21時半アルカサルでの最終公演はセビージャを代表するギタリスト、リケーニの公演に若手アレハンドロが出演かと思ったら、別々でした。こういうパターン多いな、今回。
アレハンドロは、正確に見事に演奏したラモン・モントージャのロンデーニャの他、自作のファルーカとシギリージャ、ニーニョ・リカルドのヒタネリア・アラべスカと4曲を披露。
Archivo Fotográfico de La Bienal de Flamenco / ©Laura León
ラファエルはソロでグラナイーナから演奏し始め、、ソレア、そしてソレア・ポル・ブレリアと続く。
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かつてのような神がかった演奏ではなくて、滑らかさも幾分失われているようでも、音が違う。スペイン民族楽派の作曲家たちを比較に出されるような、えもいわれぬ美しいメロディ、音楽世界はもちろん健在で、あとは聴き手の想像力で補っているようなところもあるかもしれない。
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その後、チェロとのデュオでナナなど、またサルバドール・グティエレス、マヌエル・デ・ルスとのトリオでロマンチックなテーマ『エサ・ノチェ』などを演奏。
Archivo Fotográfico de La Bienal de Flamenco / ©Laura León セビージャの夜にリケーニはよく会うなあ、と、美しい音を心に家路につきました。 セントラル劇場ではパウラ・コミトレの新作公演があったけど時間が重なり行けず残念至極。ヘレスでやるかな? |
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