2000年生まれのダビ・デ・アラアル、2枚目のアルバム発表かねたリサイタル。
20代とは思えない落ち着きと独創性。ソロに、マヌエル・デ・トマサやサンドラ・カラスコなどの歌伴奏に、アントニオ・カナーレスの舞踊伴奏に、と活躍しているのも頷けるリサイタルでありました。
グラナイーナの独奏に始まり
Archivo Fotográfico de La Bienal de Flamenco / ©Laura León |
ソレアでは、ゆっくりゆっくり、大切そうに弾いていく。音を出さずにコンパスが回っていくのを待つようなところもあって、いや、これは凄すぎる、と。
若いギタリストというと、力強い早弾きで音を詰め込んでいく、という印象があるのだけど、彼は真逆。人柄同様、落ち着いていて、少ない音で、間合いをとっての演奏。
ちょっとアラビアンなテイストもあったり、アラアルのアフィシオナード、ラファエルに捧げたレバンテでも、思い入れたっぷり、余白を残す演奏で聴かせる。
タンギージョのノリ、というかアクセントがちょっと重たい感じがあったけど、ブレリアにしても歌心いっぱい。
Archivo Fotográfico de La Bienal de Flamenco / ©Laura León |
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次の公演があったので私はここまでしか聴けなかったのだけど、最後にサンドラも飛び入りしたとか。
Archivo Fotográfico de La Bienal de Flamenco / ©Laura León |
新譜のプロモーションビデオがあったので貼っときますね。
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