今年もやってきましたラ・ウニオンに。
バスをグラナダで乗り換えて、家を出てから10時間という疲れもあって前夜祭は行かずご飯だけ食べて初日は寝ちゃいました。Facebookの中継で様子は見たけど。前夜祭の様子はこちらで見ることが出来ます。https://www.youtube.com/live/Hedt7VH3MBY?si=9bDXH2HHd4GWX-fI
そしていよいよ開会宣言。今年はスペインのベテラン俳優が、カンテをまじえつつ。地元出身アントニオのギターは何度聴いてもいいなあ。
このあとトロボという,即興で歌うのがちょっとあって前年度優勝者ガラ。まず最初は青少年舞踊コンクールの優勝者、マティアス・カンポス。若い.強い.うまい。マリオやグイトのビデオで学んだのだろう古き良きフラメンコの香りに満ちた踊り.まだ16歳じゃなかったかな?すでにプロと活躍していて貫禄十分.年齢制限クリアすればウニオン優勝も十分ありか。
続いてマルケス。チェロ独奏で聴かせるガロティン。 面白い.ギターのマネではなく楽器を生かしメロディやリズムで遊ぶのがいい。
最後はギターのジョニ・ヒメネスとの共演も
そして萩原淳子のタラント.衣装もたらんとにふさわしい抑えた色調でドラマチックに魅せる
ジョニのソロがこれまた最高だった.音がいい。
パコ・デ・ルシアのフレーズを誰よりもパコに近い、パコと同じセンティードで響かせる。なんだろう,去年もそうだったけど心にまっすぐ飛び込みんできて涙目にさせられるこの演奏.音,そして間合いの良さ?
そして再び萩原でアレグリアス.マントンとバタで。バタあしらいがいつもながらに上手。
立ってミネーラ,これまた素晴らしかった。さっきのグアヒーラといいメロディアスな曲をニュアンスをつけて上手に歌い上げるのにはほれぼれする。