2024年5月31日金曜日

瀬戸口琴葉enトーレス・マカレーナ

 セビージャ留学中の瀬戸口琴葉がペーニャ、トーレス・マカレーナに出演すると聞いて久しぶりにマカレーナまで。この日、AC/DCのコンサートがあるということで、黒いロックTシャツ着た人がやたら多いし、バスも満員。

ペーニャ、ずいぶん雰囲気が変わりました。数年前に会長が変わってからだそうで、雰囲気が全体に若返って明るくなったかな、あと女性が多くなりました。バルも働く人が増えたような。ペーニャは会員が毎月の会費を払って運営していて、会員が前の方に座るようになっていて、私も友達が会員だったので前の方に座らせてもらいました。

トーレス・マカレーナは毎週舞踊公演が行われているという珍しいペーニャ。通常、ペーニャはカンテ中心で、普段は全く公演などなく、バルみたいになっているところもあるのですが、ここは公演に講演、会員たちのお話会や歌の会などイベントが盛りだくさん。会員以外も協力費を払えば入れるので、留学生たちや観光客なども訪れる、開かれた雰囲気。昔、2009年NHKで放送された探検ロマン世界遺産という番組で、ユーミンが訪れていたのもここです。



ホセ・ルイス・メディーナのギターソロでグラナイーナ、瀬戸口の一曲目はシギリージャ。
歌はガジとキコ・ペーニャ。歌が良くて、踊っている瀬戸口もつい口元がほころぶ瞬間があったほど。でもちゃんとシギリージャでしたよ。コラへのシギリージャ。不幸で悲しみに打ちひしがれるより、なんでこんなことが起こらなくちゃいけないの、って怒っているような、そんなシギリージャ。よかったです。



休憩を挟んで、カンテス・デ・レバンテのカンテ・ソロ、そしてソレア。
舞台に出ていく前からしっかりソレアの雰囲気を演じていた。演じる、曲の中に入ることは大切。


でも本領発揮!と思ったのはブレリアに入ってから。のびのびと、自由な感じで歌もしっかりきいて反応して踊っている感じ。彼女のキャラクターにも合っているのかな。


技術があるしせっかくの舞台だし、で、あれもこれもと詰め込んで全部できちゃうのでこれも入れちゃおう、って感じなのかな、もうちょっとゆったりしたスペースも作ってくれるとか、強弱をつるというか、起承転結じゃないけど、強弱をつけるというか、そういうのが合ったほうが観客としては入り込みやすいかも? ブレリアはみんなの心が彼女の踊りに乗っている感じが合ったし、きっともっとどんどんすごくなるはず。またみせてくださいね。



2024年5月29日水曜日

マカレーナ・ロペス『ウナ・ロサ・アスル・イ・ロス・オホス・ロホス』』

 


90年、セビージャ生まれだという踊り手マカレーナ・ロペス。セビージャの舞踊専門学校、アンダルシア舞踊センターに学び、エステベス&パーニョス舞踊団、アンダルシア舞踊団で活躍した人、というからというから絶対見ているはずなのだけど覚えていない。舞踊団の団員のことを覚えている、ってのは目に止まる何かがあるってことだし、今はスター格の踊り手でも舞踊団時代、ペーペーの頃覚えている人ってのはすごく少ないんだけどね。群舞で悪目立ちしてないってことでもあるかもなのでそれは別に悪いことではないね。

で、唯一覚えているのが21年のヘレスでアルカンヘル公演の時踊った彼女なんだけど、うーん、テクニックはあるけど…って印象でした。

で今回もそれ。体のコントロールはできている。でも…という感じ。

まず作品。あらすじじゃないけど多分何か言いたいこと、テーマはあるんだと思うのだけど、どういう話だったのかはまーったくわからない。私が頭悪いのかとも思ったけど終演後話した友達も同様。しかもプログラムがないんですよ。手がかりが全くない。劇場にあったQRコードやっても、出演者、彼女とゲストで最後の方でシギリージャ歌ったミゲル・ポベーダしか書かれてないし。

ちなみにバイオリンのアレシス・レフェブレは昔の知り合いだし、歌い手は終演後劇場のバルに来てたのでボラとフアン・デ・マイレーナだとわかったけど、ギター、パーカッション、いったい誰だったんだろう。。。*州の人に聞いてギターはフランシス・ゴメス、パーカッションはリト・マーネスと判明。

んでね、フラメンコ曲を普通に踊った場面はほぼなくて、ロシオ・モリーナ的というかコンテンポラリー的というか。片足引きずったり、自分を縛ったひもの先を歌い手に渡し引っ張ってもらい、自分で紐をくぐって解いていくとか、あ、この場面ではフアンがトリージャ歌ったんだけど、こっちはお上手でした。

個人的には久しぶりに聞いたミゲルが、やっぱりリガールの仕方とか名人技だし、オレ!だったのでなんとか、持ち堪えたけど、最後白い紙の上に金盥持ってきてその中に入った時、入る前から中に墨でスカートにつけるだろうと予想もできたけどなぜ、そうしてるのかはわからないし、ねえ。いやあ、本人解説付きとかで見ればまた違うのだろうけど。ただ歩くだけがサマになるディーバじゃまだないし。いやあ、もうほんと、困ります。

うーん、イスラエルでもロシオでも、エバでも最初からぶっ飛んでたわけではなくて、最初はみんな伝統的なフラメンコをガンガン踊って、そこで認められてからだよね、コンテみたいなこととか取り入れたのは。百歩譲って、イスラの最初のソロ作品はびっくりさせるとこあったにしても、さ。マヌエル・ソレールやマヌエラ・カラスコ作品でバンバン踊ってたじゃん?コンクールでも優勝してたし。

マカレーナはまだそこまで知られた存在じゃないし最初からこれはきついような。

テーマや物語性のある作品の場合、それが観客に伝わるようにするべき、だと思うわけですよ、全部きっちり伝わらなくても、イメージだけでもぼんやりとでも伝わらないなら意味ないんじゃないかと。後で聞いたら一応、演出家さんもいたらしいのですけどね。なんか勿体無い。せっかくの売り出しの大きなチャンスだったのに、とか考えちゃいました。

いや私がこれがやりたかったんだから、と本人いうかもだけどさ、戦略としてはまずストレートなフラメンコで名をうってからの方がいいんじゃないかとか思っちゃうのは年寄りぽいですかねえ。それかもう少しわかりやすくするとかさー。

後記

んでプログラム、曲が並んでるリサイタル・タイプの時はなくてもいいかもだけど、物語性のある作品にはやっぱあった方がいいと思います。ま、「プログラム見なくちゃいけない舞台は失敗」みたいなことをピラール・ロペスが言ったっていうけど、なんだかわかんないけどすごい、よくわからんけど好き、っていう時、プログラム見てなるほど、ってなるのはあるけど、今回みたいな場合は読んでも結局クエスチョンマークって気もする。どうもメルセデス・デ・コルドバがヘレスでワークインプログレスやったマルガリータ・ヒル・ロエセがテーマらしいのですが、いや、それ聞いてもああ、とはならず疑問膨らむ。てか、世の中の大部分はマルガリータのこと知らないし、なんで、こないだのメルセデスのように、彼女を理解してもらうためにお話し入れたり、その絵を使ったりってのはありだなあ、と思ったことでした。



2024年5月24日金曜日

ホセリート・アセド、ホセ・アセド『レクエルド・ア・セビージャ。ニーニョ・リカルドのいない50年』

 パコ・デ・ルシアも多大な影響を受けたというギタリスト、ニーニョ・リカルド。1904年生まれで1972年没のセビージャの偉大なギタリストの曲を、親子で演奏するというプロジェクト。

昨年夏、トリアーナの夏祭りベラで、少し聴いたのが良かったので期待。今回はゲストに、歌のトレメンディータ、踊りにバレリアーノ・パーニョが入って、シンプル、コンパクトながら、気持ちのいい小品に仕上がっていた。

フラメンコギターは基本、自分が作った曲を演奏するという不文律のようなものがある。自分が作った、とは言っても、全部一から作曲するというだけでなく、伝統的なメロディや他のギタリストのモチーフを借りて作る、というのもあるわけだけど。

でもそのため過去のギタリストたちの名作が記憶の彼方に埋もれていくということもあるわけで、ジャズのスタンダードじゃないけれど、時を超えて演奏される曲があってもいい。先輩ギタリストの曲を演奏というと、昔パコが エステバン・サンルーカルの曲を演奏してた、なんてのもあったけど、リケーニもサビーカスやニーニョ・リカルド弾いたCD録音してますね。若手だとハビエル・コンデが超絶技術でラモン・モントージャからセラニートまで演奏しちゃうのを聴いた人、いるかもしれません。

そういえばホセ・アセド父ちゃんはリケーニの従兄弟だったなあ。ふむ。リケーニの録音の方が、そりゃ音もきれいだけど、こういう形で、若手が歴史上の名人をクローズアップするという試みは素晴らしい。

アラブ風の曲のソロに始まり、ソレアやアレグリアス。トレメンディータが歌うタンゴ、バレリアーノが踊るファルーカなど。昔風でも古臭くなっておらず、ムイ・フラメンコなリカルドのエッセンスが感じられた公演でありました。




2024年5月22日水曜日

ダビ・コリア『ロス・バイレス・ロバーダス』

 踊る、踊る、踊り続ける。3人の女と2人の男。輪になって、列になって、同じ動きもあれば違う時もあり、一人で、二人で、三人で、フォーメーションを変え、舞台をいっぱいに使って踊り続ける。

サパテアードも重要なテクニックの一つとして使っているけれど、全体の印象はスパニッシュ・コンテンポラリー。音楽も、フラメンコ以外のものが大部分、ダビ・ラゴスの最高にフラメンコな声もあるけれど、それをそのまま踊っていたのはほんの少し。チェロでのファルーカのコリアのソロ。とダビの歌うアレグリアスに足で答えるコリアくらい? ダビと男性ダンサーが歌うセビジャーナス・コラレーラは手を組んだ女性ダンサー3人が踊ってたけど。チェロ奏者 イシドラ・オリャンが歌うエル・ビトとかクリスタルボウルの音とか、ちょっとスピリチュアル系な匂いもして眠りを誘う。私的にはフラメンコがもっと欲しい、というのが正直なところ。イスラエル・ガルバンとの共演でもお馴染みにサックスのフアンMヒメネスとダビ・ラゴスのデュオは好き。

ワークインプログレスを昨年3月にヘレスで見て、夏にイタリカで初演みて、今年2月にヘレスで見て、と来たわけだけど、今でも最初のが一番良かった、という気持ちは変わらない。それでもヘレスの時よりも前方中央と席が良かったこともあってか、ヘレスの時よりも良かったような気はする。

同じ作品を何度も見ると(この作品はヘレス、イタリカ、ヘレスで内容がだいぶ変わっているけれど)最初に見えてなかったものが見えてくるってのもあって、今回は特に照明の素晴らしさに目がいったのでありました。

照明はグロリア・モンテシノ。ラファエラ・カラスコの作品なども手掛けている舞台照明家。もやがかかったようなオープニング。バックが黒、黒い衣装というと、見えにくいことが多い印象があるけれど、表情も動きもはっきり見える。この作品の物語的な諸々を全部理解できたとは思わないけれど、照明による説明というか、照明が作り出すそれぞれのシーンの雰囲気は伝わってくる。照明は踊りの一部、というと語弊があるかもだけど、いい照明は舞踊をより良くする。見せたいものを浮かび上がらせる。そんなふうに思ったのでありました。




コルドバ フラメンコの白夜

街のあちこちで行われるコンサートを一晩中、無料で楽しめる、という唯一無比のイベント。コルドバ、フラメンコの白夜が今年も開催されます。
歌にギターに踊りにフュージョンに、といろんなフラメンコを夜通し楽しむことができますよ。

 

◇第15回コルドバ フラメンコの白夜

615(土)〜16(日)

2230

[出]〈c〉ホセ・メルセ、〈g〉アントニオ・イゲロ

[場]コルドバ テンディージャス広場

24

[出]〈g〉ヘラルド・ヌニェス

[場]コルドバ オレンジの中庭

[出]〈c〉イスラエル・フェルナンデス

[場]コルドバ サン・アグスティン広場

1

[出]〈b〉メルセデス・デ・コルドバ、〈g〉フアン・カンパージョ、〈c〉ヘスス・コルバチョ

[場]コルドバ カラオラ近辺

130

[出]〈c〉フラン・コルテス、マヌエル・アングスティア、ホセ・オルテガ

[場]コルドバ コンデ・デ・プリエゴ広場

230

[出]〈c〉アントニオ・カルモナ

[場]コルドバ コレデーラ広場

3

[出]〈g〉ホセ・マヌエル・トゥデラ、オスカル・グスマン、〈c〉ぺぺ・デ・プーラ、ビセンテ・ヘロ、〈b〉ルシア・フェルナンデス、ホセ・ガランほか

[場]コルドバ コンパス・デ・サン・フランシスコ

330

[出]〈c〉ペドロ・エル・グラナイーノ

[場]コルドバ ポトロ広場

5

[出]デルビ・モトレタ・ブリート・カチンバ

[場]キリスト教王のアルカサル庭園

[問]https://lanocheblancadelflamenco.cordoba.es/programacion

2024年5月19日日曜日

コルドバのギター祭 プログラムとクルシージョ

7月には恒例、コルドバのギター祭が行われます。

昔はこの時期プールのあるホテルをとって、バケーション気分を味わいつつ、フラメンコを楽しむ 、なんて優雅なことをやっていました。

公演後には、マノロ・サンルーカルもご贔屓だった、老舗のアイスクリーム屋さんに寄ったりして。ホテルも今ほどたくさんなかったのでホテルの朝食でアーティストに会うことがあったり。楽しい思い出です。

今年もご当地出身ながら近年はアメリカで活躍しているホセ・アントニオ・ロドリゲスの新作をはじめ、ホルヘ・パルドと共演するカルメン・リナーレス、安定のトマティート、パコ・デ・ルシアに捧げ作品を上演するサラ・バラスなど安定品質。

コルドバの暑さはセビージャ以上ですが、それにめげずにぜひコルドバでもフラメンコ、楽しんでくださいね。



◇コルドバ・ギター祭※フラメンコ関連公演のみ

7/4(木)〜13(土)

74(木)2030分『ラ・ミラーダ・デ・ロメロ・デ・トーレス』

[出]〈g〉ホセ・アントニオ・ロドリゲス、ゲスト〈c〉ハビエル・ルイバル、ホセ・バレンシア、〈b〉ルシア・ルイバルほか、コルドバ交響楽団

[場]コルドバ グラン・テアトロ

[料]1230ユーロ

77(日)2030分『クアトロ』

[出]〈c〉カルメン・リナーレス、〈fl, sax〉ホルヘ・パルド、〈perc〉ティノ・デ・ジラルド、〈ベース〉カルラス・ベナベン

[場]コルドバ グラン・テアトロ

[料]1230ユーロ

78(月)2030

[出]〈g〉トマティート

[場]コルドバ グラン・テアトロ

[料]1230ユーロ

79(火)22

[出]〈g〉ガブリエル・ダリオ、クラシック〈g〉ルシア・レジェス

[場]コルドバ ポサーダ・デル・ポトロ、フォスフォリート・フラメンコセンター

[料]無料

710(水)2030分『イストリアス・デ・フラメンコ』

[出]〈g〉アントニオ・レイ、〈c〉ロス・マカリネス、〈perc〉アネ・カラスコ、ゲスト〈b〉ダニエル・ナバロ

[場]コルドバ ゴンゴラ劇場

[料]12ユーロ

712(金)2030分『ブエラ』       

[出]〈b〉サラ・バラス

[場]コルドバ グラン・テアトロ

[料]1230ユーロ

712(金)22

[出]〈g〉ジョランダ・モソス、クラシック〈g〉フランシスコ・ペレス・フェリア

[場]コルドバ フリオ・ロメーロ・トーレス美術館中庭

[料]無料

713(土)2030

[出]〈b〉バレリアノ・パニョス、クラシック〈g〉ミゲル・トラパガ

[場]コルドバ ゴンゴラ劇場

[料]12ユーロ

[問]https://teatrocordoba.es/festival-guitarra-cordoba/




◇コルドバ・ギター祭

74(木)〜6(土)10時〜14

[教]〈g〉カニサーレス

[内容]中上級『ドミニオ・イ・アルテ・デ・ラ・ギターラ・フラメンカ』定員15名※前もって課題曲と自由曲を練習しておくこと。自由曲の楽譜もしくは演奏録音を事前に送付のこと。

[料]180ユーロ

7[場]コルドバ ラファエル・オロスコ高等音楽院

7(日)〜9(火)10時〜14

[教]〈g〉アントニオ・レイ

[内容]中上級『フラメンコギターの技術。アルペジオ、ピカード、プルガル、ラスゲアオ、トレモロ』定員15

[料]180ユーロ

[場]コルドバ ラファエル・オロスコ高等音楽院

77(日)〜9(火)

[教]〈b〉ラファエラ・カラスコ

[内容]10時〜12時初中級『フラメンコの技術と振付』1230分〜1430分上級『フラメンコの技術と振付』定員各15

[料]各80ユーロ

[場]コルドバ ルイス・デル・リオ舞踊学院

710(水)、11(木)10時〜14

[教]〈b〉インマクラーダ・アギラール

[内容]中級『理論と実践。舞踊、歌、ギターのフラメンコの決まり』定員ギタリスト、踊り手各8

[料]100ユーロ

[場]コルドバ ルイス・デル・リオ舞踊学院

712(金)、13(土)

[教]〈g〉ヘラルド・ヌニェス

[内容]中上級『レトリカ・ソノリダ・フラメンカ』定員12

[料]130ユーロ

[場]コルドバ ラファエル・オロスコ高等音楽院

[問]https://teatrocordoba.es/

2024年5月18日土曜日

フラメンコ・オン・ファイヤ プログラム発表

 

北スペイン最大のフラメンコ祭、フラメンコ・オン・ファイヤのプログラムが発表されました。
2014年に始まったこのフェスティバル、第一線で活躍するアーティストの劇場公演を中心に、興味深いギターのコンサートや、バルコニーを舞台に一般市民が無料で楽しめるバルコニーコンサートなどで、瞬く間に、スペインでも有数のフラメンコ祭として、各地からファンも訪れるようになりました。
今年は、アンダルシア舞踊団やマヌエラ・カラスコなど舞踊公演も例年より多く、このフェスティバルが企画したギター公演にもファルキートが出演します。

牛追い祭りで知られるパンプローナ、フラメンコ好きにはサビーカスの生地としても知られますが、フラメンコ合宿のような5日間、観光も兼ねて行ってみるのも楽しそうです。







◇フラメンコ・オン・ファイア

823(金)1930

[出]〈c〉アンヘル・オクライ、〈g〉ルイス・サンチェス

[場]ビアナ 市役所バルコニー

[料]無料

824(土)21時『ロス・パシトス・ケ・ジョ・ドイ』

[出]〈c〉ヘスス・メンデス、〈g〉ぺぺ・デル・モラオ、〈palmas〉ディエゴ・モントージャ、カルロス・グリロ、ゲスト〈b〉エル・チョロ、

[場]ビアナ ルイナス・デ・サン・ペドロ

[料]25ユーロ https://www.enterticket.es/eventos/jesus-mendez-los-pasitos-que-yo-doy-997811

824(土)20

[出]〈c〉サウル・キロス、〈g〉ラウル・ラミレス・フェルナンデス

[場]トゥデラ 市役所バルコニー

[料]無料

824(土)21時『コロル・シン・ノンブレ』

[出]〈b〉ホセ・マジャ、〈g〉リカルド・モレーノ、〈c〉エル・ファロ、デリア・メンブリべほか

[場]トゥデラ ガスタンビデ劇場

[料]3238ユーロ https://es.patronbase.com/_Tudela/Productions/G364/Performances

824(土)23

[出]〈c〉アントニオ・アジャ“エル・ハロ”、gアントニオ・ミゲレス

[場]トゥデラ コンセルバトリオ・フェルナンド・レマチャ

[料]無料

827(火)2145

[出]〈g〉ヘラルド・ヌニェス

[場]パンプローナ バルコン・パラシオ・デ・ナバラ

828(水)12

[出]〈g〉ぺぺ・アビチュエラ、ホセミ・カルモナ

[場]パンプローナ 市役所広場

[料]無料

828(水)1830

[出]〈g〉ヘラルド・ヌニェス、アルバロ・マルティネテ

[場]パンプローナ シビボックス・コンデスタブレ

[料]無料

828(水)1945

[出]〈c〉サロメ・パボン、〈g〉ヘロニモ・マジャ

[場]パンプローナ パラシオ・デ・エスペレタ

[料]無料

828(水)20

[出]デルビ・モトレタ・ブリート・カチンバ

[場] パンプローナ セントラル

828(水)2230

[出]〈c〉カプージョ・デ・ヘレス

[場]パンプローナ ホテル・トレス・レジェス タブラオ・オン・ファイア

829(木)12

[出]〈c〉カプージョ・デ・ヘレス、〈g〉ラモン・トルヒージョ

[場]パンプローナ 市役所広場

[料]無料

829(木)1245

[出]c〉サロメ・パボン、〈g〉ヘロニモ・マジャ

[場]パンプローナ ホテル・ラ・ペルラのバルコニー

[料]無料

829(木)1830

[出]〈g〉エミリオ・カラカフェ

[場]パンプローナ シビボックス・コンデスタブレ

[料]無料

829(木)1945

[出]〈c〉ルイス・モネオ、〈g〉フアン・マヌエル・モネオ

[場]パンプローナ パラシオ・デ・エスペレタ

[料]無料

829(木)2030分『ピネーダ』

[出]〈b〉アンダルシア舞踊団

[場]パンプローナ バルアルテ

[料]3844ユーロ(通し券121.6140.8ユーロ)

829(木)2330

[出]〈b〉アルバ・エレディア

[場]パンプローナ ホテル・トレス・レジェス タブラオ・オン・ファイア

830(金)12

[出]〈c〉イスラエル・フェルナンデス、〈g〉アントニオ・エル・レロヘロ

[場]パンプローナ 市役所広場

[料]無料

830(木)1245

[出]〈c〉マラ・レイ、〈g〉フアン・ヒメネス

[場]パンプローナ ホテル・ラ・ペルラのバルコニー

[料]無料

830(金)1830

[出]〈g〉ホセ・フェルミン・フェルナンデス

[場]パンプローナ シビボックス・コンデスタブレ

[料]無料

830(金)1945

[出]〈c〉レメディオス・レジェス、〈g〉フリオ・ロメロ・サンティアゴ

[場]パンプローナ パラシオ・デ・エスペレタ

[料]無料

830(金)20

[出]〈g〉ライムンド・アマドール、ゲスト〈c〉ラ・カイタ、〈g〉カラカフェ

[場] パンプローナ セントラル

830(金)2130分『プーラ・サング』

[出]〈c〉イスラエル・フェルナンデス

[場]パンプローナ バルアルテ

[料]3844ユーロ(通し券121.6140.8ユーロ)

830(木)2330

[出]〈c〉アウロラ・バルガス

[場]パンプローナ ホテル・トレス・レジェス タブラオ・オン・ファイア

831(土)12

[出]〈c〉アウロラ・バルガス、〈g〉ミゲル・サラド

[場]パンプローナ 市役所広場

[料]無料

831(土)1245

[出]〈c〉ジョリス・ムニョス、〈g〉ヘスス・デル・ロサリオ

[場]パンプローナ ホテル・ラ・ペルラのバルコニー

[料]無料

831(土)1830

[出]〈g〉ホセ・カルロス・ゴメス

[場]パンプローナ シビボックス・コンデスタブレ

[料]無料

831(土)1945

[出]〈c〉エンリケ・エル・エストレメーニョ、〈g〉ペドロ・シエラ

[場]パンプローナ パラシオ・デ・エスペレタ

[料]無料

831(土)2130分『アルサプアII

[出]〈g〉ホセミ・カルモナ、ディエゴ・デル・モラオ、リカルド・モレーノ、ダニ・デ・モロン、〈b〉ファルキート、〈c〉レラ・ソト、デリア・メンブリーべ

[場]パンプローナ バルアルテ

[料]3844ユーロ(通し券121.6140.8ユーロ)

831(土)2330

[出]〈b〉ヘマ・モネオ

[場]パンプローナ ホテル・トレス・レジェス タブラオ・オン・ファイア

91(日)12

[出]〈c〉レメディオス・アマジャ、〈g〉ディエゴ・デル・モラオ

[場]パンプローナ 市役所広場

[料]無料

91(日)1245

[出]〈c〉セリア・フローレス、〈g〉リカルド・モレーノ

[場]パンプローナ ホテル・ラ・ペルラのバルコニー

[料]無料

91(日)1830

[出]〈g〉ダニ・デ・モロン

[場]パンプローナ シビボックス・コンデスタブレ

[料]無料

830(金)1945

[出]〈c〉ペリーコ・エル・パニェロ、ホセ・エル・パニェロ、〈g〉ディエゴ・デル・モラオ

[場]パンプローナ パラシオ・デ・エスペレタ

[料]無料

91(日)20

[出]カリファト34

[場] パンプローナ セントラル

91(日)2030分『シエンプレ・マヌエラ』

[出]〈b〉マヌエラ・カラスコ、マヌエラ・カラスコ・イーハ、ゲスト〈c〉レメディオス・アマジャ、アナベル・バレンシア、

[場]パンプローナ バルアルテ

[料]3844ユーロ(通し券121.6140.8ユーロ)

[問]https://www.baluarte.com/

829(木)2330分『マラガ・ラ・べジャ』

[出]〈c〉レマチェ・デ・マラガ、パキ・リオス、デリア・メンブリベ、g〉ルベン・ララ

[場]パンプローナ ホテル・トレス・レジェス タブラオ・オン・ファイア

[問]https://www.flamencoonfire.org

2024年5月17日金曜日

べヘールのフラメンコ祭

 5月15日、べヘールのフラメンコ祭のプログラムの発表記者会見がセビージャでありました。

カディス出身で、かつてオヨス舞踊団などで活躍したチャロ・クルスが この地区でスタジオを開いたのがきっかけで始まったフェスティバル。今年のフェスティバルは女性のフラメンコへの貢献に焦点をあけ、女性アーティストが数多く出演します。

アンダルシアの白い村の一つとして知られるべヘール。いつか行ってみたいフェスティバルの一つです。




◇第3回べヘール・フラメンコ祭

710(水)22

[出]『ガレリア』〈b〉ホセ・マルドナード、『コラソン』〈c〉マカレーナ・ラ・ネグラ

711(木)22

[出]『カンテ、トーケ、バイレ』〈b〉カレン・ルゴ、〈g〉チクエロ、〈c〉ロンドロ、『イ・ノ・エス・カジャル』〈c、クラリネット〉マリア・デル・タンゴ、〈g〉フアン・ディエゴ・マテオ

712(金)22

[出]『フイモス、ソモス、セレモス』〈b〉マカレーナ・ラミレス、〈c〉アナベル・リベラ、〈g〉ハビ・イバニェス、『エジャス』〈b〉パウラ・ジネット、〈c〉サマラ・モンタニェス、マリア・デル・タンゴ、〈g〉アントニア・ヒメネス、ベース/パストーラ・アンドラデス

713(土)22

[出]〈c〉マリア・テレモート、〈g〉ノノ・ヘロ、〈palmas〉フアン、ディエゴ・バレンシア、マヌエル・カンタローテ、『フラメンカス・デ・カディス』〈b〉クラウディア・クルス、〈c〉ロサ・ゴメス、マイ・フェルナンデス、マリア・ホセ・フェルナンデス、〈g〉トゥト・フェルナンデス

714(日)21時『エル・マニャーナ』

[出]〈b〉ローラ・ロセンド、ダニエラ・チャロレ、ロラ・ニエト

[場]カディス県べヘール・デ・ラ・フロンテーラ ムラジャ・デ・ラ・セグル

[問]https://www.festivalvejerflamenco.com/programacion-2024/



2024年5月16日木曜日

アル・グルグー

セビージャからマラガ方向に向かって進んだところにあるアラアル。

ここでのフラメンコ祭も今年で第22回だそう。今年はこのフェスティバルがフラメンコの功労者に贈るベルデ・テ・キエロ・ベルデ賞がこの町きってのアフィシオナード、ラファエル“グアルダコーチェ” に贈られるのも話題です。

街道のレストランのグアルダコチェ、駐車係なのですが、すごい記憶力の持ち主で、立ち寄ったフラメンコアーティストの車からナンバーまで完璧に記憶。歌も上手だし、知識も半端ありません。有名人にではなく、こういう本物のアフィシオナードにスポットを当てる、すごく素敵だと思いませんか?




◇第22回ニーニャ・デ・ロス・ペイネス記念アル・グルグー

516(木)2030分 プレゼンテーション

[出]〈b〉エル・チョロ、〈c〉ジョニ・レジェス、〈g〉ダビ・カロ

[場]セビージャ県アラアル カサ・デル・アイレ サロン・デ・アクト

[料]無料


66(木)2130

[出]〈c〉ペーニャ・クルトゥラル・フラメンカ・パストーラ・パボン・ニーニャ・デ・ロス・ペイネス

[場]セビージャ県アラアル 市立劇場

[料]5ユーロ

67(金)2130

[出]〈bフアン・トマス・デ・ラモリア、〈c〉ヘスス・コルバチョ、ペチュギータ、〈g〉ヘスス・ロドリゲス

[料]8ユーロ

[場]セビージャ県アラアル 市立劇場

[料]8ユーロ

68(土)2130分『ギターラ・コラル』

[出]〈g〉ジェライ・コルテス、コーラス/マリア・レジェス、トリアーナ・マシエルほか

[場]セビージャ県アラアル 市立劇場

[料]12ユーロ

614(金)2230分リサイタル/ラファエル“グアルダコーチェ”にベルデ・テ・キエロ・ベルデ賞授賞式

[出]〈c〉レラ・ソト、イスラエル・フェルナンデス、〈g〉ディエゴ・デ・モラオ

[場]セビージャ県アラアル サント・クリスト広場

[料]無料                              

615(土)2130

[出]〈c〉マリア・テレモート、〈g〉ノノ・ヘロ

[場]セビージャ県アラアル 市立劇場

[料]12ユーロ

[問]https://teatro.arahal.org/

ヒラルダを前に姪や妹たちと
ラファエル