2017年4月2日日曜日

アルバ・モリーナ、ロサリオ・トレド

4月1日、セビージャのロペ・デ・ベガ劇場では一部二部で全く違う二人のアルティスタが公演。

一部はアルバ・モリーナ。ローレ・モントージャとマヌエル・モリーナの娘だ。彼女が両親の歌を歌うというのがこのコンサート。ホセ・アセドの伴奏でオープニングの「ディメ」から「シレンシオ」「ロメロ・ベルデ」「アルムタミ」など数々の名曲を歌い上げた。本人も舞台で話していたように難しい曲を親譲りの音程の良さ、声の伸びの良さで見事にこなしていた。ギターはマヌエルのをアレンジした感じだが、うーん、どうなんでしょう。
アンコールでは母ローレ、母のいとこカルメリージャも舞台に上がりパルマを。キリッとしたモントージャ家秘伝のパルマで盛り上げ、最後はローレも一曲歌い、観客は熱狂。

休憩を挟んでロサリオ・トレド「エル・プルソ・デ・ADN」
2年前、ヘレスで見た「ADN」からフアン・ビジャールを抜いて、ちょっと短くした感じ。
ロサリオの踊りがしっかりしているから、芝居仕立てなこんな作品も悪くない。
ギターのラファエル・ロドリゲス。カンテのダビ・パロマール、パルマとパーカッションのロベルト・ハエン。4人だけの舞台でロサリオが踊るのはアレグリアス、ルンバ、ロサリオが歌い踊るタンギージョ。最後はマントンのカーニャ。
ヘレスの時より、よりコンパクトによりフラメンコにまとめて見せた。

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