大トリを務めたのはアルカンヘル。
今年のフェスティバルでは夜の公演はこれひとつだけ。
ビジャマルタ劇場で予定されていたメルセデス・ルイス公演が彼女の妊娠で中止になったので、18時半の公演終了後、ゆっくりタパする時間もありました。
公演あったら20時半のみで22時で移動に歩いて20分くらいかかるから、タパかき込んでになっていたなあ。
会場のアタラジャ博物館は世界でも屈指の時計のコレクションの博物館なのですが、その他にも庭園、ホールや会議場/宴会場でもあり、そのホールが会場となっているのです。
これまでここで行われた公園の時よりぐっと舞台の高さを下げて、マイクなし(舞台の角に補強するような形で置かれてはいたけれど)の生音でフラメンコを楽しんでもらおうという趣向。
暗くなった客席後方からファンダンゴ・デ・ウエルバを歌いながら登場するオープニングは意表をついていてよかった。
©︎Javier Fergo Festival de Jerez |
お決まりのコーラス部分は客席でも口ずさんでいる人も。
ダニ・デ・モロンの伴奏で、ブレリア、タンゴと歌い続け、
©︎Javier Fergo Festival de Jerez |
ファンダンゴ・デ・ウエルバやセビジャーナスのような、カンテのリサイタルではあまり取り上げられない曲などでも聴かせるのはさすが。
でもなんか、後半はマカレーナのプロモーションのようにも思えちゃうなあ。技術はあるけど、ヘレスでソロ踊るにはまだまだ、のような気がするんだけどね。
まあ、とにかくこうして、イレギュラーだらけのヘレスのフェスティバルは幕を閉じたのでありました。
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