22日土曜日、第36回カセレス・フラメンコ祭がはじまった。
カセレスはエストレマドゥーラ地方にある古い町。
中世そのままのような旧市街は世界遺産に登録されている。
この町にはふたつのペーニャがあり、そのどちらもが同じ名前で
フェスティバルを開催しているのでややこしいが、
こちらは ペーニャ・フラメンカ・デ・カセレスの主催。
一昨年、瀧本正信、俵英三らが出演した方は
ペーニャ・アミーゴス・デル・フラメンコ・デ・エストレマドゥーラ主催で秋に行われる。
土曜はカンテにフアン・コラレス、エウヘニオ・カンテーロ、ペドロ・ペラルタ、マリア・アレグレ、ギターにホアキン・モニーニョ、ペリーコ・エル・デ・ラ・パウラと地元アーティストが出演する無料公演だったそう。
がこの5月25日火曜日には新譜「ルイード」をリリースしたホセ・メルセが登場。
地元のニーニョ・デ・ラ・リベラ、ラケル・カンテーロらと共演する。
両親も歌い手というラケルはセビージャ大学院フラメンコ学の同級生。
カセレスのサエタについて 博士論文を執筆中だ。
踊りはマドリード王立舞踊学校で学び、ラファエル・アギラール舞踊団などで活躍し、現在カセレスに住むというカルメン・オサード。アントニオ・ガデス主演の映画「恋は魔術師」にも群舞で出演している。
てなつながりで久しぶりに「恋は魔術師」をDVDでみる 。
ガデスのブラソと完璧なかたち、
グラナダ名物蠅踊り、モスカを踊るおばあちゃんたちのブラソと迫力の腰つきがいい。
洗濯の場でステラ・アラウソとマリア・パヘス発見。
皆若い。。。
1986年の映画だから25年前。
でもガデスの踊りはまったく古さを感じさせない。
たまには見返さなきゃだね、こういうのを。
ちなみに私がパセオに初めて書いた記事はこの映画についてだったような。
あの頃と今ではフラメンコをとりまく環境も、フラメンコ自体も変わっているけど
何より変わったのは自分?。いや体型だけじゃなくて。
でも本当はなんにも変わってないのかもしれない。
フラメンコはフラメンコだもんね。
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