2020年5月23日土曜日

WEBフェスティバル『フラメンコ・デ・ソファー』

劇場もタブラオもスタジオも閉鎖。
困っている踊り手たちの助けになれば、とソファでのフラメンコなる、ウエブが開設されました。
チェコでクルシージョやフェスティバルを主催するなど、フラメンコ・アーティストの招聘を手掛けているフィエスタという会社が在チェコのスペイン大使館などと協力して主催するものです。
 YouTube チャンネル。21日現在はまだプログラムがうつされるだけですが。


6月4日から毎週木曜日19時(スペイン時間/日本は翌朝2時)から週替わりで8人のダンサーの作品がウエブ公開されます。

プログラムは以下の通り(リンクはこのフェスティバル公式ウエブの各演目解説)
6月4日〜10日    ダビ・ペレス『プンタル』
6月11日〜17日  カリメ・アマジャ『ラ・フエンテ』
6月18日〜24日  ニノ・デ・ロス・レジェス『ティエラ』
6月25日〜7月1日 チョロ・モリーナ『アビソ:バイレ・デ・ヒターノス』
7月2日〜8日   ラ・モネータ『ムイ・エスペシアル』
7月9日〜15日    ポル・バケーロ『アントホ』
7月16日〜22日  アドリアン・サンタナ『シンボシス』
7月23日〜29日  モニカ・フェルナンデス『コマドレ』

いずれもアーティストが持っているビデオの提供で、1週間のみの限定公開となります。
公式ウエブから寄付ができ、ウエブ制作や送金手数料以外は全額アルティスタに贈られるそう。
寄付は5ユーロ/ドルから40ユーロまで、クレジットカードで決済します。
小額でもアーティストの励みに、助けになるはずです。

顔ぶれを見ると実力派の中堅どころがそろっていますね。
ウニオンの覇者ダビやアドリアンは日本人舞踊家との共演もあるし、カリメは映画やタブラオ、ガルロチでおなじみ。モネータは昔から人気があ理ますよね。
ほとんどが来日経験あるんじゃないかな?
ポルとモニカ夫妻は昔カナーレス舞踊団だったし、ポルは昔ビセンテ・アミーゴのグループでも来日したことがあります。モニカは元
私が見たのはチョロだけ。中堅の公演はスペインにいてもなかなか見るチャンスがなく、ヘレスのフェスティバルにきたチョロだけです。

商業ベースに乗りにくい、中小の劇場が少ない、などの理由で、公演数が限られてしまうからです。
なのでこれはいいチャンス。
タブラオで観た、あの踊り手がどんな作品作るのか、興味ありません?

無料で観ることもできるけど、できれば寄付もぜひ。



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