旧万博会場のモロッコ館での野外コンサート。
コルドバに住んでいるというトルコ人の左利きの弾き語り。
フラメンコと彼の故郷の曲を混ぜているそうで、トルコ語で歌うのだが、元歌を知らないのでなんとも言えないけれど、正直言って、フラメンコのフレーズ演奏があまり上手ではなく、声も特にいいわけではないから、二度目はない。トルコの人が聴いたら新鮮に思うのかもだけどね。
ブレリアとかも弾いて、トルコ語?で歌うのだけれど、フラメンコには聴こえん、と思ったらcomo el agua 歌い始めたけど、うーん、これはどうなんだろう。外国人なのにすごいというべき? いや、外国人とか関係なく評価すべき? 後者なら、はっきり言ってプロとして舞台に出るレベルではない。
これまでにたくさんの日本人をはじめ、外国人たちもビエナルの舞台に立ってきた。それを全部見たわけではないけど、これまでに私が観てきたビエナルの舞台の中で最低かも。90年から30年間大方の作品観てるから、500公演くらい観てきているはずなのですが。
ファンダンゴをお国言葉で歌う。それがタンゴへとつながる。???
スペイン語以外で歌うからフラメンコにきこえないのではなく、言葉のリズムやメロディへの載せ方にあるんだと思う。これって日本語でもそうだと思う。韻を踏むとかも関係あるんじゃないかと。これ、日本語でフラメンコを歌う時にも参考になりそうなので研究課題ですな。
というわけでちょっと我慢できず禁断の途中退席。1時間以上は耐えたのだけど。
あー事前にビデオ等で確認せずにやってきた私がバカでした。
雰囲気は良かったんだけどねえ。
Bienal©︎Jaime Martínez |
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