2020年9月19日土曜日

ハビエル・パティーノ公演雨天中止/踊り手たちの記者会見

雨の会場
22時からのアルカサルでのギター公演。ハビエル・パティーノのリサイタルの予定だったのですが。雨で中止。お客さんも着席し、そろそろかな、という時に小雨が降り出し、観客は傘をさすなどして最初は座って待っていたものの、係員の誘導で屋根のある回廊に避難。その間、スタッフは機材などにビニールをかけたりしていました。が、結局、安全性からも開始することはできない、という判断で中止に。帰りはじめた時にはすでに止んでいたのですが、一度濡れた機材を乾くまで待つとかできなかったんでしょうね、きっと。
ハビエルはビエナルで自分の名前で講演するのは初めてだったのでさぞ悔しかったと思います。
ここのところ、毎回、雨天中止になる公演ありますね。オテルトリアーナの前回のラファエル・カンパージョらが出演の公演とか、ファミリア・フェルナンデスの公演が中止になったのはいつだったっけ?

この日、セントラル劇場ではマリア・モレーノの新作公演が行われ、好評だったようです。
観ること叶わず残念です。

Bienal©︎Claudia Caro Ruiz

なお、まだ注目の舞踊公演が続きます。
日曜日にはラ・ピニョーナの『アブリル』、火曜にはダビ・コリア『ファンダンゴ』、
24日メルセデス・デ・コルドバ『セール』、26日レオノール・レアル『ロサ』28(日)アナ・モラーレス『エン・ラ・クエルダ・フロハ』。10月1日オルガ・ペリセ、2日イスラエル・ガルバン、3日アンドレス・マリン。このうち、アンドレスの作品はストリーミングがあります。

18日にはこのうち、ピニョーナ、メルセデス、アナによる記者会見もありました。


ピニョーナはローレ・イ・マヌエルが歌った詩の多くを作ったフアン・マヌエル・フローレスの作品をテーマに、イスラエル・ガルバンのブレーンだったペドロGロメロの協力を得ての新作。メルセデスは数年前にコルドバで初演し今年のヘレスのフェスティバルでも好評だった作品、アナは作品ごとにメンバーをガラッと変えるそうで今年はホセ・ケベド“ボリータ”のトリオとの共演だそうです。

メルセデスは1980年、アナは1982年、ピニョーナは1985年の生まれ。この日は来なかったレオノール・レアルも1980年。オルガ・ペリセは1975年。ダビ・コリアは1983年。イスラエル・ガルバン公演に出演するパストーラも1980年。ロシオ・モリーナ1984年、パトリシア・ゲレーロ1990年。あ、彼女だけダントツに若いのね。パウラ・コミトレは1994年か。
30代後半からの10年間というのは気力体力ともに充実している一番いい時期なのかも。才能目白押しのフラメンコ舞踊界。なんかちょっとウキウキした気分になります。

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