「アボレンゴ」
プログラムによると祖先のことで
偉大な祖父ファルーコをもつ彼と
エンカルナ・アニージョが揺り椅子に座って歌うナナ
上手下手にわかれて登場した二人で踊るシギリージャ。
ファルキートは舞台一杯をつかって踊るけど
このパレハでもそう。
二人が遠すぎてどっちかしか観られないときがあったのは残念。
で、どうしても目はファルキートの方に。
その姿だけでオレ!
品格がある。
品格がある。
カリメは新宿「エル・フラメンコ」にでていたのを覚えてる人も多いだろうが
決して下手にでることなく対等にきちんと踊っている。
さすがの度胸と押し出し。
怒濤のサパテアードの応酬にエンカルナの熱唱が絡む。
見事なオープニングだ。
怒濤のサパテアードの応酬にエンカルナの熱唱が絡む。
見事なオープニングだ。
カリメは大叔母のブレリアを
大叔母のきていたような衣装で。
がずっと女性らしい体つきだ。
細かいサパテアードを嵐のように繰り出す。
細かいサパテアードを嵐のように繰り出す。
舞台狭しとかけめぐる
ファルキートのアレグリアスは大好きなのだが
今日はなぜか暗めの照明で夜のアレグリアス、という感じなのがちょっと残念。
ベルナルド・パリージャのバイオリンが
ホアキン・コルテスの時代をおもいおこさせる。
ベルナルド・パリージャのバイオリンが
ホアキン・コルテスの時代をおもいおこさせる。
ピアノからカンテのサンブラに
再びカリメ。
これもまたカルメン・アマジャ風の衣装で
カルメン風の振付け。
これらカルメン風の振付けはカルメンの振付けにヒントをえたカナーレスのものという。
ギターソロのタランタのあとは
下手のテーブルの上でのファルキートのサパテアード。
カリメ・アマジャのソレア・ポル・ブレリア。
これはかなり彼女の個性がでていたようにも思う。
これはかなり彼女の個性がでていたようにも思う。
そしてファルキートのソレア。
祖父から受け継ぐソレア。
カンテを身体にしみこませるように浴びてマルカール
落としどころのかっこよさ。
やっぱファルキートだ!
作品としては踊っているときの顔がみえない照明など
文句もないではないが
フラメンコをしっかりみせる構成で
最後のブレリアまで
フラメンコを十二分に堪能させてくれたのでありました。
最後のブレリアまで
フラメンコを十二分に堪能させてくれたのでありました。
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