2019年1月17日木曜日

La Yunko en Peña Torres Macarena トーレスマカレーナでの萩原淳子

セビージャ市の中心から北に行ったマカレーナ地区にあるペーニャ、トーレス・マカレーナ。おそらくセビージャで最も活発に活動を行っているペーニャで、毎週のように、舞踊やカンテの公演があり、タブラオとは一味違うフラメンコを求める外国人客も多いところです。
ここで、セビージャと日本を行き来するバイラオーラ、La Yunkoこと萩原淳子さんの公演が行われました。
ローマ字でJunkoと書くとスペイン語読みでフンコとなってしまうので、ジュンコをYunkoと書いているわけですね。

タブラオとは違い、飲んだり食べたりはバルスペースとパティでだけで、舞台のある方では飲食禁止。少し遅れて始まるのもタブラオとは違います。

ベテラン、ミゲル・ペレスのギターソロに続いて、

フアン・デ・マイレーナと

クリスティーナ・トバルの

カンテソロはマルティネーテ。二人とも最近、舞踊伴唱でよく名前を聞く人たちで、きちんとした歌い方。フアンはマリア・パヘス舞踊団やタブラオ、ロス・ガジョスでも活躍しています。

踊りはソレア。深紅の衣装で




感情を込めてきちんと踊る。

休憩を挟んで、カンテソロのマラゲーニャ/ベルディアーレスからの、緑のバタ・デ・コーラでのアレグリアス。美しい衣装、白のシージョ、櫛やモーニョなどの髪の誂えまで完璧な装い。巧い人です。


明るく軽やかに踊りあげる。

一つ一つのポーズも美しい。

教科書のようなきちんとしたアレグリアスにスタンディングオーベーション。


フィン・デ・フィエスタでは松彩果も参加して、一夜の楽しいフィナーレとなりました。



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