セビージャ留学中の瀬戸口琴葉がペーニャ、トーレス・マカレーナに出演すると聞いて久しぶりにマカレーナまで。この日、AC/DCのコンサートがあるということで、黒いロックTシャツ着た人がやたら多いし、バスも満員。
ペーニャ、ずいぶん雰囲気が変わりました。数年前に会長が変わってからだそうで、雰囲気が全体に若返って明るくなったかな、あと女性が多くなりました。バルも働く人が増えたような。ペーニャは会員が毎月の会費を払って運営していて、会員が前の方に座るようになっていて、私も友達が会員だったので前の方に座らせてもらいました。
トーレス・マカレーナは毎週舞踊公演が行われているという珍しいペーニャ。通常、ペーニャはカンテ中心で、普段は全く公演などなく、バルみたいになっているところもあるのですが、ここは公演に講演、会員たちのお話会や歌の会などイベントが盛りだくさん。会員以外も協力費を払えば入れるので、留学生たちや観光客なども訪れる、開かれた雰囲気。昔、2009年NHKで放送された探検ロマン世界遺産という番組で、ユーミンが訪れていたのもここです。
ホセ・ルイス・メディーナのギターソロでグラナイーナ、瀬戸口の一曲目はシギリージャ。
歌はガジとキコ・ペーニャ。歌が良くて、踊っている瀬戸口もつい口元がほころぶ瞬間があったほど。でもちゃんとシギリージャでしたよ。コラへのシギリージャ。不幸で悲しみに打ちひしがれるより、なんでこんなことが起こらなくちゃいけないの、って怒っているような、そんなシギリージャ。よかったです。
舞台に出ていく前からしっかりソレアの雰囲気を演じていた。演じる、曲の中に入ることは大切。
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