志風恭子のフラメンコ最前線: ヘレスのフェスティバル　アルフォンソ・ロサ「コン・セクエンシア」

今年のヘレスのフェスティバルには、ビジャマルタ初登場のアルティスタも多い。
その一人がアルフォンソ・ロサ。

マノレーテかグイトのバックで出演したことはあるかも？

でも、これまでの彼のソロ公演はサラ・ラ・コンパニアで、ビジャマルタは初めて。

男性らしく、キリッとした、複雑なサパテアードで観客を魅了する。

ビデオ出演のロシオ・モリーナとのデュオは出色の出来。
複雑なサパテアードの饗宴！！！
足がみつあみになるんじゃないか、ってほど。

バストンさばきの素晴らしさは特筆もの。

なんだけど、何を踊っても同じ感じになってしまうのはなぜだろう。
アレグリアスでも

タンゴでも

シギリージャでもソレアでも

ブレリアでも。

それを彼のスタイル、と言われればそれまでだが、うーん、せっかく、これだけ踊れるのだから、曲ごとに変化をつけて、きちんと曲のキャラクターを踊り分けてくれたら、もっともっと良いのになあ。
今こうして写真でみると、衣装を変えているんだけど、遠くから見ているせいか、男性の衣装に女性ほどバリエーションがないせいか、それも同じ風に見えてたし。
照明で工夫するとかできないかなあ。
なんかちょっと残念でありました。

志風恭子のフラメンコ最前線

2018年3月2日金曜日

ヘレスのフェスティバル　アルフォンソ・ロサ「コン・セクエンシア」

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2018年3月2日金曜日

ヘレスのフェスティバル アルフォンソ・ロサ「コン・セクエンシア」

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