリスティーナ・ヘーレン財団フラメンコ芸術学校で指導した時に出会った二人の生徒と一緒に舞台に。

オープニングは最初にミュージシャンたち、ギタルストと歌い手たち、クリスティーナ・トバル、マヌエル・パハレス、そしてスサナ、ハイロ、中原と順番に舞台に上がっていってのマルティネーテ。


男装のスサナ初めて見たかも。マヌエラ・カラスコのように、二人のバイラオールを従えて踊るというのは彼女の新しい面を見たという感じ。三人三様だけど、劇場作品並みにしっかり作ってありました。

ルベン・ロメロによるギターソロでのブレリアを経て、




中原のソロはソレア、舞台に上がる時からしっかりソレアの中に入っていっている。集中力。


歌をしっかり聴いて反応して踊っている。ちゃんとしたソレア。

以前、日本で見るたびに気になっていた首が前に出る癖も治っている。フラメンコ的な感覚、センスもよく、メリハリのきいたソレアで、ペーニャのメンバーを含めた観客を魅了した。私が今まで見てきた中で一番良かった。このいい感覚をそのまま日本のお客様にもお届けしてくださいませ。


休憩を挟んだ第2部はカンテソロのアレグリアスに始まり、ハイロのタラント。


彼は昨年のヘーレン財団のフラメンコ才能コンクール舞踊部門優勝者なのだけど、だいぶ体重も減って、お尻を突き出すような姿勢もなくなってきている。膝がくっつきがちなのと、重すぎるサパテアードは相変わらずだけど。力強いというより力任せ、力をコントロールできていない感じ。靴音はデカけりゃいいってもんじゃない。ここぞというときに決めればいいわけで、その意味からもずーっとドデカ音で来られると効果も出ない。むしろ引いちゃうんじゃないかと。タンゴになってからの、ヒターノぽい、どうだ!っていうようなこれみよがせな感じとか、昔のホセ・ガルバン風というか、面白いんだけどね。でもタンゴが強すぎてタラントの意味がどっかいっちゃったかも。むしろタンゴだけで一曲にした方が良いかも。と思ったことでした。


フィン・デ・フィエスタは同級生?が大挙来ていた事もあって、出演者だけで。


1年と言うか、実質、9ヶ月のクラスでも、二人とも確実に学んでアルティスタとして成長している、と言うのを実感。集中して勉強することってやっぱ必要なのかも、ですね。


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