セビージャ生まれでオルガ・ペリセなどの舞踊伴唱でも活躍中のカンタオーラ、インマ・ラ・カルボネーラがカディス県エル、プエルト・デ・サンタ・マリア出身でマドリード在住、やはりオルガ・ペルセやマヌエル・リニャン、マルコ・フローレスなど、主に舞踊伴奏で活躍中のアントニア・ヒメネス。この二人でのリサイタル。
民謡風なギターで始まり、 ロマンセ?と思ったら、ロルカの詩『ジプシー尼僧』に曲をつけたものだそう。マリアーナへと続き、グラナイーナ、ソレア・ポラー に始まるバルデラマが歌ったアルゼンチンへの曲。アレグリアス・デ・コルドバ、ロマンセ、そしてブレリア。
渋めのちょっと凝った演目は研究によるものという。ふーん。古いものを勉強すること=研究ということなのかな、うーん、そういうこと? 研究ってテーマがあるんじゃないかな、とか思ったりする私が固いのかな。古い曲を探してきて演じているだけだと物足りない。本当はテーマがあるんだけどまだ私には見えないだけなのかもだけど。
カルボネーラは声がいい。アントニアは繊細な演奏だけどアレグリアスとか、コンパスの回し方とかもうまくていい感じだし、二人の息も合っているし、良きコンサートだとは思うんだけど、うーん、なんかどっか物足りない感じがするのはどうしてだろう。うーん、単なる好みの問題? 低音が弱いのが気になったり、ダメ出ししたくなるけど、いやいやお前は何様と自分で自分に突っ込んだり。うーん、もう1回時間おいてみるべきかも、ですね。
©︎Actidea Noches de los jardines del Real Alcazar |
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