8月27日から4日間、マラガ県アルチドーナという町に行ってきました。
カビルド・フラメンコという名の、フラメンコにおける女性をテーマにした催し。
講演や公開インタビュー、パネルディスカッションなどに加えて夜は公演も。
まず27日夜はプレゴン、開会宣言。
女優のインマ・ラ・ブルハが芝居仕立てで開会宣言。
ペドロ・バラガンのギターに合わせてダイナミックに展開。
翌朝は、マラガ出身のギタリスト、ダビニア・バジェステロスが演奏するアンダルシア州歌、スペイン国歌に始まり、
アンダルシア・フラメンコ機関のディレクターの挨拶、
アルチドーナ市長の挨拶に続き
クリスティーナ・オヨスの公開インタビュー。
その歩みを振り返る。
家に一個しか電球がないのに電気代に困っていたセビージャの実家とニューヨークのネオンとのギャップにびっくりした話。容姿にコンプレックスがあったけど父が励ましてくれた話。ガデスに相手役に抜擢されびっくりした話。役を演じるのではなく、本来の自分でフラメンコを踊りたくてガデス舞踊団を離れた話。
血の婚礼の最後のスローモーションで息が止まりそう、というのに、うん、見ている私もそんな感じだったと思い出したり。ずっと聞いていたかったほどでした。
60〜70年代のタブラオではたらいていた踊り手たちのエピソードをカルメン・プルポンが、ロルカとドゥエンデの話をホセ・ハビエル・レオンが、ニーニャ・デ・ロス・ペイネスの物語をインタビュー形式で語り、最後にはグラナダのクーロ・アルバイシンがサクロモンテのヒターナたちを話した。映画「サクロモンテ」にも出演していた彼だが、彼が見聞きしたヒターナたち、どん底の貧しさの中でしゃかりきに働き、早死にした彼女たちの話も心に残る。
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