イサベル・バジョンの興奮さめやらず
氷雨降るヘレスの町をサラ・コンパニアへ
アンヘレス・ガバルドンも新作「コン・コリエンテ」を。
白いブラウスに黒いスカートが
一時期はやったアマソナ(女性の乗馬服)風。
コルドベスを使ってのガロティン。
伝統的な帽子づかいからはじまって
帽子を横にもって帽子と踊るようにしたりのオリジナル性もみせる。
シギリージャは漆黒のバタ・デ・コーラにパリージョ。
金色のアバニコを使ったグアヒーラも最初のガロティン同様、
伝統的な使い方から彼女らしい個性をもみせる。
フラメンコの王道。
華やかにみせる。
イサベルの新作と
ダビ・ラゴスとロンドロという歌い手二人以外にも
共通する部分が多かったという印象。
伝統を探り、その中に自分の個性を見いだして行く、
とでもいうのか。
歴史に学び前進していく。
文学、音楽、演劇、サーカス…
コンテンポラリーやジャズ、ロック
他のジャンルの芸術との交流。
様々な試みで探していたものは
フラメンコそのものの歴史の中にあったのかもしれない。
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