旧万博会場内の地中海三文化財団では、ビエナル並行プログラムの一つとして毎週火曜日に無料のフラメンコ上映が行われているのですが、10日上映された『ラ・シングラ』を観てきました。
ラ・シングラ。名前を聞いたことがあるという人はかなりのフラメンコ狂ではないかと。
60年代から70年代かけてに活躍したバルセロナ出身の踊り手。
パコ・デ・ルシアらも参加していたドイツでの『フェスティバル・フラメンコ・ヒターノ』の録音で、その名前だけは知っている人も多いのかも?
カルメン・アマジャの『バルセロナ物語』にも出演しています。髪油を少量買って通りで踊る少年少女の場面、覚えていますか?あの女の子です。
映画は彼女という存在を知って、その謎を追っていく形。推理小説を読んでいるような、ドキドキ感で最後まで見せてくれます。
彼女を直接知っている人へのインタビューや、彼女の映像の挟み方も上手です。
ビデオは限られているのですが、写真も上手に使っています。
映画は彼女の踊りの映像もいっぱいあるし、日本でも公開されるといいですね。
予告編、貼っておきます。
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