2010年8月12日木曜日

ラ・ウニオン2010 コンクール初日

カンテ・デ・ラス・ミーナス国際フェスティバルも終盤。
今日からはコンクール準決勝です。
各地の予選を勝ち抜いてきた参加者たち。

トップバッターは去年も出場のピアニスト、アブドン・アルカラス。
派手なアクションが特徴的。

歌い手の一番手はバダホスのペドロ・シンタ。

マラゲーニャ、タランタ、カルタへネーラ。
続いてヘレス出身のカンタオーラ、サラ・サラドが

グラナイーナ、ソレア・ポル・ブレリア、ブレリアと歌い、
いよいよ暁子さんのタラント。


途中でスカート下がとれてしまうというアクシデントはあったものの
しっかりしたテクニックでみせてくれました。

ひとつひとつの動きがきれいで、しっかり指の先まで気持ちがこもっている。

これもコンクールの常連、ニーニョ・デ・アウロラマラゲーニャなど3曲につづき

再び暁子さんが登場。
赤いバタ・デ・コーラでのアレグリアス。

白地に赤い刺繍のマントンをひるがえし、華麗な舞。
バタの先っぽの動きまで完璧にコントロール、
コンパスにぴったりあわせるのには脱帽。もうお見事というしかありません。

ギターソロのカジェターノ・モレーノは隣町カルタヘーナ出身。
続いてバイレの2人目、クリスティアン・ペレス。
回転を多用したタラントに観客は拍手喝采。

コルドバのカンタオール、ラウル・アルカンタラ“エル・トロジャ” は28歳。
タランタ、マラゲーニャ、そしてミネーラ。
今日出場の歌い手の中では一番拍手が多かったような。

クリスティアンの2曲めもアレグリアス。
スペイン国立バレエ団学校に学ぶだけにしっかりしている。

この夜9人目の出場者はグラナダの“エル・コロライート”。彼もこのコンクールの常連。
マラゲーニャ、タランタ、レバンティカ。
続いてグアダルペ・トーレス。

マドリード生まれだがアンダルシア舞踊団に在籍していた実力派。

コルドバ出身、エバ・デ・ディオスのソレア、カンティーニャにつづき

今日のトリはグアダルペのロマンセ。ロマンセというもののブレリア?

と、10時にはじまったコンクールが終わったのはなんと2時5分だったのでした。

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