カンテ・デ・ラス・ミーナス国際フェスティバルも終盤。
今日からはコンクール準決勝です。
各地の予選を勝ち抜いてきた参加者たち。
トップバッターは去年も出場のピアニスト、アブドン・アルカラス。
派手なアクションが特徴的。
歌い手の一番手はバダホスのペドロ・シンタ。
マラゲーニャ、タランタ、カルタへネーラ。
続いてヘレス出身のカンタオーラ、サラ・サラドが
グラナイーナ、ソレア・ポル・ブレリア、ブレリアと歌い、
いよいよ暁子さんのタラント。
途中でスカート下がとれてしまうというアクシデントはあったものの
しっかりしたテクニックでみせてくれました。
ひとつひとつの動きがきれいで、しっかり指の先まで気持ちがこもっている。
これもコンクールの常連、ニーニョ・デ・アウロラマラゲーニャなど3曲につづき
再び暁子さんが登場。
赤いバタ・デ・コーラでのアレグリアス。
白地に赤い刺繍のマントンをひるがえし、華麗な舞。
バタの先っぽの動きまで完璧にコントロール、
コンパスにぴったりあわせるのには脱帽。もうお見事というしかありません。
ギターソロのカジェターノ・モレーノは隣町カルタヘーナ出身。
続いてバイレの2人目、クリスティアン・ペレス。
回転を多用したタラントに観客は拍手喝采。
コルドバのカンタオール、ラウル・アルカンタラ“エル・トロジャ” は28歳。
タランタ、マラゲーニャ、そしてミネーラ。
今日出場の歌い手の中では一番拍手が多かったような。
クリスティアンの2曲めもアレグリアス。
スペイン国立バレエ団学校に学ぶだけにしっかりしている。
この夜9人目の出場者はグラナダの“エル・コロライート”。彼もこのコンクールの常連。
マラゲーニャ、タランタ、レバンティカ。
続いてグアダルペ・トーレス。
マドリード生まれだがアンダルシア舞踊団に在籍していた実力派。
コルドバ出身、エバ・デ・ディオスのソレア、カンティーニャにつづき
今日のトリはグアダルペのロマンセ。ロマンセというもののブレリア?
と、10時にはじまったコンクールが終わったのはなんと2時5分だったのでした。
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