2024年9月23日月曜日

アルカンヘル『ウン・マル・デ・カンテ』

 20時半からマエストランサ劇場でアルカンヘル。

Archivo Fotográfico de La Bienal de Flamenco / ©Laura León

男女二人ずつのコーラス、パーカッション、二人のパルメーロファミニオーケストラのように壇上に並ぶ。

Archivo Fotográfico de La Bienal de Flamenco / ©Laura León
べニート・ベルナル、ミゲル・アンヘル・コルテス、サルバドール・グティエレス、フランシス・ゴメス、4人のギタリストが一人ずつ登場し、その伴奏で歌い綴っていき、最後は4人で伴奏するというオープニングは30分くらいあっただろうか。

エンリケ・モレンテ風のタンゴ、ソレア、ブレリア、サンブラ、シギリージャなどを歌いつぎアレグリアスで終わり、アンコールでファンダンゴ・デ・ウエルバ。

色々歌うのだけど、どれもいろんなスタイルを混ぜたり、工夫もしているし、コーラスの合わせとか、ずいぶん練習したんだろうな、と思うけど、この前のトゥリナの公演が良すぎたせいか、全く面白く思えなかった。見ているこっちの問題なのか、凝りすぎて、芯が見えなくなってるせいか。うーん。いや、アーティストの試みや努力を否定しているわけじゃないけれど、新作を作るにもフラメンコの元々の形、というか昔のフラメンコの形を考えてみるのも必要なのかな、と。思ったりしたことでありました。

Archivo Fotográfico de La Bienal de Flamenco / ©Laura León




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