2024年10月13日日曜日

ビエナル ファティギージョ賞

ビエナルが終わって1週間。
以前はジャーナリストや研究者などが決める、ヒラルディージョ賞というのがあったのですが、廃止になりました。ファティギータというネット番組配信をしている、サラ・アルギホ(エル・コレオ・デ・アンダルシア批評家)、アレハンドロ・メディナ(ディアリオ・デ・セビージャ)の声かけに、記者有志らが集まって今年のビエナルの各賞が決定されました。
受賞者は以下の通り。

カンテ/マリア・テレモート
バイレ/『ムエルタ・デ・アモール』群舞
ギターソロ/ペドロ・シエラ
カンテ伴唱/セグンド・ファルコン
ギター伴奏/ヘスス・ゲレロ
楽器/ハビエル・ラバダン
最優秀作品/『ムエルタ・デ・アモール』
コンパス/エル・オルーコ
新人賞/ダビ・デ・アラアル
舞台賞/『カプリチョス』
マエストリア/アウロラ・バルガス
魔法の瞬間/『ロス・エヘス・デ・ミ・カレータ』イネス・バカンとペドロ・リカルド・ミーニョ
味わい賞/エミリオ・カラカフェ
出会い賞/ラ・カイータ、ラ・トレメンディータ
カバーレス賞/マヌエル・デ・トマサ
名誉賞/マヌエラ・カラスコ

Archivo Fotográfico de La Bienal de Flamenco / ©Laura León


 



授賞式は20日の13時30分からセビージャのペーニャ、トーレス・マカレーナで行われます。

なお、志風も審査に参加しましたが、意見が分かれ、多数決で決まった賞も多いので、私の思いとは違うものもたくさん。でも、賞ってそんなものですね。
だいたい、今年、24日間64公演全部を見ることはまず物理的に不可能で、最もたくさん見た人でも40件を超えるくらい。ちなみに私は36件。審査員の中で最も少ない人は8公演。
でも個人的にはアンダルシア舞踊団『ピネーダ』やラファエラ・カラスコ、マヌエル・バレンシアにも何かの賞を送りたかったなあ。

近日中にビエナル総括記事、フラメンコファンに書く予定です。


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