2020年3月1日日曜日

へレスのフェスティバル9日目午後『フラメンコ・デ・フィエスタ』

13時半と17時の公演は観に行けなかったけど19時に再びサント・ドミンゴ修道院へ。
『宴のフラメンコ』はモロン出身のフェルナンドのプロデュース。
で、本当の宴のような、観客に囲まれる感じがほしい、ということで、
舞台は客席中央に作り、舞台は客席になるという形。
これもまた見づらいけれど、舞台の最前列を確保。
アルティスタの背中側とはいえよく見える位置。でも足元は見えない。
こういう形ってどうなんだろう。

おめあてのアンドラーノは出ていなかったけど(説明なし)、

日本でもおなじみ、モイの熱唱で
© Festival de Jerez/Javier Fergo
ぺぺ・トーレスが踊ればそれだけで十分なくらい。
© Festival de Jerez/Javier Fergo
クラシックなフラメンコをベースに、現代に合わせてるという感じで、やっぱオレが自然に出てくる。
ナチュラルなコンパスの流れがたまらなくいい。
© Festival de Jerez/Javier Fergo
見よ、最前列に並んだ皆様の満面の笑みを。
© Festival de Jerez/Javier Fergo
他にもモロンのベテラン歌手カルピンテーロ、
トリアーナのベテラン、歌って踊るホセ・レリダと踊り手パコ・ベガ、
セビージャの歌い手マリ・ビサラガとマヌエラ・リオスとなかなかの布陣。
ギターはチクラナのホセ・デ・プーラとマラガのルベン・ララという若手。

ギターの歌伴奏で、もどかしいところもあったりしたけど、楽しかったです。
って小学生の遠足の日記か?

特筆すべきはパコ・ベガ。トリアーナの踊り手で、ラファエル・エル・ネグロにも通じる、優雅な、姿勢が美しいトリアーナのヒターノの一振りはやっぱ素晴らしい。
ホセとパコはトリアーナの同じ長屋で生まれたそう。
トリアーナのアルティスタたちの舞台とかもやってました。
確かパコはローラ・フローレスの一座でも踊っていたそうであります。





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