2013年5月16日木曜日

国立バレエ団新作「ソローリャ」

スペイン国立バレエ団
待望の新作
「ソローリャ」
その世界初演が
6月12日から30日まで
マドリードで行われる。



ソローリャはバレンシア生まれの画家。
生涯に2200以上の作品を残した。
スペイン印象派とも光の画家ともいわれ、
海辺に遊ぶ人々を描いた絵で広く知られている。

その彼がニューヨークのイスパニックソサエティからの依頼で制作した連作
「ビジョン・オブ・スペイン」。
スペイン各地の風物を描いたこの絵たちにインスパイアされて
制作されたのが今回の作品。

たとえば、この絵を見たことのある人も多いのではなかろうか。
"El Baile"
この絵がポスターの瞳の中にうつっている。


アラゴンのホタやガリシア地方のムニェイラ、バスク舞踊、
そしてフラメンコ、クラシコ・エスパニョール、
エスクエラ・ボレーラと
スペインの豊かな舞踊の数々を
みせてくれる作品だそう。

その稽古のビデオはこちら。
国立バレエ団のダンサーたちには
コンセルバトリオ(公立舞踊学校)で
バレエや民族舞踊を学んで来たという基礎があり
現在もレッスンを欠かさないので
その動きが本当に美しい。


振付は民族舞踊が
アランチャ・カルモナとミグエル・フエンテ、
フラメンコはマヌエル・リニャン、
そしてクラシコとボレーロがバレエ団監督アントニオ・ナハーロ。


公演会場はマタデーロ.
昔は屠殺場だったという文化センター。
その中のナーベ・エスパニョール。
開演は20時30分で(21日のみ19時30分)月曜休演。

入場料は火水木が18ユーロ
金土日が24ユーロ。


入場券はこちらから


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