ギタリスト、ミゲル・ペレスが亡くなりました。
1960年セビージャ生まれ。8歳の時からギタリストだった父(パコ・フェルナンデスも最初に習ったのはミゲルのお父さんだったそう)に手ほどきを受け、マティルデ・コラルらの舞踊教室などの稽古伴奏やロス・ガジョスやアレナルなど地元セビージャのタブラオで活躍。
1981年にはマノロ・ソレールのグループで、89年にはトナーのグループで新宿『エル・フラメンコ』に出演している。
1987?ペーニャでマノロ・マリンの伴奏 |
セビージャのアーティストで彼と共演したことがない人はいるのだろうか、というくらいに、長いキャリアの中で色々なアーティストと満遍なく共演してきた。
2010年ロンダのコンクールで優勝した萩原淳子も彼のギターだったし
2015年ラ・ウニオンに挑戦した石川慶子の背中を見守っていたのもミゲルだった。
同年、2枚目のソロ・アルバム『desde la escalera』もリリースしている。
Apple MusicやSpotifyで聴くことができる。
同年、チリ出身の踊り手ハビエラ・デ・ラ・フエンテの作品伴奏も務めている。
近年は、ウルスラ・ロペス監督のもと、アンダルシア舞踊団のギタリストとなり、最近はまたセビージャのタブラオなどで演奏していた。24日もタブラオ・ラ・カンタオーラに、27日はカサ・デ・フラメンコに出演予定だった。
あまりにも早すぎる。あのあったかい笑顔にまた会いたい。
訃報を知ってからなんかね、ずーっとおもーい感じ。
すごく仲良いとじゃなかったんだけどfacebookのみんなの投稿見るにつけ
偉大さというかその不在の大きさを思い知るというか。
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