2020年3月1日日曜日

へレスのフェスティバル9日目9日目朝『ヘレス、ザ・ブレリア・エクスペリエンス。エアル・コンパス・デ・バリオ・サンティアゴ』

フェスティバルの中日。4年に一度の2月29日。
なぜかこの日はビジャマルタ劇場公演以外にもペーニャが2つ、フィエスタをテーマにした小公演が5つというクレイジーな日。全部はとても無理だけど、半分をクリアできました。
フィエスタ公演の会場はサント・ドミンゴ修道院。
でもかつてベレン・マジャが踊ったパティオでも、展覧会が開催されてる1階でもなく、2階の、長細いだだっ広いところにできた特設舞台にプラスチック椅子。
舞台も小さく、客席も後ろの方だと見づらいことこの上ない。

12時からの第一弾は、ヘレス、ザ・ブレリア・エクスペリエンス、サンティアゴ街のコンパスで、というタイトルで、ルイス・デ・ペリキンのプロデュース。
ルイスはペリキンの三男坊で、パーカッショニストだけど、ギターも弾けばCDプロデュースもするなどやりてでございます。

フェルナンド・デ・ラ・モレーナ(同じ名前の歌い手だったお父さんの息子)の伴奏で、マヌエル・デ・カンタローテがソレア・ポル・ブレリアとティエント、
© Festival de Jerez/Javier Fergo

ファニア・サルサーナがアレグリアスとソレア。
© Festival de Jerez/Javier Fergo

いい声を持ち、真面目に勉強してそうな若手二人のカンテソロ2曲ずつに引き続き、御大ティア・フアナ・ラ・デル・ピパ登場。ディエゴ・デル・モラオの伴奏でシギリージャとブレリア。シギリージャの伴奏はやっぱモラオだよね。
© Festival de Jerez/Javier Fergo



で最後はブレリア。

子供たちがわらわらと踊る。
© Festival de Jerez/Javier Fergo
でティア・ジョジャ婆様もフアナの歌で踊る。
© Festival de Jerez/Javier Fergo
シンプルな構成の1時間。
楽しかったです。

いやあ、へレスの、それもサンティアゴのコンパスって、なんでこんなに気持ちいいんだろう。

凝った舞台もいいけれど、こういうシンプルなフラメンコもググッときますね。

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