賞つながりで、思い出しました。
先頃、来日してすばらしい舞台をみせてくれたエバ・ジェルバブエナの
コンパス・デル・カンテ賞受賞が決定していたんです。
授賞式は来年の11月頃になる予定、ということなのですが、
とりあえずめでたい。
このフラメンコの功労者におくる賞を主催(というのか?)しているのは
セビージャのビール会社、クルスカンポ。
はい。あのセビージャの突き刺さりそうな陽光の中でごっくご飲むのがとってもおいしい
軽い飲み口のビールです。
日本にも輸入されていて、スペイン料理店などで飲んだことがある人も多いのでは?
この賞、前回の受賞者がメルチェ・エスメラルダ、その前がミラグロス・メンヒバル、と
女性舞踊家の受賞が続いていますが、これまでの受賞者を振り返ると、
1984年の第一回受賞者のマノロ・マイレーナにはじまり、フォスフォリート、チャノ・ロバート、パコ・デ・ルシア、ピラール・ロペス、フェルナンダ・デ・ウトレーラ、マノロ・サンルーカル、ファルーコ、、ホセ・メネセ、マリオ・マジャ、フアン・アビチュエラ、マティルデ・コラル、レブリハーノ、アントニオ・ガデス、カルメン・リナーレス、クリスティーナ・オヨス、マヌエル・モラオ、チョコラーテ、パケーラ、と、
重量級、人間国宝級フラメンコがずらっと並びます。
ほぼ半数が故人だというのはつらいけど、現役ばりばりもたくさん。
でもどっちかというと、賞の性格からか、熟年世代中心。
そんな中で若い彼女の受賞はほんとうによろこばしいことであります。
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