2020年3月13日金曜日
ヘレスのフェスティバル2020総括記者会見
ヘレスのフェスティバル2020の総括記者会見が11日ヘレスのビジャマルタ劇場で行われました。
コロナビールスの影響は、中国人やイタリア人のクラス受講キャンセルなど多少あったものの。16日間、45公演+ペーニャで10公演、述べ650人のアルティスタが出演。その9割の客席を述べ2万1千人の観客が埋め、19公演は満員札止め。
53のクラスには40カ国からの参加者が定員の9割を埋め、うち65%は以前、フェスティバルでのクルシージョを受けた人たち、2割は10回以上来ている人立ちだそうで、フェスティバル常連が多数いることもこのフェスティバルの強みだということがわかります。国別参加者では統計を取り始めて以来ずっと日本がトップ。2位以下はアメリカ、フランス、スペイン、ドイツ、ブラジルと続きます。週末だけのクラス創設で国内からの受講者が増えたそうです。
また、一般の観客には見えにくいですが、小・中学生などがラファエラ・カラスコや国立バレエのゲネを見学、高齢者センターでもフラメンコのアルティスタの顔で写真を撮る、というイベントを高齢者たちが体験し、その写真が劇場ロビーに飾られていました。
というわけで、まずは成功裏に終わったと言えるでしょう。
個人的にも、今年は例年よりも、より素晴らしい公演が続く充実した年だったように思います。。45公演中、私が観たのは27公演+1グアリダ公演。ちょうど半分です。
18時にカンテリサイタル、19時に舞踊公演という日や29日のように1日に6公演もある時はやはりどちらか選ぶようになってしまいます。
長丁場、風邪も引けないし、体を休めることも必要です。
今年、私の印象に残るのは、ラファエラ・カラスコ、ラファエル・リケーニ、ファルー、ベレン・マジャ、マルコ・フローレス、エステベス&パーニョス、スペイン国立バレエ。
それに趣味がいい作品を作り上げたアンドレス・ペーニャでしょうか。
どれも高い志で見事な作品を作っていたと思います。
イニエスタ・コルテスやメルセデス・デ・コルドバ、オルガ・ペリセもいい瞬間があったし、マヌエル・リニャンたちの『ビバ』もいろいろなことを考えさせてくれました。
さて、来年は2月19日から3月6日までだそうです。
どんな出会いが待ってるかな?楽しみです。
Resumen Festival de Jerez 2020 from Festival de Jerez Televisión on Vimeo.
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