2014年2月27日木曜日

ヘレスのフェスティバル2014五日目アルベルト・セジェス「ラス・カンパナス・デル・オルビド」

©Festival de Jerez撮影Javier Fergo
 歌い手一人、ギター一人、パルマが二人に踊りが一人。
シンプルな舞台。
でもフラメンコに、カディスのフラメンコにあふれた舞台。

アルベルトは1991年カディス県サン・フェルナンド生まれ。
地元のアカデミアで基礎を学び
後、セビージャのクリスティーナ・ヘーレンフラメンコ芸術学校の奨学金を獲得。
2012年セビージャとウブリケのコンクールで優勝した22歳。
現在はアンダルシア・フラメンコ舞踊団のメンバーでもある。

トナに始まりシギリージャ、マラゲーニャとカディスゆかりの曲が続く
カンティーニャス、そしてタンゴ。
ラファエル・カンパージョやハビエル・バロンの影響をみせつつも
真摯なフラメンコが展開する。

 

最後はタンギージョ。
折からカディスはカルナバル。
伴奏陣とともに客席に降りての一振りは観客を虜にした。

まだまだ若い。
これからもこの調子で磨いていけば素晴らしい踊り手になることだろう。

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