はじまり。客席から登場して舞台に上がり踊り始めるソレア。 すっくと立ち場を完璧に支配するその姿の美しさ。気高さすら感じられる。
歌を聴いて丁寧に踊る。
| ©︎ Remedios Malavárez/Fundación Cajasol |
続くファルーカはキンキラキンの衣装で。コンクールでこれきてたら、衣装警察としては、おい、って言いそうだけど、リサイタル/自分の作品であれば問題なし。なんか意味あるのかなとおもったけど、特になさそう。ただ形としては女性の乗馬衣装アマソナ的デザインなので、伝統を新しく捉える、ってことなのかもしれない。わかんないけど。
そういえば彼女の踊りも伝統的な形やパソも出てくるんだけど、その組み合わせかたにオリジナリティがあるので新しい形に見える。
ギターがなんかちょっと違和感あったので終演後、観にきていたギタリスト、フアン・カンパージョに聞いたところ通常の調でなく、サンブラ的な調で演奏されていたとのこと。なるほど〜。そう、ファルーカはサンブラを経て、タンゴへ。
| ©︎ Remedios Malavárez/Fundación Cajasol |
最後はシギリージャ。伸びやかで品格のあるシギリージャ。
| ©︎ Remedios Malavárez/Fundación Cajasol |
止まって上を見る、何かを探しているような、遠くを見つめているような。その眼差しにノックアウトされた。
最初と同じように客席中央の通路を歩いて去って行き、おしまい。ぎゅっと凝縮された感じ。
フラメンコは、別にドラマやコンセプトやあらすじやそんなものを付け足す必要はなくて、踊り一曲だけで、全てを表現できちゃうんだなあ、と。物語は踊り手自身の中に、もしくは観客ひとりひとりの中にあって、フラメンコはそれを目覚めさせる、という気がする。
いつもいつもカハソル劇場公演の後は一人で大好きなバルに寄ってから帰るんだけど、昨日はつい遅くまでみんなと飲んじゃったよ。
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