2020年3月4日水曜日

へレスのフェスティバル12日目ラ・ルピ『レングアへ・オクルト』

ラ・ルピは演出家フアン・ドローレス・カバジェーロを迎えての新作。
パトリシア・ゲレーロの『カテドラル』『ディストピア』を演出し、それが好評だったからの起用でしょうね。

舞台一面に散らばる紙、下手よりにつられた白いかやのようなもの。
きっと色々意味があるんでしょうね。わかんないけど。
不協和音を出すバイオリン、全体に音は大きすぎて、耳が痛くなるほどだけど、
この音は、いやあ不快そのもの。それを狙ったのでしょうけど。

ルピはどこへ行きたいのだろう。


© Festival de Jerez/Javier Fergo
 ポル・バケーロとのパレハは親子にしか見えなかったけど、どうも初恋のイメージらしい。
© Festival de Jerez/Javier Fergo
バッグを持ってのシギリージャ、 マントンを頭からかぶったり。
© Festival de Jerez/Javier Fergo
 彼女の生徒マリナ・ペレアの人形振りとクラスレッスン。
© Festival de Jerez/Javier Fergo
 バタ・デ・コーラに見せかけたコンテンポラリーのダンサーとのコミックショー。
© Festival de Jerez/Javier Fergo

カンティーニャスをを踊ってても、え、これは一体何?って感じの謎のポーズやらで
なんかバカにされてる感じがしてくる。
© Festival de Jerez/Javier Fergo
 最後はソレアなんだけどそれがまたもう。
© Festival de Jerez/Javier Fergo

久しぶりに胸が悪くなり、怒りが湧いてくるものをみました。

年齢もあるし、太って体型が変わったというのもあるのかもしれないけれど、
動けない。かといって、止まってゆっくり動いてアルテを表現というわけでもない。
舞台を歩くのも、そこらのおばさんが歩いているのと変わらない。
太っていてもいい踊り手はいっぱいいるから、体型のせいだけとは思えない。

なんだろう、彼女のいいところが全く見えないのであります。
先生としては教え方がいいと評判のようなのですが、うーん、理解不能。


彼女のファンもいるだろうけど、ごめん、私の趣味じゃない。
どこがいいのか教えてもらいたい気分。
私が気づかない魅力があるのかもしれないし。



1 件のコメント:

  1. 初めまして、私も同意見です。技術、経歴、素晴らしい踊り手だと思います。
    唯一無二の個性もあるスペインでは場をもりあげ受けるのでしょうね!
    ごめんなさい!だた私は好きになれないです。

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