2018年3月8日木曜日

ヘレスのフェスティバル ダニエル・ドーニャ「ノ・パウサ」

グラナダ出身のバイラリン、ダニエル・ドーニャはビジャマルタ初登場。
スペイン舞踊のカンパニーは大抵、サラ・コンパニアで、ビジャマルタで公演するのは稀なのだ。

エレクトロニックな音楽と録音、生演奏が交差する。

録音でのファンダンゴやフォリアで見せる、サパトでのボレラ風に始まり、

© Festival de Jerez/Javier Fergo
© Festival de Jerez/Javier Fergo
 ソロンゴのパレハはグラン・アントニオとロサリオへのオマージュだそうで、懐かしパソがいっぱい。かっこいいなあ。
© Festival de Jerez/Javier Fergo

© Festival de Jerez/Javier Fergo
マドリードのコンセルバトリオで学んだ韓国人バイラリナのボレーラのソロはお見事の一言。バレエ同様。スペイン舞踊にも、国境はない。うまいものはうまい。
© Festival de Jerez/Javier Fergo
トリージャは、ホタのような跳躍を多用した振り付け。
でも同じパソの繰り返しが多いかな。
© Festival de Jerez/Javier Fergo

 この夜、私が一番気に入ったのは、クリスティアンのカスタネットとダニエルのチンチネスの共演。リズム的にも、試みとしてもオリジナルで面白い。
© Festival de Jerez/Javier Fergo
 最後はマラガのベルディアレスへのオマージュをフラッシュで、ポーズとして見せ終わる。おしゃれだね。
© Festival de Jerez/Javier Fergo

 1時間と短い時間で、楽しいのだが、同じような振りの繰り返しが目立ち、いや、ボレラってそれしかないの、って思ってしまうようなのはちょっと気になったかな。
でも楽しいです。もっともっとスペイン舞踊を!



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