2009年11月8日日曜日

ルベン・ダンタスのクルシージョenセビージャ

来週の週末、11月13日から15日の3日間、
ルベン・ダンタスのクルシージョがセビージャで開催。

金曜は18時から20時、土曜は11時から14時、16時から20時、
日曜は11時から14時という集中クラスで受講料は155ユーロ。


ルベンといえば、パコ・デ・ルシア・セクステットのオリジナルメンバー。
今はフラメンコ以外の音楽、ポップロックやジャズなどでもポピュラーな楽器となったカホンだが、その張本人はいうまでもなくパコ・デ・ルシア。
中南米公演で訪れたペルーでのパーティーで、木の箱の上に座ってそれを叩く地元ミュージシャンをみてひらめいた。
舞台の上でなく、家やバルなどでのプライベートなフラメンコでは、こぶしで机を叩いて拍子を取ることがよくあるが、この箱の音はそれともにていて、フラメンコに違和感がない。
当時、パコのグループのパーカッション奏者だったルベンにこれを使おうと提案したのだった。だからカホンの産みの親はペルーでも、養子にしようといったのはパコで、パコとともに育ての親となったのはルベンなのだ。
それからおよそ30年。箱、カホンは楽器としてめざましい発展普及を遂げた。

現在、自らのグループでの活動とともに後進の指導にあたるルベン。
今回のクラスもその一環というわけである。
なお、彼はブラジル人ゆえ、スペイン語表記のRúben ではなくRubemとなります。

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