偶数年の今年はビエナルの年。
というわけで、まずは関連イベント/記者会見第一弾。 ポスターのお披露目が1月16日、セビージャ市役所で行われました。市役所前には時間が近づくにつれたくさんのアーティストたちが。
今年のポスターはマジョルカの画家バルセロによるもので、根っこがあって枝が伸び、花が咲く、というイメージなのかな。その根っこが女性のダンサーのようでもあり。カマロンやパコ、カラコール、フェルナンダなどの名前が散りばめられてあります。で、ルイス・イバッラ監督がまだ正式発表はされていないプログラムの一部、というか、出演予定アーティストの名前などを語ってくれたのだけど、これがすごい。いやあ、みんな出るん?みたいな感じ。
©︎ Kyoko Shikaze |
「10年ぶりにミゲル・ポベーダが出演します。ビエナルのための、唯一の公演となります。唯一の公演は他にも、アルカンヘルがツアー中ですがその公演とはひと味違う、ビエナルのための特別な公演となります。エスペランサ・フェルナンデス、イスラエル・フェルナンデスはもっと内輪感のある公演、ホセ・バレンシア、ペドロ・エル・グラナイーノ、ラファエル・デ・ウトレーラ、ダビ・パロマールらは新作を上演し、他にもグアディアナやラ・ファビも出演します。舞踊ではイスラエル・ガルバンが閉幕を飾ります。舞踊では、セビージャ交響楽団との共演で『カルメン』を踊ります。ファルキートはビエナルのためだけの特別な公演をカンテのスターを迎えて行います。歌い手の名前言いたいのですが、これはもう少し後にします。エバ・ジェルバブエナはここ数年ビエナルではやっていないクアドロ形式で踊ります。マヌエル・リニャンは新作、ホアキン・グリロ、メルセデス・デ・コルドバ、マヌエラ・カルピオ、ラファエラ・カラスコは国内初演。また、パトリシア・ゲレーロのアンダルシア舞踊団監督としての第一作も上演します。マノロ・フランコはあのアルバム『アルヒベ』以来のソロでの2枚目のアルバムをビエナルで初演、フアン・カルロス・ロメロ、ドランテス、ラファエル・リケーニ、ペドロ・シエラ。またベテラン勢ではアウロラ・バルガス、ホセ・デ・ラ・トマサ、カリスト・サンチェス、エンリケ・エストレメーニョ、フアン・ビジャール…マヌエラ・カラスコは引退ツアー中ですがセビージャでは特別な公演となる予定です。他にも、ハビエル・バロンはロサリオ・トレドと、アンドレス・マリンはアナ・モラーレスとの公演です。エル・ペレとアントニオ・カナーレス、ホセ・アントニオ・ロドリゲスの公演はそれぞれが勝手にやる柄方式ではなく一緒の場面があります。トレメンディータはカイタと、リカルド・モレーノはニーニョ・ホセーレと共演します。ミゲル・アンヘル・コルテスはホセ・マリア・ガジャルドと『アルベニス・フラメンコ』を演奏します。パコ・ハラナ、セグンド・ファルコンとラファエル・ロドリゲス“カベサ”の共演もあります。ライムンド・アマドールとカラカフェはそれぞれのパートだけでなく共演のシーンもある予定です。マカニータとイネス・バカンはペドロ・リカルド・ミーニョとです。ヘスス・メンデスとマリア・テレモト、カンカニージャとプリリ。マヌエル・バレンシアが監督でフアナ・ラ・デル・ピパ、ダビ・カルピオ、マヌエル・モンヘがヘレスの公演をします。他にもエストレマドゥーラのアーティストの日もあります。若手では、ダビ・デ・アラアル、マヌエル・デ・ラ・トマサ、レラ・ソトとの新作を上演します。エル・トゥリとペレーテの公演もあります。フロレンシア・オスは新作を初演し、パウラ・コミトレは新作をスペイン初演します」
市長の挨拶©︎La Bienal |
最後に一曲演奏したダビ・デ・アラアルも良かったのでビデオのっけときますね。
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