2024年2月12日月曜日

カルタヘーナ・ホンダ

 フラメンコといえばアンダルシア、ではありますが、マドリードやバルセロナといった大都会はもちろん、アンダルシアに隣接するエストレマドゥーラ、ムルシアもフラメンコは盛んでフェスティバルやペーニャなどの活動も色々。

ムルシアのカルタヘーナはローマ遺跡のある軍港の街。有名なカンテ・デ・ラス・ミーナスのフェスティバルが開催されるラ・ウニオンの隣町で、コンクール参加者やフェスティバルを観にくる人はここに宿を取ることも多いです。



この街の、ペーニャ、アントニオ・ピニャーナが主催するフラメンコ公演シリーズ、カルタヘーナ・ホンダ。1年を通じて1、8月をのぞいた毎月、何がしかのイベントがあります。

リサイタルは、野外公演が可能な6、7、9月は博物館のパティオですが、そのほかは港にあるレストランが会場になります。




◇第11回カルタヘーナ・ホンダ

210(土)21

[出]〈b〉ロシオ・マルティネス、〈c〉アントニオ・メナ。〈g〉マリオ・モラガ

[料]18ユーロ

224(土)21

[出]〈c〉サムエル・セラーノ、〈g〉フリオ・ロメロ

[料]15ユーロ

316(土)21

[出]〈b〉エドゥアルド・ゲレーロ、〈c〉クリスティーナ・ソレール、〈g〉アレハンドロ・モレーノ

[料]20ユーロ

420(土)21

[出]〈c〉ラウラ・マルチャル、〈g〉エドゥアルド・コルテス

[料]12ユーロ

614(金)21

[出]〈c〉フアン・“コロネル・チーコ”

[料]12ユーロ

[場]ムルシア州カルタヘーナ 市立考古学博物館中庭

713(土)21

[出]〈b〉カルメン・アルバレス

[料]15ユーロ

[場]ムルシア州カルタヘーナ 市立考古学博物館中庭

914(土)21

[出]〈c〉ホセレーテ・デ・リナーレス

[料]15ユーロ

1019(土)21

[出]〈c〉ラファエル・デ・ウトレーラ・〈g〉ぺぺ・フェルナンデス

[料]15ユーロ

1123(土)21

[出]〈c〉ホセ・バレンシア

[料]15ユーロ

1221(土)

サンボンバ・フラメンカ

[場]ムルシア州カルタヘーナ レストラン・マレノストルム/6、7.9月を除く

[問]www.cartagenajonda.com


◇第11回カルタヘーナ・ホンダ

214(木)20

カンテの祭儀と地理『ラファエル・ロメーロ』番組上映後、ペーニャ教室練習生のカンテ

[場]ムルシア州カルタヘーナ ソルダディート・デ・プロモ

37(木)20

映画『ラ・シングラ』上映後監督とのお話

[場]ムルシア州カルタヘーナ アウラ・クルトゥラルCAM

44(木)

ドキュメンタリー映画『フアニート・バルデラマ』

[場]未定

523(木)

フランシスコ・ビエドマ講演『ハエンのカンテ』

[場]未定

1010(木)

ドキュメンタリー映画『カルメン・リナーレス』上映

[問]https://cartagenajonda.com

2024年2月8日木曜日

コンシエルト・エン・インティモ

  昨日お知らせしたエクスポ・フラメンコのマスタークラスをお知らせしましたが、

ヘレスのフェスティバル開催中に三つの公演があります。小さい場所なのでタイトル通り、インティモ、親密な空間でのコンサートになりそう。格安料金での配信もありますよ。



◇コンシエルト・インティモ

226(月)21

[出]〈c〉ドローレス・アグヘータ、〈g〉ドミンゴ・ルビチ

[料]20ユーロ。当日25ユーロ、配信4.95ユーロ

228(月)23

[出]〈c〉ナイケ・ポンセ、〈g〉ハビエル・パティーノ、〈perc〉アレ・フェルナンデス

326(月)23

[出]〈g〉マヌエル・パリージャ、〈c〉ミゲル・ラビ、〈perc〉アネ・カラスコ

[料]20ユーロ。当日25ユーロ、配信4.95ユーロ

[場]ヘレス エキスポ・フラメンコ

[問]https://expoflamenco.shop

エクスポ・フラメンコのマスタークラス

 ヘレスのフェスティバルといえばクルシージョ。フェスティバル主催のものや現地のスタジオ/教室主催のものなどいろいろありますが、web媒体として日々、フラメンコ情報や読み物を提供しているエクスポ・フラメンコもマスタークラスを実施します。

場所はビジャマルタ劇場と駅/バスターミナルの間くらいにあるところ。フラメンコシューズや用品などを扱うショップと小さなイベントスペースがあるのです。なお、ここではおりに触れ、フラメンコ・アーティストのトークや新譜発表なども行われています。

ブレリアの本場で、第一線で活躍するアーティストたちのクラス、面白そうな試みです。



◇エクスポ・フラメンコのマスタークラス

226(月)18時〜1930

[教]〈b〉マルガ・フローレス

[内容]ブレリア

227(火)18時〜1930

[教]〈cコラル・デ・ロス・レジェス、〈g〉ドミンゴ・ルビチ

[内容]ヘレスとそのブレリア、自然と形。

229(木)18時〜1930

[教]〈コンパス〉アリ・デ・ラ・トタ

[内容]ブレリアのパルマ

31(金)1130分〜13

[教]〈g〉ぺぺ・デル・モラオ

[内容]ヘレスのフィットビット。モラオのコンパス。協力〈c〉へスス・メンデス

34(月)18時〜1930

[教]〈c〉アロア・カラ、〈g〉サンティアゴ・モレーノ

[内容]ブレリアの歌。スタイル、コンパス、ボーカルテクニック。

35(火)18時〜1930

[教]〈g〉カルロス・ペレス

[内容]フラメンコギターのための魂からのハーモニーと作曲

36(水)18時〜1930

[教]〈コンパス〉ホセ・ルビチ

[内容]ブレリアのパルマ

37(木)18時〜1930

[教]〈perc〉セピージョ

[内容]カホンで迷惑かけずに伴奏する、歩むことを学ぶ。

38(金)18時〜1930

[教]〈g〉フアン・ディエゴ・マテオス

 [内容]最新盤『ブレリア・カジェヘラ』の作曲研究。カンテ伴奏に使えるレマーテとファルセータ。

[場]ヘレス エクスポ・フラメンコ

[料]各クラス40ユーロ/ストリーミングあり。

[問]https://expoflamenco-shop.myshopify.com/pages/masterclass-en-espacio-expoflamenco-festival-de-jerez-2024-la-buleria

2024年2月6日火曜日

サモラ、ログローニョのフラメンコ公演

 フラメンコはスペイン南部アンダルシア生まれ。でもスペイン北部でもフラメンコ公演は行われています。

チーズの産地として有名なサモラの劇場、スペインを代表するリオハワインで有名なログローニョでもフラメンコ公演、ありますよ。


◇第27回シクロ・フラメンコ

28(木)21

[出]〈c〉カラコリージョ・デ・カディス、ランカピーノ・チーコ、〈g〉アントニオ・イゲロ

215(木)21

[出]〈c〉へスス・メンデス、伴奏〈g〉ぺぺ・デル・モラオ、〈c〉サンドラ・カラスコ、伴奏〈g〉ダビ・デ・アラアル

222(木)21時『エン・ラ・クエルダ・フロハ』

[出]〈b〉アナ・モラーレス、〈g〉ボリータ、〈perc〉パキート・ゴンサレス、〈コントラバス〉パブロ・マルティン

229(金)21

[出]〈c〉キキ・モレンテ、伴奏〈g〉カルロス・デ・ハコバ、〈perc〉クーロ・コンデ、〈c〉エル・ペレーテ、伴奏〈g〉ルベン・レバニエゴス

[場]サモラ プリンシパル劇場

[問]https://www.teatroprincipal.org


◇第28回フエベス・フラメンコ

215(木)20

[出]〈c〉アルカンヘル、〈g〉ミゲル・アンヘル・コルテス

[料]1220ユーロ

229(木)20時『レコルダンド・ア・マルチェーナ』

[出]〈c〉サンドラ・カラスコ、〈g〉ダビ・デ・アラアル

[料]20ユーロ

314(木)20

[出]〈c〉へスス・メンデス、〈g〉アントニオ・イゲーロ

[料]20ユーロ

[場]ログローニョ ブレトン劇場

[問]https://teatrobreton.org/inicio

2024年1月29日月曜日

ニューヨーク フラメンコ・フェスティバル

 ニューヨークで開催されるフラメンコ・フェスティバルのプログラムが発表されました。国立バレエにリケーニ、トマティートなど、今年も充実のプログラムです。

ニューヨークだけでなく、マイアミ、ロサンジェルス、シカゴでも公演がありますよ。





◇第23回ニューヨーク・フラメンコ・フェスティバル

ニューヨーク

31(金)18

[出]〈g〉トマティート

[場]アメリカ ニューヨーク タウン・ホール

33(日)18時『タミス』

[出]〈g〉アレハンドロ・ウルタード

310(日)18時『リブレス』

[出]〈c〉ラス・ミーガス

317(日)18

[出]〈g〉ラウル・カンティサーノ、〈vj〉ロス・ボルブレ

[場]アメリカ ニューヨーク パブリック・シアター/ジョーズ・パブ

35(火)19

[出]〈piano〉アンドレス・バリオス、ゲスト〈b〉アナ・アルマグロ

38(金)19

[出]〈b〉コンチャ・ハレーニョ

[場]アメリカ ニューヨーク インスティトゥート・セルバンテス

37(木)19時『ネルハ』

[出]〈g〉ラファエル・リケーニ

[場]アメリカ ニューヨーク エレバス・リサイタル・ホール

38(金)1930分、9(土)15時、1930分、10(日)15時『インボカシオン』

[出]〈b〉スペイン国立バレエ団

315(金)1930分『ラ・レオナ』

[出]〈b〉オルガ、ペリセ

316(土)1930分、17(日)14時、19時『ガラ・フラメンカ』

[出]〈b〉マヌエル・リニャン、アルフォンソ・ロサ、エル・ジジョ。パウラ・コミトレ、〈c〉サンドラ・カラスコ

[場]アメリカ ニューヨークニューヨーク・シティ・センター

39(土)19時『ア・ガジャ』

[出]〈c〉インマ・ラ・カルボネラ、〈g〉アントニア・ヒメネス

[場]アメリカ ニューヨーク ルーレット

316(水)1930分、2130

[出]〈g〉リカルド・モレーノ、ゲスト〈c〉セリア・フローレス

[場]アメリカ ニューヨーク リンカン・センター

314(木)20時『プーラ・サングレ』

[出]〈c〉イスラエル・フェルナンデス、〈g〉ディエゴ・デル・モラオ

[場]アメリカ ニューヨーク カウフマン・ミュージック・センター

315(金)20

[出]『ウルトラベジェサ』〈c〉マリア・ホセ・ジェルゴ、『マルチェーナを思い出して』〈c〉サンドラ・カラスコ、〈g〉ダビ・デ・アラアル

316(土)19

[出]〈フルート〉セルヒオ・デ・ロペ・トリオとマンハッタン・ウィンド・アンサンブル

[場]アメリカ ニューヨーク ル・ポワゾン・ルージュ

○マイアミ

31(金)20時、2(土)20時、3(日)15『インボカシオン』

[出]〈b〉スペイン国立バレエ団

[場]アメリカ、マイアミ アルシュト・センター/オペラハウス

314(木)20時『ガラ・フラメンカ』

[出]〈b〉マヌエル・リニャン、アルフォンソ・ロサ、エル・ジジョ。パウラ・コミトレ、〈c〉サンドラ・カラスコ

[場]アメリカ、マイアミ アルシュト・センター/コンサートホール

31(金)1730分『イストリアス・デ・ウン・フラメンコ』

[出]〈g〉アントニオ・レイ、〈b〉イレネ・ロサノ

32(土)14時『ミラダス』

[出]〈g〉アレハンドロ・ウルタド、〈b〉インマクラーダ・サロモン

32(土)1930分『ミ・エセンシア』

[出]〈g〉リカルド・モレーノ、ヘロニモ・マジャ

33(日)19時『プラサ・ビエハ』

[出]〈g〉ホセ・デル・トマテ、〈b〉カリメ・アマジャ

[場]アメリカ、マイアミ アルシュト・センター カーニバル・ストゥーディオ

○ロサンジェルス

[場]アメリカ ロサンジェルス ウィルシャーEbellホール

○ボストン

32(土)20

[出]〈g〉トマティート

39(土)20時『エスパシオ・クリエティーボ』

[出]〈b〉アルフォンソ・ロサ

313(木)20時『ウルトラベジェサ』

[出]〈c〉マリア・ホセ・ジェルゴ

[場]アメリカ ボストン バークリー・パフォーマンス・センター

○シカゴ

229(水)、31(木)19

[出]〈g〉アントニオ・レイ

33(日)19時『ウルトラベジェサ』

[出]〈c〉マリア・ホセ・ジェルゴ

36(水)19時『リブレス』

[出]ラス・ミーガス

310(日)19『ア・ガジャ』

[出]〈c〉インマ・ラ・カルボネラ、〈g〉アントニア・ヒメネス

316(土)19

[出]〈g〉ラウル・カンティサーノ、〈vj〉ロス・ボルブレ

[場]アメリカ シカゴ インスティトゥート・セルバンテス

[問]http://www.flamencofestival.org

2024年1月23日火曜日

追悼ミゲル・ペレス

ギタリスト、ミゲル・ペレスが亡くなりました。

1960年セビージャ生まれ。8歳の時からギタリストだった父(パコ・フェルナンデスも最初に習ったのはミゲルのお父さんだったそう)に手ほどきを受け、マティルデ・コラルらの舞踊教室などの稽古伴奏やロス・ガジョスやアレナルなど地元セビージャのタブラオで活躍。
1981年にはマノロ・ソレールのグループで、89年にはトナーのグループで新宿『エル・フラメンコ』に出演している。

1987?ペーニャでマノロ・マリンの伴奏



セビージャのアーティストで彼と共演したことがない人はいるのだろうか、というくらいに、長いキャリアの中で色々なアーティストと満遍なく共演してきた。


2010年ロンダのコンクールで優勝した萩原淳子も彼のギターだったし

2015年ラ・ウニオンに挑戦した石川慶子の背中を見守っていたのもミゲルだった。

同年ウニオンで彼が伴奏したのは彼女だけじゃない。レオノール・レアルのギターも彼だった。


2017年はマイセ・マルケスと


フェルナンド・ヒメネスを伴奏し、フェルナンドは見事優勝。


2011年大震災のための日本支援公演ではアレハンドロ・グラナドスや



ミラグロス・メンヒバルらと共演した。

 


2019年も萩原と共演し、


ソロも聴かせた。



同年、2枚目のソロ・アルバム『desde la escalera』もリリースしている。
Apple MusicSpotifyで聴くことができる。

同年、チリ出身の踊り手ハビエラ・デ・ラ・フエンテの作品伴奏も務めている。



近年は、ウルスラ・ロペス監督のもと、アンダルシア舞踊団のギタリストとなり、最近はまたセビージャのタブラオなどで演奏していた。24日もタブラオ・ラ・カンタオーラに、27日はカサ・デ・フラメンコに出演予定だった。

人柄そのままに暖かいギター。まだまだ私たちにたくさんのことを教えてくれたはず。


あまりにも早すぎる。あのあったかい笑顔にまた会いたい。

 



訃報を知ってからなんかね、ずーっとおもーい感じ。
すごく仲良いとじゃなかったんだけどfacebookのみんなの投稿見るにつけ
偉大さというかその不在の大きさを思い知るというか。


2024年1月18日木曜日

第2回ギリホンド祭

 セビージャ郊外、パロマーレス・デル・リオの街で昨年4月に初めて開催されたギリ・ホンド祭。ギリとは口語で外国人のこと。そう、スペイン以外で生まれたアーティストにフォーカスした、世界で初めてのフラメンコ・フェスティバルなのであります。

昨年は第1回ということで、中国出身の歌い手やギタリスト、へーレン財団学校の生徒などが出演しました。今年は、日本へのオマージュということで、セビージャ在住の萩原淳子と日本から短期滞在予定の小谷野宏司が出演するほか、スペインより先に音楽院にフラメンコギター専攻科が生まれたオランダ出身のギタリスト二人のリサイタルやフランス人歌手のコンサート、そして大トリは日本とも縁の深いエスペランサ・フェルナンデスが務めます。また、3日4日にはカルメラ・リケーニのクルシージョも開催。アルヘシラス在住日本人カメラマン、ホッタトモユキの写真展も行われます。

左からフェスティバル監督、フラメンコ研究家マノロ・ボルケス、ぺぺ・ハポン名誉領事、パロマーレス市長


なお、プログラムの写真などプロモーション用には現在、昨年の公演のものが使われています。

◇第2回ギリホンド祭

51(水)20時開会宣言

2130

[出]〈c〉ホセ・デ・ラ・ネグレタ、〈g〉アントニオ・モジャ

52(木)21

[出]〈g〉ユス・ウィガーズ

23

[出]〈b〉カルメラ・リケーニ

53(金)

1930分ドキュメンタリー『パケーラ日本に行く』

2130

[出]〈b〉萩原淳子

2230

[出]〈c,b〉小谷野宏司

54(土)

21時クリスティーナ・ヘーレン賞授賞式

22

[出]〈g〉ティノ・バン・デル・スマン

23

[出]〈c〉エスペランサ・フェルナンデス、〈g〉ミゲル・アンヘル・コルテス

[場]セビージャ県パロマーレス・デル・リオ マレラス劇場※4日のみアラブ風呂

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