2026年4月19日日曜日

ラファエル・カンパージョen トーレス・マカレーナ

いやあ、もうすごかった。最高!フラメンコらしいフラメンコ。本格正統セビージャ派。正統といっても堅苦しい真面目な感じではなくゆったりと余裕を持って歌を聞いて歌を縁取るように踊っていくのだ。全ての動きにセンティードがあり無駄がない。圧巻。
トーレス・マカレーナでの舞踊公演は通常、一部はギターソロやカンテソロがあってから舞踊、休憩があって二部もギターかカンテのソロがあってから舞踊、っていうパターンが多いんだけど、今回は初っ端、トナで、カンテソロかと思いきやシギリージャへ。
ゆっくり歌をマルカールしていく。急がない。歌を絵で描いているよう。ここぞと言うときに足が入る。シギリージャらしい痛みが伝わってくる。
ギターソロでのファルーカのあとタラント。抑制された中に垣間見える熱。うーん、実にタラントだなあ、と思っていると時折見せる笑顔がいい。歌がいいからなのか、いいフラメンコの中にいる幸せなのか、踊る喜びなのか。なぜかは知らないけれど作り笑顔じゃない自然な笑顔にこちらのほおもほころぶ。
タンゴではトリアーナのティティ風の振りも飛び出して、いやいや、これですよ、この洒脱さ!ユーモアもフラメンコの大切な要素。
休憩を挟んで始まったのはアレグリアス、だったので踊りかな、と思ったけどカンテソロでした。と言うことは、のソレア。これまた絶品。歌に寄り添い、歌を体に入れて表現していくという感じ。

いやあまいりました。フラメンコってやっぱいい。


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