カルメン・リナーレスといえば
「アントロヒア」を代表作にもつ正統派カンタオーラの大御所。
その彼女が元パコ・デ・ルシア・セクステットのホルヘ・パルドらと共演。
さてどんな舞台に?
と興味をひかれ夜11時にセントラル劇場に。
いやいや素晴らしいコンサートでした。
前日のドランテ+ガルシア・フォンスのコンサートが
フラメンコから羽ばたき飛び出し宇宙の彼方にいってしまうのに対し
こちらのコンサートはフラメンコから離れても帰って来るのであります。
Bienal. A.Acedo |
ティノのドラムの刻むコンパス、
歌うようなホルヘのフルート、サックス。
時に歌い、時にリズム隊となるカルラス。
彼らとカルメンの声のハーモニー。
ファンダンゴ。
そしてアルバム「ラミート・デ・ロクーラ」に収録されていた
ミロンガ,
ブレリアではペペ・トーレスが登場しみごとな足さばきをみせる。
この人の舞台の歩き方の美しさは天下一品。
そして膝下の美しさも。
ホルヘとカルメンのカンテス・デ・レバンテの共演。
カルラスのベースのイントロによるグラナイーナ。
シギリージャ。
タンゴ。
そしてブレリア。
気持ちのよい夜でした。
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