© Festival de Jerez/Javier Fergo |
電子音楽とヘマの美しい声が作る不思議な雰囲気で始まる。
アルゼンチンに移民した祖父への思いや、移民へのオマージュだそうだ。
ヘマが語るように歌う。口跡がいいし、はっきり発音しているのだから聞き取れそうなのだが、なぜか聞き取りにくいのは、フラメンコではない詩を無理やりフラメンコに乗せているからかなあ。
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ギターソロのロンデーニャからファンダンゴ、タンゴ、ソレア、
ペリコンと呼ばれる大きなお扇子でのアレグリアス。
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みよ、この見事な姿勢。
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一言で言うと、小劇場風フラメンコの作品。
ユーモアというか、面白くしようとしているところがあるのだが、根が真面目なのか、あんまり面白くならない。
フラメンコよりも、もっとスペイン舞踊よりの作品の方が向いているのでは?
あと衣装。フラメンコにとって、舞台にとって衣装の力は大きい。
練習着風のもので次々と踊られても、なんだかなあ、的な。
コンセプトを壊さない、もう少し、その曲の雰囲気を盛り上げる衣装があったのではないだろうか。
で、ロサリオ・トレドのADNを思い出す。
あれも踊りは一人。でもずっと楽しく、心に響く。
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