2026年2月12日木曜日

フアン・デ・フアンen トーレス・マカレーナ

 フアン・デ・フアンの舞台を観るのはすごく久しぶり。

1979年セビージャ生まれのモロン・デ・ラ・フロンテーラ育ち。セビージャ舞踊学院に学び、そこにクラスをしにきたアントニオ・カナーレスの目に留まり、彼の舞踊団で長らく活躍。私が彼を知ったのもこの時期で、細身ながら、カナーレス譲り?の足の強さとファルーコファミリーにも通じるようなパワフルさとスピード感が印象的だった。あれから何年?

カナーレスから離れた後はソロで活躍。フラメンコのソロ作品はもとよりヒップホップのダンサーと共演するなど意欲的な活動を続けてきたのだけど、なぜか私はそんなには見ていなかったかも。ヘレスでの公演は見た記憶、でもビエナルのは他の公演と重なるとかだったような記憶。

日本でもお馴染みのパコ・イグレシアスのギターソロに始まり、

フアン・ホセ・アマドールとダビ・エル・ガジが舞台に上がりアレグリアス。


フアンが舞台に出てくるかな、と思うけど、出てこない。あ、これはカンテソロなのかも、と諦めかけたところ、ガジがロメーラを歌っているところでフアン登場。

姿がいい。姿勢がいい。歌を聞いてただマルカールしていく。シンプルだけどムイ・フラメンコ。



アレグリアスからシギリージャへと曲が変わっても、フアンは同じように、歌を聞いて、コンパスを感じ、フラメンコを堪能して踊る。シンプルかつナチュラル。フラメンコが大好きでいいフラメンコを聞いて感じて思うままに動く、踊ることが楽しくてたまらないという感じ。

休憩を挟んでタンゴが始まる。続いてソレア。やはり歌をしっかり聴いてマルカールしていく。ほとんど動かず、指先だけでコンパスを刻んだり。


フラメンコってこうだよね。これがいいよね。

46歳という年齢もあるのかな、落ち着いて、地に足がついた踊りで、昔の旋風のような踊りも良かったけど、やっぱ、こういうのがいいわ。

どんどこどんどこ足ばっかやってる若い踊り手も多いけど、いやいや、こういうのを学んでほしいなあと、思ったことでありました。





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